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ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介
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ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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探偵役が警察に意見をしようとして容れられず、独自に捜査を始めると有力な協力者や証言者が都合よく次々に現れて…とくお約束の展開なのは仕方ないところですが、終盤に一つミスがありました。 ただしメインの犯罪ではなく、エンディングのエピソードの中なので、大きな傷ではないですが、修正するとバッドエンド風の終わり方が根本から変わってしまいます。 そのミスですが、ある人物が10年前の事件に関連して「死体遺棄と証拠隠滅の罪で逮捕される」というシーンがあります(ただし伝聞形)。ですが、死体遺棄も証拠隠滅も3年で時効です。殺人に時効はありませんが、いくらそれと関連する罪でも、時効以後に逮捕されることはあり得ません(たとえ犯人が自首してきても)。しかも探偵は殺人ではないと指摘し、警察も一応はそれを認識しています。 おそらく作者の認識間違いと思われますが、編集者も指摘しなかったのでしょうか? | ||||
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ミステリとしての要素は薄いですね。登場する警察が無能なのはお約束の様なので仕方がないとして、推理がことごとくヒットしていく様はいくらストーリーの展開上必要だとは言ってもご都合主義だといわれても仕方がありません。 最初からずっとある事件に関係する服装への執着は半端なく、作者の蘊蓄もまた実に豊富でした。異色な作風だというのは理解できましたし、特異なジャンルを構成しているのも感じました。とはいえ、それに寄りかかっているので、ストーリー展開はまさしく作者の掌の上で弄ばれている気がしてなりません。ラストでの関係者の登場もそうですが、あまりに上手く人々が絡んでくるわけですから。 これまで何千作というミステリを読んできた者ですから、少々の事では感心しなくなっています。「仕立屋探偵」という他に無い個性を持った登場人物はとても興味深く読みましたが、その後の警察との絡みはいただけません。功罪半ばといった読後感でした。 | ||||
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事件そのものの究明より、蘊蓄の方を堪能した 個人的には糾弾も説得もしないで欲しかったかな。正しい事は分かってるが、自分的には正しすぎた もらい事故みたいなモノに見舞われたら自分を守る方の気持ちの方が上位に来る。この状況だと「死人に口なし」ではなくて「生きてる者が一番大事」と思ってしまうというか 以下引っ掛ったトコ ゴミ屋敷の住人をアルビノに設定した理由が分らんかった。「性癖が風変わり」の理由付けにしてる気がしてちょっとヤだった いくら何でも人形供養にジュモーは来ないべさ 基本は楽しく読みました | ||||
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