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人間動物園
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人間動物園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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初めから、なんか不穏な空気感ありで、読みにくい。作者は、かなり細かいとこまで練っている感じがして、なんでも伏線に感じてしまう。でも、この犯人の理屈はといえば、最後のほうを解決編にして、延々と語らせなけければならないほどわかりにくい理屈だったのではないだろうか。 | ||||
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せっかく面白い題材なのに文章が回りくどくて読みにくい。 恋愛ものの短編だと凄く読みやすい文章を書く作家さんなのにどういう事だろう。 ミステリーならなおさら、情報統制がなされたタイトな文章でサクサク読んでいきたいのに……。 伏線も、人物の多さも、内容も、なんかくどい。 トッピングを欲張って結局、お腹いっぱいで美味しく食べられない全部乗せのカレーみたいなミステリーだった。 | ||||
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誘拐事件を題材にした小説です。 始めの方は内容より余分な言葉や持って回った言い回しで、かなり読みにくい文章だなと言う印象。 しかし中盤に差し掛かると慣れてきたのと、面白くなって来たのもあってサクサク読めました。 「このミス」のランキングに入っていたのでミステリーだと思い読み始めたのですが、 中盤で犯人が確定するのでミステリーと言うよりサスペンスだと思います。 オチは賛否両論あると思います。(私は否です) これは言葉の解釈の問題に思え、 この事に関しては「それを言ったら人間は常に…」と反論したくなる。 犯人の動機や最終的な結末も余り好きじゃない。 この犯人の思考は幼い、青臭い、と言う言葉が良く似合う。 「周りの事を考えろ!」と言いたくなりました。 | ||||
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吹雪で交通機関が麻痺しつつある埼玉県のK市、前日に犬が誘拐されたと110番通報をしてきた中年女性から、再び通報があった。今度は隣家の幼女が誘拐されたという。半信半疑で通報者宅に向かった警察は、それが本物の誘拐であることと、被害者は疑獄の只中にいるある大物政治家の孫娘であることを知る。 盗聴器が仕掛けられ、身動きができないでいる被害者の自宅を避け、特殊班の面々は、通報してきた中年女性の家で犯人からの連絡を待つことに。しかし、何故か被害者の母親は、警察に対し、頑なで非協力的な態度を見せる。果たしてこれは本物の誘拐なのか? 事件に先立って起こった犬や猫の失踪、山羊のひき逃げは誘拐と関係があるのか? 連城三紀彦と言えば、情緒纏綿と思っていたが、このような本格物(勿論、一筋縄ではいかないが)を書くとは認識不足であった。しかし、良く練られたプロットで、政治家の疑獄事件に、父と子の確執、さらには全共闘世代の残滓を絡めつつ、二転三転する誘拐劇の真相は、いかにも連城マジックの面目躍如と言えよう。 誘拐ものとしては、究極の発想、着眼で、おそらく二度とこの手は使えない独創性がある点は高く評価できる。ただ、最後の謎解きの部分が、2時間ドラマで、そろそろ解決篇の時間ですので、という感じの性急な展開であること、身代金の処理の点ですっきりしない点が残ったところは残念であった。 | ||||
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ラスト、こういう事だったのかと見事にだまされました。 ただそれに行き着くまでの描写がまわりくどかったのと、伏線らしきものが多すぎて、登場人物の人物設定も広げすぎでした。 それゆえ焦点がぼけてしまった点も否めません。 しかし面白い発想の小説です。 途中まではいまいちかと思っていましたが、ラストで真実が明かされた時、今までこういうラストがあったのか、と非常に驚きました。 もう少し語り口がすっきりしていたらよかったのですが・・・ | ||||
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最近読んだ本、 特に「このミス」ランクインした作品の中では まぁまぁ読後感のある作品でした。 ちょっと長ったらしい状況表現や 登場人物の人間性表現には薄さを感じはしたものの。。。 連城氏の作品を初めて読んだので、 他の作品はどんなものをお書きになるのか・・・^^; この作品はお勧めできる作品です。 | ||||
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タイトルに惹かれて読みました。 テンポも悪くなくて、読みやすいです。 でも結末が納得できないものでした。 まぁ、文章や、登場人物などはしっかりしていて、面白いです。 途中まではとても楽しめたので星三つ。 様々な捉え方があると思うので、読んでみてください。 | ||||
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最初は平凡な幼女誘拐事件の話かと思って読み進んでいったが、さにあらず!ラスト近くの2転3転のどんでん返しは息もつかせぬ迫力だ。積み重ねたプロットのひとつひとつも良く出来ている。しかし、意外と読後はさっぱり風味。謎解きに伴うず~んと胸に響く「何か」がなかった。事件のキーワードは鳥でもない、哺乳類でもないどっちつかずの生き物「こうもり」なのだがこれは過去に読んだ推理小説で何度か目にしたキーワード。特に目新しさはなかった。 | ||||
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