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うらんぼんの夜



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【この小説が収録されている参考書籍】
うらんぼんの夜

うらんぼんの夜の評価: 3.50/5点 レビュー 10件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

坂東さんを彷彿とさせる

呼び鈴の無い地域で生まれ育ったのでデジャブが
記憶にあるあの辻に、藪に地蔵や祠が重なりました。
終始因習による陰鬱な雰囲気ですが、やってくれたな!の快作です。
うらんぼんの夜Amazon書評・レビュー:うらんぼんの夜より
402251759X
No.4:
(5pt)

奈緒は法医昆虫捜査官赤堀

読んでいてそう感じていた。
最後に大どんでん返しがある。そのことが裏付けられたと思う。
しかし、この人の作品の系譜ではある。
亜矢子の言葉「この村の老人たちはすごいね。。。」以下は種明かしになるので読んでください。私は面白いと思う。
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No.3:
(5pt)

田舎の風習vs高校生

うんざりするような田舎の風習とそこから抜け出したい女子高校生。年寄り達の行動の裏には、。どんな結末なのと引き込まれ、最後に鳥肌でした。
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No.2:
(5pt)

部落の付き合い、疎かにしてはいけない

秀作。私も福島出身なんだが、部落ごとの寄り合い、排他的な風習、嫁は角のない牛、既視感があってゾクゾクした。
私も若い頃は運命共同体ともいえる地縁、血縁を毛嫌いしたんだけど、いつの間にか取り込まれていた。盆に水場に行くと引っ張られるから、行くなとか、洗濯物は南向きに干さないと縁起悪いとか。あと、苗字とは別に屋号もある。私は三姉妹の長女で家督だから家と墓を守り続けないといけない。もう逃げられない。この小説の真の怖さは運命共同体に囚われた女にしか分からない。
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No.1:
(5pt)

最後の一行が怖すぎる

川瀬さんの作品はすべて網羅していますが、これは久々に土着的なストーリーでずっしりときました。怖いです、、が面白かったです!
 
閉鎖的な村に住む女子高生は都会に憧れていますが、東京から同級生が越してきたことですこしずつ歯車が狂っていく。村の老人は不気味だし、地蔵信仰が禍々しくて背筋が寒くなることがしばしば。

ただの意地悪な排他性ではなく、村には村の掟があるためになかなか折り合えないところがリアルだと思いました。
農家に生まれた奈穂の苦悩や、村を嫌いながらも守りたいという思い率直に伝わってきて苦しいかぎり。

ホラー要素が強いミステリー作品ですが、最後の一行を読んだときには本気で冷や汗をかきました!
夜は読まないほうがいいかもしれません。
うらんぼんの夜Amazon書評・レビュー:うらんぼんの夜より
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