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野球が好きすぎて
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野球が好きすぎての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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プロ野球好きは特に面白く読める。2020年までのNPBの特にセリーグの様子が分かる。我が家にもカープファンが一人いるのでなおさらだ。カープが暗黒時代なら、ヤクルトは氷河時代とか。しかし、翌2021年11月下旬には、あと一勝でヤクルトが日本一、などと誰が予想しただろうか? | ||||
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著者の東川さんは、広島生まれ、子供の頃からカープ・ファンとのこと。 カープの初優勝は 1975年。シーズン途中で、ルーツ監督から古葉監督に交代した年でした。胴上げ投手が金城だったことは、熱狂的なカープ・ファンなら 常識だそうです。 本の仕立ては、「ホームラン・バー」のカウンターに座る 謎のカープ女子が、野球がらみの殺人事件について、話を聞いただけで 犯人を推理する。5つの短編から成り、それぞれ なるほど!と思わせるトリックです。 パットンのところは、少しだけ引っかかりましたが、4勝1分で 日本シリーズ圧勝です。 | ||||
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肩の力を抜いて読む本としてすごく好きになれました。 本格的な推理でもなく本格的な野球でもないですが100+100で250くらいになってると思います。 特に阪神のリクエストのエピソード大好きになれました。 | ||||
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最近はプロ野球はあまり見ていないのですが、作者の野球愛がかんじられて非常に面白いとおもいました。 | ||||
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自分は野球にまーったく関心がないため、最初読むかどうか迷ったのですが、東川さんファンなので読みました。 野球好きならもっと面白いんだろうな、とは思いましたが、十分に楽しめました。野球ファンの人生って楽しそう!と羨ましくなりました。 それから、あとがきがあって驚きました。今後もぜひお願いしたいです! しかし…肝心のトリックは、えっ、こういう人物出しちゃうの?と思った一作がありました。 まぁ楽しめたので良いですが。 | ||||
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プロ野球を題材にした短編集。 自分も野球が好きなので、作者の野球に対する愛情はほほえましく感じられた。 だが、ミステリファンでもあるので、やはり重視するのはミステリ要素。 残念ながら、その出来がよろしくないと言わざるをえない。 そっくりさんが登場したり、トリックに必然性がなかったり、都合の良すぎる偶然があったりと、氏のミステリにしては大雑把な印象。 作者の力量からすれば、水準作ではないでしょうか。 | ||||
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毎年毎年広島カープの状況に合わせて、名前を変える謎の広島カープファン探偵が、バーで謎を解き明かす安楽椅子探偵ものである。 主人公は、ヤクルトスワローズを愛しすぎる父親刑事と、「つばめ」と業の深い名前を付けられた娘。 表紙からは、主人公刑事の「つばめ」も猛烈な野球ファンに見えるかもしれないが、そんなに野球が詳しくない。 内容的には、毎年短編として書かれていた作品の集合体にすぎないため、どうしても時事的なネタが多くなり、その年の状況がわからないと本当に楽しむことは難しいだろう。 おそらく広島カープファンなどの一部の人にとっては、とても楽しい作品になるに違いない。 ところが、ほとんど限りなく出番がなく、1作品のみ容疑者扱いされる中日ドラゴンズのファンからしてみれば、荒木の2000安打を地味と揶揄されるだけで、作中人物たちの野球に対する熱意を共有することができないのだ。 冷めた視点で見れば、筆者の「謎解きはディナーのあとで」や「純喫茶一服堂の四季」などのような、変人安楽椅子探偵が事件を解決する他作品に比べると、時事的な野球ネタが重要な役割を果たしてしまう関係で、驚きが普遍のものではなくなってしまっているうえに、推理する楽しみも非常に苦しいものになっている。 なにしろ、状況は作中で解説されてはいるので、当時の野球状況を知らなくても読めるには読めるが、読みながら自分で推理することはできないのだ。 小説として楽しみたい人は、できる限り早く入手して、ご自身の野球についての記憶が薄れないうちに読むのをお勧めする。時事的な野球についての記憶が薄れるほどに、この小説は急速に輝きを失うことだろう。 | ||||
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形式は短編で親子でペアを組む刑事から、事件の概要を聞いて探偵役のカープ女子が推理するという話です。5編の短編で2016年〜2020年に事件が1件ずつ起きてます。主にその年のプロ野球の小ネタをメインに時々、長年の野球ファンでなければピンと来ない様な小ネタまで入ってます。私は東川先生の作品についてはトリックの部分よりもキャラのコミカルなやり取りが好きで今回の作品は、そのコミカルな掛け合いが他の作品よりも更に面白かったと思います。私が長年の野球ファンだからということもあると思います。 今回の作品の見所ですが、探偵役のカープ女子がバーで出会う度に偽名を名乗ります。 2016年の事件では神津テル子(神ってる) 2017年の事件では田中菊マル子(当時のカープの主軸) 2018年まではカープは好調だったので探偵のカープ女子もハツラツとしてますが 2019年以降、カープが低迷するのは野球ファンであれば周知の事なので2019年以降の事件ではカープ女子はどんな偽名を名乗るんだろうかというのが読者としては読み進める楽しみの1つでした。 同作家の謎解きはディナーの後でで主人公が執事にどんな言葉で罵られるんだろう、と楽しみにするのと似た感じです。 要約すると、コミカルなミステリーが好きで、かつ野球ファンであればとても楽しめる1冊だと思います。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります タイトルの通り野球,さらに言えば NPB についてのあれこれが満載のミステリですが, 解決のヒントは確かにその中にあるものの,中身はオーソドックスなものとなっており, かわいらしいカバー絵も誤解を受けそうですが,どの話もなかなかの粒ぞろいの印象です. ただ,ユーモアをはじめ,飛び交うやり取りや小ネタの数々はもろにそっち系のため, やはり野球を知っていないと,楽しさは半減…どころか,それ以下なのではと思います. 一方で第1話の2016年以降,一年に一話ずつ進む構成は,連作の形にはなっていますが, それらが最後に束ねられる仕掛けはなく,幕引きも一冊の締めとしては弱めに感じます. とはいえ,緩急を織り交ぜた組み立ては面白く,毎年のネタ探しは大変そうですが, 願わくばこれからも続けていただき,数年後にはまた本になることを期待したいです. なお,巻末には全五話の解説を含む,著者の作家人生で初の『あとがき』が収められ, その一部(解説の部分はなし)は,Webジェイ・ノベルのサイトで読むことができます. | ||||
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