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ヒポクラテスの悔恨
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ヒポクラテスの悔恨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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誰か死ぬ、解剖を拒否、説得なりなんなりする、死因判明、犯人判明の繰り返し。 赤ちゃんの鼻に、犯人の指紋がべったりついていたって!まじ? 人の肌に指紋ってくっつくの?もし付いたとしても、エンジェルケアで拭いないの? なんかシックリこないな。 他にも、それアリ?って感じのとこある。 つめが浅いな。 | ||||
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ストーリーの展開上、浦和医大法医学教室の登場が必然となるシリーズものです。5つの連作短編を1冊にまとめたものでした。 病死のように思えた死者に対して、解剖医からの見解を受けて深層に辿り着くという流れでした。連作ですし、パターン化しているわけで、展開も読めてしまいます。 解剖による医学検知の情報の深さは別として、小説としての深みもなく、発展性もありませんでした。 ラストにあたる作品を読了した今、そういう犯人でしたかというやりきれない思いが残りました。勿論、読者はそれで納得せざるを得ませんが、因果関係や結果がどうしても不自然なのは良くありません。ストーリー展開上仕方がないのでしょうが、どうしても、作者のご都合主義に付き合わされますので、腑に落ちませんでした。 人気作家ゆえ、常に傑作を期待してしまうのです。売れっ子作家の宿命が感じられます。売れると筆が荒れるという評がたちますが、中山千里さんにはそうならないように願っています。 中山さんも多忙になり、一つ一つのストーリーに対しての深みを無くしているのが残念です。初期作品からの根強いファンはそれでも読み続けますが、以前のような切れ味の良い展開をもった小説を読みたいと切に願っていますので。 毎月のように単行本が出版されています。我々は多作でなくともよいので、中山さんでなければ書けないようなしっかりとした小説の登場を切に願っているのです。何十作と読んできた中山ファンですので、あえて辛口で書きました。 これからも素敵な作品を書いて欲しいものですから。次作に期待します。 | ||||
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まず私はこの作品のファンで全部読んできました。読みやすくて面白くて好きなんですが、今作は浅めの話が多かったです。 妊婦と子供のはなし、両方とも短絡的すぎて話に深みがなかったのが残念でした。 だいたい遺族がごねる、なんとかする、解剖するというもう同じ流れすぎて、なんとも、、、生後5日の子供のSIDSもなんかありそうすぎて、おいおい犯人こんな分かりやすいんかいとひねりもなく、信じられない気持ちで読了しました。 光崎先生の様子が変わったのも納得感がない理由で、なんかもやもやです。 | ||||
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短篇連作集とでも言うべき作品でしょうか。 キーマンとなる光崎教授も淡々と解剖をし、特に会話もなく(元から寡黙な人物ではありますが)終章の最後の最後に至極まともな理論を述べてハイおしまい。 真犯人も、「実は過去にこういう体験をしていました」といつのまにか暴かれて(まるで2時間サスペンスのようだ)ハイおしまい。 刑事と助教授のヒロインの会話も毎回同じで大昔のトレンドドラマのようなやり取りが各章で繰り返されて辟易。 中山マジックでパラパラ読み進められたのだけは評価出来るけれど満足出来るエンタメ感とは無縁の作品でした。 | ||||
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