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死神永生: 三体Ⅲ
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死神永生: 三体Ⅲの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全180件 41~60 3/9ページ
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ストーリーもさることながら、宇宙や物理に興味のある人なら劉慈欣の未来を知っているかのような異常な発想力にも衝撃を受けると思う 三体Ⅱではフェルミのパラドックスの一つの答えとして暗黒森林理論を提唱し宇宙の真の姿の一部分が明らかになったが、三体Ⅲではさらに踏み込んで「宇宙はなぜ今の姿になったのか」「光速度などの物理定数は誰が決めたのか」という宇宙の根幹に関わる部分が明らかになる 宇宙の真の姿については様々な作品で語られることが多いが、三体Ⅲのそれは暗黒森林理論をもとに現在の科学の延長線上にある尤もらしいものになっているため、読者に与えるインパクトも大きい 全くの想像で現代人がこれを書いたことが一番の驚きだ | ||||
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三体全巻を通読した。 確かに面白かった。 が、色々引っかかる点も多くて没入できず。 まず、第六部は要らなかったのではないか。それまでの緻密な描写が一転して大味になりスケールこそ大きくなりはするものの細部がざっとしすぎていると感じた。 次に、葉文潔はいつの間に宇宙社会学の公理を得たのか?しかもよりによって何故羅輯に授けたのか? また、二巻では黒暗森林であったのが三巻では何のことわりもなく(普通に)暗黒森林になっていた。黒暗という普通にはない表現に意味があるのかと思っていたのにすっかり肩透かし。 4つ目、高wayはどこに行ったのか?きっと後から低光速ブラックホールで何か役割があるのかと思っていたのだが、結局再登場せず。 最後に重要な点。羅輯がおまじないをかけた星や三体世界にはその中心星の恒星を破壊するだけの攻撃だったのに、太陽系に対してはそれを遥かに超える二次元化という攻撃が行われました。二次元化だと相手の星だけでなく自らをも含むこの宇宙全体が二次元化してしまうという究極の攻撃。つまり我々の宇宙が始まって以来138億年一度も起きなかった二次元化が我が太陽系に対して為されたのです。数千億個の銀河が存在する我々の宇宙のなかの平凡な棒渦巻銀河に過ぎない我々の銀河系の、さらに太陽系という平凡な惑星系のどこにそんなに危険性があるのでしょうか?人類ってそんなに凄いの?太陽系の何が二次元化しなければならないほどの重要性・危険性をもっているのかを明らかにしてほしかった。 まぁ他にも色々ありますが、久しぶりに読んだSFです。十分楽しめました。 実写版を作るとき智子(アンドロイドの方)は水原希子さんでお願いしたいです。食糧ならおまえたちの周りに幾らでもあるだろ!という啖呵を切らせたら右に出るものはいないと思います。 | ||||
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劉慈欣の「三体Ⅲ、死神永生(下巻)」。遂に完結した…。読み終えるとそれなりに感慨深い。 壮大な宇宙を巡る旅にいざなってくれたこの作品は見事である。膨大な知識と 予想外のアイデアが次々に次元展開する。 ただ一巻目の三体は冗長的で、なおかつそれ以降はそもそも三体世界、三体人というのが、あくまで地球人のリアクションを通して読者に想像させる形で描かれている様に感じる。つまり具体的には描かれていない。そこは少々残念…。 それでもこの作品が緻密で、楽しさと驚きに溢れている事は言うまでもない。 この巻は脳だけ飛ばされた、あの程心を愛する雲天明の語るおとぎ話、創作物語で始まる。 一瞬は今何の本を読んでるんだっけ?といった心境にもなるが見事にこの本全体を貫く内容だった。 その後は三体世界を遥かに超えた宇宙規模のスケールになるが、ロボットもののガンダムもそうだったように、この三体という作品もメカニックや物理理論が目立つSF世界だが、それを通して逆に微力、極小ながらも力強く生きる人間の存在というものをよく描けていると思う。 欲を言えば、初めから、関一帆と程心との関係性を深めておけば、もっと盛り上がったとは思う。そうすれば壮大なラブロマンスとしても際立ったのではないか…。 そうならないことでのリアリティーというのも勿論あるだろうが…。 それにしても登場人物が次々冬眠して何十年、何世紀後の世界で目覚める、というのは普通のミステリーでは無い状況なので、眼を見張った。 驚く中でも、はじめの「三体」で脱水する三体人が描かれていたが、その2次元化というテーマも最後まで本書に貫かれていたポイントだったので、その一貫性にも凄さを感じた。宇宙を絵画化する作者は芸術家でもあると思う。 この本で学んだ宇宙は暗黒の森林であること、それを考えると全人類、全宇宙にいるかもしれない存在にとっての共通の巨大な怖さが見えてくる。 哲学のいくつかが捉える宇宙とは違った宇宙観ではあるが、抽象化され得ぬ広大さが体感できてとにかく面白かった。 | ||||
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"人間性をなくしたら、われわれは多くのものを失う。しかし、獣性をなくしたら、われわれはすべてを失う" -- ウェイド | ||||
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読了しました。すぐに三体ロスになりました。 これだけ壮大な構成になるとは、三体を読み始めた時には想像出来ませんでした。 尻すぼみやウヤムヤ、曖昧な結末でなく、最後に見事な大団円があります。 ストーリーも圧巻ですが、登場人物の魅力がまた格別です。 ルオジーが執剣者の任を終える時の描写、ハードボイルドの極みでした。 AAの何とも言えない明るさ、もう読めないのが淋しいです。(三体Xでまた描かれるようですが) これだけの作品に残りの生涯で出会えるだろうか、という気持ちになっています。 | ||||
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大被害に遭ったあとも目が覚めることはなかった 喉元過ぎれば熱さを忘れる 水は低きを流れる 子のため牙を血に染めた雌獅子はもういない 育てたことも 産んだことも 母にもなったことない 御伽噺を愛する女に四十億の人を護る親となれと任せた結果 やったあとも他人事 周りも周りで責任転嫁がリアルだった その場の、その場の気分さえ良ければいい | ||||
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止まらない。読むのが止まらない。 宇宙を旅する気持ちにどっぷり浸かれる。 これは凄すぎる。とんでもない。 日々の雑事などどうでも良くなる。 | ||||
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一気に読了しました。すごい内容です。 一読、お勧めします! | ||||
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一気に読了しました。すごい内容です。 一読、お勧めします! | ||||
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劉慈欣「三体III死神永生(上)」読了。前作にて三体文明の侵攻から見事に脱したものの危機が続く人類。その中三体文明に1人の脳を送り出す計画に想像が膨らむ様々な駆け引きや展開が繰り広げられ圧巻だった。また人類の未来が描かれた移り変りから現代が一瞬でこれから変わる実際の未来に思いを馳せた。 | ||||
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劉慈欣「三体III死神永生(下)」読了。三体文明をも軽々と凌ぐ宇宙の新たな文明の存在とストーリーの広大さに驚愕した。まるでクラークや小松左京、光瀬龍のような宇宙を超越した世界観を味わう事ができた。特に、次元が下がって下がりきると世界がなくなるというアイディアは超ひも理論を彷彿とさせ引き込まれた。大団円。 | ||||
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読み出しは、もはや長めのエピローグだと思って、1、2同様もうやめようかと何度か思ったが、やっぱり最後は鳥肌もので面白かった。長い旅が終わって悲しい気持ちです。 | ||||
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1巻冒頭の文化大革命編は正直退屈でした。 そんなわけで僕の場合、三体5冊全体で文化大革命編とそれ以外を読むのにかかる時間が同じくらいでした。 この第三部下巻はありえないほどの面白さで、一瞬で読み終えてしまいました。 別作者の三体Xも読もうと思います。 | ||||
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3部作とボリュームが多く休日が溶けてなくなりましたが読了後の感動に突き動かされ衝動的にレビューしています。科学の知識はなくともストーリーの壮大さと明確さにより詰まることなく読み続けられます。(解説に作者は難解な知識を二項対立化させる名手のため20代が読みやすく35歳には物足りないとありましたがその通りかもしれません) また人物描写を薄くすることが世界全体のダイナミックな躍動を伝わりやすくしています。(人物描写も作者の得意とするところとのこと) 中国のSFを始めて読みましたが度肝を抜かれました。本邦訳書は英語版のリライトとのことですが今後、SFに限らず中国の邦訳本があらわれることを一本読みとして期待しています。 | ||||
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ようやく全話完読しました。 何か悩みのある人はぜひ読んでみてほしい。 大抵のことは、そんな小さなことで悩んでも仕方がないと思えることでしょう。 | ||||
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一巻目からちょっとずつ読んで、ようやくたどり着いた最終巻。感想はもう、大風呂敷のたたみ方がとにかくすごいの一言。Ⅲの上下巻はこれまでの期待を裏切らないので、SFが好きな方はぜひここまで読み切ってほしい。 | ||||
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第三部が圧倒的に面白い。圧倒的スケール。 仕事での悩みが小さく思えた。 | ||||
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三体三部作の中で、二部の評価が高く、主人公の評価もチェン・シンは低い・・・ 人類は宇宙の中で、圧倒的に幼く、弱く、みっともなく、かっこ悪い。 そういうことだと思った。 それを自覚するのに、実際に触れうる世界の中でも学び続けるために、三体は有効だ。 | ||||
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SF小説の文句ない【最高】の物語。これを超える作品を読める日が来ることだろうかと思わせる素晴らしさ。 物理的なSF小説ながら描かれる文章で目の前に広がる風景は見事。しかも5冊ある全てにおいて引き付ける壮大な世界観と危機が描かれて、その解決もまた震えるほどに面白い。 おそらく歴史に残るSF小説。100年経ってもこの作品はSF小説の一つの歴史を作ったとして紹介されているはず。 SF好きなら【必ず読んで欲しい】ものです。終わった時に「もっと読みたい」と名残惜しさを感じたのは久しぶりだった。 凄すぎるの一言です。 | ||||
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とても感情移入しやすく、三体世界にどっぷり浸かれました。 難解な事もとっつきやすく解説され、宇宙が好きになる大作です。 | ||||
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