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白医



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【この小説が収録されている参考書籍】
白医
白医 (講談社文庫)

白医の評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

重いながらもエンタメ

ホスピスで、安楽死を望む患者と、それに対する医師の姿勢が描かれた、連作短編集です。
テーマが重いので、ぷつぷつと途切れる感じの、連作短編の形で、むしろよかったです。
各短編で、いろいろの人に焦点を当てています。

個人的にいいなあと思ったのは、第三話です。
癌の末期で起きることもできない母親が、見舞いに来た息子に言います。
「何か困っていることはない?」(P.114)
母は永遠に母であり、子は「永遠の仔」。
自分の亡くなった母親のことを思いだし、涙した場面です。

ラストに「最終話 背負う命」があります。
少しでも救いのある方向へ持っていこうとしたのかもしれませんが、読んだ印象としては、少し安易に感じられました。

全体として、いろいろの仕掛けもあり、エンタメとして読める作品になっていました。
白医Amazon書評・レビュー:白医より
4065231035
No.1:
(5pt)

命の尊厳

両親を亡くし、当時の事を思い出した。安楽死を賛成か反対かひと言で言えないが本書の家族のように先生にお願いしたこともあったように思う。命の尊厳に切り込んだとても良い内容でした。
白医Amazon書評・レビュー:白医より
4065231035

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