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悪魔には悪魔を
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悪魔には悪魔をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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ダイナミックなエンタメ小説。 しかもミステリー要素たっぷり。 元アメリカ陸軍軍人、麻薬Gメン、警察、反社勢力、密売人、密売組織、スパイ。 麻薬Gメンの双子の兄が潜入捜査中に失踪。 元軍人の瓜二つの弟が兄になりすまし、潜入捜査をしていく。 敵か味方か疑心暗鬼のなか、元締めをあぶりだしていく。 | ||||
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麻薬取締役捜査官である双子の兄の代わりに、20年ぶりに音信不通だった双子の弟が米国から帰ってきた。昔は、やんちゃだった弟は悪さをし、逃げるように米国へ渡り、いつしか米国陸軍へ。屈強な男となっていた。潜入捜査の過程で行方不明になった兄に成り代わり、潜入捜査を行う羽目になった弟。兄はどこにいるのか?そもそもなぜ兄は行方不明にならなければいけなかったのか?生きているのか?冒頭から様々な問いが頭に浮かび、ストーリーが進むたびに少しづつ答えが明らかになってゆく。結局、1日で読破してしまった。新宿鮫、毒猿、氷の森など大沢在昌の名著を複数読んでいるけれど、そのどれにも勝るとも劣らない傑作。 | ||||
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母親が呼んでみたいと言うので購入しました。とても面白いようで、夢中になって読んでいました。 | ||||
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先日読んだ『帰去来』もそうだったが、最近の大沢は設定がかなり特異なミステリーが多い。 本作は、双子の兄弟の兄がマトリとして潜入捜査中に失踪し、アメリカで兵隊をしていた弟が身代わりとなって潜入捜査を継続するという舞台設定だ。 この設定の特異性自体については言うことは無い。 それでも面白く読ませてくれれば、それは作家の勝ちだからだw が、本作は粗が目立ちすぎて、ストーリーに浸ることができない。 理由は2つあって、1つは大筋としてのストーリー展開が目まぐるしくはあるが、かなり粗雑に組み立てられていて、ご都合主義に過ぎると感じてしまうことだ。 もう1つは、論理や表現が破綻している部分が多すぎるということ。 例えば、潜入した「兄」が殺されているのではないかという疑念をめぐるマトリの上司と「弟」との会話で、「潜入捜査が発覚すれば、殺して、見せしめにするのが麻薬組織の常だ」と上司が言い、マトリの中のスパイが「兄」のことを密売組織に知らせたのだとすれば「兄」の死体が見つかるのは困るから、死体が隠されたのだと言うのである。 潜入捜査をしている「兄」が殺されて死体が見つからないのは、マトリの中にスパイがいるからだとする論理的根拠があまりにも薄弱なのだ。 これがストーリーの出発点だというのに。 こんな風に論理的に説明しようとして破綻しているところが、大沢の作品には多々あって、それが以前から気になっていたのだが、それでもこれまではその違和感を圧倒するような迫力が作品全体から立ち上ってきていた。 しかし、本作はそんな論理破綻が目について、どうにも浸れないのである。 潜入捜査をする兄弟が出入りする六本木のバーのバーテンダーにだけは正体を明かし、潜入捜査の経緯や誰が疑わしいかすらも話していたという設定も鼻白む。 冒頭に、設定の特異さは構わないと書いたが、本音を言えば特異な設定ではなく、始まりは日常のごく近いところで、そこから目もくらむような遠くまで連れて行ってくれるような小説が読みたい。 大沢在昌は、そんな小説が得意な作家でもあるはずだから。 | ||||
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有難うございました。 | ||||
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装丁が印象的で、購入しました。覆面捜査の裏側や、味方か敵か最後までわからないストリー展開が面白かったが、最後に良心に芽生えた登場人物が、あっさり殺されるなど、非情さが、またカバー写真と結びつく。テレビドラマ化などしてほしい、頭に映像が浮かぶ小説でした。 | ||||
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