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うらんぼんの夜



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うらんぼんの夜

うらんぼんの夜の評価: 3.50/5点 レビュー 10件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(2pt)

ラスト良かったのですが・・・

これ一体どうなるんだろう…?と思って読んでるといつの間にか終盤。少し盛り上がりに欠ける展開だったかなぁ・・・と感じたところでのラストにはゾクっとさせられましたが、ボクシングで言えばフラッシュダウン。個人的にはラストのパンチを効かすためにもっと序盤からコツコツジャブを放っていても良かったのではないか?と思いました。
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No.9:
(5pt)

坂東さんを彷彿とさせる

呼び鈴の無い地域で生まれ育ったのでデジャブが
記憶にあるあの辻に、藪に地蔵や祠が重なりました。
終始因習による陰鬱な雰囲気ですが、やってくれたな!の快作です。
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No.8:
(3pt)

濃厚に描かれた地方の因習が息苦しくすぎる

福島の寒村の限界集落、そこでは因習に強く縛られた余りに濃密で相互拘束的な人間関係と、他所者嫌いと、不可解な地蔵信心とが、村人を支配している。その中、村を出たいと強く願う、学業だけでなく資金稼ぎでも極めて優秀な遠山奈穂と東京から来た北方亜矢子が友人になる。村では、地蔵の周りの板が壊されたり、徘徊老人が鎌を持って廃墟と化したニュータウンの家に侵入したりといった事件が次々に起こる。そのうちついには殺人事件が明らかにされる。なお、オカルトっぽいはなしは再三でてくるが、メイントリックは通常の推理小説のそれである。(ただし、伏線から憶測ではなく論理的に推測するのは難しいと思う。)
二人の少女と読者とを追い込んでいく、因習の圧迫感が強いある意味名作なのだろうが、評者はそのあまりの抑圧感に深い不快感を覚え、少なくとも「エンターテーメント」ではないなと思った。「毒ミス」の類かあるいは「心理小説」として高く評価するべきなのだろうか。
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No.7:
(5pt)

奈緒は法医昆虫捜査官赤堀

読んでいてそう感じていた。
最後に大どんでん返しがある。そのことが裏付けられたと思う。
しかし、この人の作品の系譜ではある。
亜矢子の言葉「この村の老人たちはすごいね。。。」以下は種明かしになるので読んでください。私は面白いと思う。
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No.6:
(5pt)

田舎の風習vs高校生

うんざりするような田舎の風習とそこから抜け出したい女子高校生。年寄り達の行動の裏には、。どんな結末なのと引き込まれ、最後に鳥肌でした。
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No.5:
(3pt)

ムラの閉塞感に閉口

終始、ムラ社会の窮屈で閉塞感全開のお話だったので、読んでいてずっと嫌な気持ちではありました。湿っぽい日本的な嫌な感じのホラー。だけど、ミステリ要素が強いということもあり、あまり怖くはなかったです。
ここでは主人公の女子高生の前向きさがせめてもの救いだったと思っていましたが、ホラーだからか、結局それも否定される感じで現状も未来も暗いな、と。そもそも暗い話は好きなのですが、あまりにも見動きが出来ない閉塞感、絶望感ばかりだと、気が滅入ってしまいました。
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No.4:
(5pt)

部落の付き合い、疎かにしてはいけない

秀作。私も福島出身なんだが、部落ごとの寄り合い、排他的な風習、嫁は角のない牛、既視感があってゾクゾクした。
私も若い頃は運命共同体ともいえる地縁、血縁を毛嫌いしたんだけど、いつの間にか取り込まれていた。盆に水場に行くと引っ張られるから、行くなとか、洗濯物は南向きに干さないと縁起悪いとか。あと、苗字とは別に屋号もある。私は三姉妹の長女で家督だから家と墓を守り続けないといけない。もう逃げられない。この小説の真の怖さは運命共同体に囚われた女にしか分からない。
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No.3:
(1pt)

頑張れ

話の内容がチグハグで、全くわからない。
小説の構想もちゃんと出来ておらず、結末もチンケ。買う価値無し。
彼女の作品は何冊か読みましたが、小説家としての力量の低下をここ数年感じます。
そろそろ大作に挑んで、欲しい。
ファンは、それを期待しています。
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No.2:
(5pt)

最後の一行が怖すぎる

川瀬さんの作品はすべて網羅していますが、これは久々に土着的なストーリーでずっしりときました。怖いです、、が面白かったです!
 
閉鎖的な村に住む女子高生は都会に憧れていますが、東京から同級生が越してきたことですこしずつ歯車が狂っていく。村の老人は不気味だし、地蔵信仰が禍々しくて背筋が寒くなることがしばしば。

ただの意地悪な排他性ではなく、村には村の掟があるためになかなか折り合えないところがリアルだと思いました。
農家に生まれた奈穂の苦悩や、村を嫌いながらも守りたいという思い率直に伝わってきて苦しいかぎり。

ホラー要素が強いミステリー作品ですが、最後の一行を読んだときには本気で冷や汗をかきました!
夜は読まないほうがいいかもしれません。
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No.1:
(1pt)

何処がホラーなんだか。

最初から最後の1歩手前までずーーーっと同じ流れ。村のしきたりに不満こぼす主人公の女子高生と都会からきた少女のやり取り。
最後の最後で突然村を背負って生きていきたいと改心してしまう主人公の姿には失笑。キーパーソンの少女も単なるメンヘラな存在になり変わるし。会話に方言が飛び交ってるのでどことなく眠くもなるw
駄作だなぁ。これは
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