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花嫁殺し



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【この小説が収録されている参考書籍】
花嫁殺し (ハーパーBOOKS)

花嫁殺しの評価: 4.83/5点 レビュー 12件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(5pt)

続編が待ち遠しい

頭に穴を開けられ蛆で殺害?模倣犯? 
読んでいくとゾッとしたけど、読む手が止まらない。

読みやすく、ストーリーが二転三転して警察が翻弄される場面もあり。ただ、グロテスク表現は所々にあります。

内容は面白いですがグロテスク苦手な方は遠慮したほうがいいです。

三部作の一作目で残りの二作目三作目が待ち遠しいです。(個人的に)
花嫁殺し (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:花嫁殺し (ハーパーBOOKS)より
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No.11:
(5pt)

三部作の一作目

およそこれほどにおぞましい方法はないという手法による殺人事件をテーマとする、スペインの作家によるサスペンス。しかも被害者はロマ人(すなわちいわゆるジプシー)であり、定住したロマ人という、あまり馴染みのない社会もまた舞台となっていて、その意味でも希少な作品。物語としても真犯人は誰なのか、ということが捜査が進んでいくごとに二転三転し、まったく飽きるということがない。さらにまた、主人公の女性警部は過去に大きな傷を負っているのだが、物語の終わりでその傷が突拍子もない形で抉られることとなる。著者はすでに本書の続編を二冊書いているらしく、その翻訳が待ち遠しい傑作。固有名詞がことごとく耳慣れないスペイン語であることに慣れれば、後は一気に読み進められる。
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No.10:
(4pt)

クリフハンガー

女性主人公がエネルギッシュ。男性が同じことやったら絶対パワハラ・セクハラっていわれそう・・・。
犯人以上に話の結末のほうに驚愕して、映像化を意識した作品と思いました。
読み終わってすぐに、覆面作家カルメン・モラさんの文学賞受賞がニュースになっていました。
(正体がまさに予想通りで、そのほうが驚きました。)
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No.9:
(5pt)

他に例を見ない残虐な殺し方

「よくもここまで」というほどのおぞましい猟奇的殺人。ただ死に至らしめるだけではなく「長い時間苦しませる」という点においてもあまりにも凄惨だ。
私はスペインについては大雑把な知識しかなかったのだが、本書を読んでいて随所に異国情緒を感じた。警察組織に属していてもマリファナ、飲酒運転、スリ、奔放なセックス等を堂々と行う。警官の目前でコカインを吸っても、それで逮捕されるわけでもない。ネット上で公然とはびこるアブノーマルなポルノや小児虐待の映像…。わが国でも皆無というわけではないが、異国風情に感心しながら読んだ。街や農村部の風景もよく描かれている。
中盤から後半にかけて進展が滞っている時には少し中だるみを感じたが、全般に渡って退屈しない。
犯人については早々にヒントが記載されているが、…ただ、そう単純には済まないひねりがあった。
警察特殊分析班(BAC)5人+臨時加入1人のチームメンバーは全員有能で、それぞれの個性がしっかり紹介されている。ただ、エレナ(リーダー)やチェスカの「~だよ」とかいう話し方には違和感があった。女性っぽさがないように邦訳したのだろうけど、わざわざそのような不自然な口語にしなくても問題なかったと思うのだが。
ラストまで驚愕の展開で、本作は3部作の1作目とのこと。続刊の日本での出版を心待ちにしています。
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No.8:
(5pt)

読みだしたら止められない、徹夜小説。

スペインのミステリが読めるとはいい時代になったなあと思う。
タイトルはアレだが中身が凄い。物語が二転三転し結末が予想できず、ラストは驚かされるし納得できる。
最初は読みにくく、世界観を掴むのに苦労したが、花嫁が殺されてからはもう止まらない。徹夜して読んでしまった。

日本のミステリは技巧に偏る傾向があるが、海外ミステリは物語や人物描写に格別な旨味がある。
好みもあるが、スペインの価値観・世界観を知ることができ、好奇心や探求心も掻き立てられる。
三部作らしく、謎がまだ残っている。読了した人は皆、続編を希望するのではないか。楽しみに待ちたい。
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No.7:
(5pt)

スペイン独特の太陽と闇が舞台のミステリー

三部作の最初の作品です。とにかく続きが気になります!
内容は定番ミステリーですが構えず読めばグイグイ引き込まれる面白さです。皆さんと同じく次回作の出版が待ち遠しいです。
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No.6:
(5pt)

(2021年―第70冊)続編の邦訳を早く読みたい!

スペイン・マドリードのキンタ・デ・ビスタ・アレグレ公園で、結婚間近だったスサナ・マカヤの遺体が発見される。頭蓋に穴を開けられ、そこを通して注入された蛆によって脳を食い破られていた。残虐で用意周到なこの殺害方法は、7年前にスサナの姉ラーラ殺害に用いられたものと同一だ。しかしラーラ殺害犯のミゲル・ビスタスはすでに逮捕され、いまも服役中だ。ミゲルは冤罪だったのか。それとも今回はミゲルの模倣犯の仕業なのか。スペイン警察「BAC(特殊分析班)」のエレナ・ブランコ警部と部下たちが事件の真相を追う……。
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 スペインの覆面作家カルメン・モラによる警察小説『La Nova Gitana(ロマ人の花嫁)』の邦訳文庫です。スペイン本国では2018年に発表されて20万部以上を売り上げたとのこと。

 まず事件の猟奇ぶりに目を覆います。恐ろしく手間暇かけて、女性を苦悶の果てに死なせていく殺害方法です。その非道な手段が一体何を意味すのか。謎はなかなか解明されません。

 第二に、スサナとラーラの父親がロマ人であり、冤罪の可能性があるミゲル・ビスタスに血の復讐の手が及んでいく点がスリリングです。ロマ人の闇社会の様子や、伝統的な男尊女卑観などが垣間見えます。

 そしてなんといっても魅力的なのが、人間くさい人物造詣です。主人公のエレナ・ブランコ警部は、9年近く前に5歳の息子ルーカスを誘拐されていて、今もその行方はわかりません。人生のやりきれなさを抱え、傷が癒えることのないままのエレナが、時に暴走気味に酒(イタリアの蒸留酒グラッパ)とセックスにおぼれ、イタリアの懐メロ(ミーナの「月影のナポリTintarella di luna」)をカラオケで歌い、ロシア製の赤い愛車ラーダ・リーヴァとともに疾駆するさまはなかなかのハードボイルドです。

 また新入り扱いの刑事アンヘル・サラテは、慕っていたかつての上司が証拠を捏造してミゲル・ビスタスを冤罪に追い込んだ可能性を知り、焦りを募らせます。そして上司をかばいたいがゆえに暴走を始め、エレナと激しく対立していくことになります。
 このように事件を追う登場人物たちの汗臭く泥臭い人間模様が大きな読みどころと言えるでしょう。

 そのほか物語の核心には触れない些末な事柄で、ニヤリとさせられたり、ほほぉと思わされたりしたものをいくつか挙げておきます。

◇捜査にあたった刑事たちが証拠を台無しにしたと科学捜査班が文句をいうようになったのは、アメリカドラマ『CSI』のせいだと刑事がぼやく。(21頁)――ドイツのレ・ノイハウスが書いた警察小説『 森の中に埋めた 』の中にも、ドラマ『CSI』のおかげで警察が批判されるようになった話が出てきます。 

◇エレナの上司レンテロが日本のウィスキー<山崎>の18年ものを飲む。(126頁)――アメリカドラマ『SUITS/スーツ』の中でも、日本のウィスキーは素晴らしいとアメリカ人が褒める場面がありました。

◇エレナの元夫アベルが暮らすバリャドリードの村ウルエニャUrueñaは書店が多い村。(314頁)――ネットでUrueñaの役場のHPを調べたところ、村内古書店を多数紹介するサイトLibrerías y talleres en la Villa del Libro | URUEÑAがありました。

◇被害者であるマカヤ姉妹の母ソニアが通っているグリーフケアセンターがあるのはマドリードのモンクロア地区にある。(379頁)

◇両親が離婚した子どもは海外旅行をするのに警察で許可証をもらう必要がある。(479頁)――おそらく国際結婚カップルが離婚したあとに子供を勝手に国外に連れ出す事件が多いからでしょう。

 そして宮﨑真紀氏の翻訳についても触れておかねばなりません。氏の訳文は実に読みやすい見事な日本語です。
「pero ahora, más cerca de los cincuenta que de los cuarenta」など、直訳するなら「四十歳よりも五十歳に近い年齢となった今」という意味ですが、それを「四捨五入したら四十じゃなく五十になる今」と訳すところなどほれぼれします。

 この『花嫁殺し』はマカヤ姉妹殺害事件の真犯人が明らかになった後、衝撃的な新展開が待ち受けています。そしてそれはスペイン本国では『La Red Púrpura』(2019年)、『La Nena』(2020年)と続く壮大な物語へと発展していくようです。
 残念ながらスペインのエンターテインメント小説のシリーズ物は日本では中途で邦訳が停止してしまうことが珍しくありません。宮崎氏が担当したシリーズ物でも、フェリクス・J. パルマの『 時の地図 』(邦訳は2010年)から始まったシリーズは第2作の『 宙の地図 』(邦訳は2012年)までは邦訳されたものの、第3作の『El mapa del caos』は10年が経とうとしていますが未訳のままです。
 ほかにもロサ・リーバス/ザビーネ・ホフマン『 偽りの書簡 』で始まった新聞記者アナ・マルティのシリーズも第2作の邦訳は出ずじまい。
 どちらもとても面白いシリーズなので続きが出るのを待ち続けていたのですが、もうあきらめざるを得ないようです。おそらく版元の思うほど日本での販売部数が伸びなかったのでしょう。
 
 エレナ・ブランコの『花嫁殺し』があんな終わり方をして、日本の読者を宙ぶらりんのままにするであれば、それこそ極悪非道すぎます。宮﨑真紀氏の秀逸な翻訳でそれが読める日が来るのを強く希望します。

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花嫁殺し (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:花嫁殺し (ハーパーBOOKS)より
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No.5:
(5pt)

物語も、キャラクターたちも忘れ難い印象を残す、リーダビリティ溢れる力作!

ある意味、完璧と言える構成の傑作だ。冒頭から読者を引きつける、あまりにも奇抜な殺人。マドリードの公園で発見された被害者女性は、頭に三つの小さな穴を開けられ、その中に入れられた蛆たちに脳みそを食われていた。ショッキングだし、その異常さにも程がある。

 被害者の姉も、実は類似の手口で七年前に殺害されていた。当時の加害者は杜撰にも見える裁判を経て、現在、牢獄に収容されている。連続殺人に見えるこの事件の真実はどこにあるのか? どうして姉妹が殺されねばならなかったのか?

 警察署とは別の民間ビルの一角に設けられたスペイン警察特殊分析班(BAC)。この事件は彼らに委ねられる。

 素晴らしいのは5人の個性的なメンバーが魅力的に描き分けられていること。いわゆるキャラが立っている。現地警察から強引に捜査に割り入り捜査班に組み入れてもらった客人刑事アンヘル・サラテの存在感も、メンバーに負けず劣らず強い。何よりも、主役でありチームのリーダーである女性警部エレナ・ブランコの個性は、ひときわ目立つ。

 エレナの個性。それは、奇行、酒浸り、男漁り、不眠。それでいて仕事ができる。情熱的ですらある。さらに謎の腹の傷とそれにちなむ隠された過去。シリーズ・ヒロインとしては、最初からやけに謎が多いのである。

 一方もう一人目立つ刑事であるサラテは、所轄刑事なのにどうしても捜査権を渡したくなくてこのチームに無理やり割り込んでくるという経緯。気が強く、容赦なく意見を言い、強気の態度を取り、メンバーの一人からは強烈な反感を買う。それにけっこう複雑な性格。

 サラテが尊敬する元刑事の老人の存在が物語のギアとなる。7年前の事件の犯人を牢獄にぶち込んだ刑事。しかし、現在は認知症が入っていて言動が少し覚束ないところもあったり。

 現在の事件が過去のそれと反響し合い、作中の世界をより深く、複雑に見せている。

 言わば犯罪者側も、捜査側も、一筋縄ではゆかないのがこの作品なのだ。スペインという国柄を現わす気候、地理、そしてロマの人々の異文化。それらは確実にこの事件に深い影を落とす。これだから海外ミステリーはやめられない。見たこともない犯罪。日本ではあり得ない人種間ヘイトや、隠れた差別。それらが捜査に影や歪みを与えて来るのである。この捻じれた異種感覚がたまらない。圧倒的な旅情感覚みたいに。

 そして何よりも、数回出現するある叙述が、暗示的で、謎で、気になりすぎる。何によってか、誰によってか、何故なのかは不明なまま、小屋に閉じ込められた正体のわからない少年がいる。彼に関する恐怖の叙述が四たびに渡って数ページのみ挿入されているのだ。これが凄絶すぎ、まさに物語全体の緊張感を高めてくれる。

 最後に、マドリードを舞台に息をのむ捜査が展開するこのシリーズの圧倒感を是非ともお伝えしておきたい。エンタメとしてもピカイチなのだが、覆面作家による作品とのふれこみ。相当な書き手であることは想像に難くない。ストーリーテリングを楽しみたい作品なのだ。

 本作は三部作構成の一作らしいが、訳者のあとがきによれば、以降の翻訳は今現在確定されていないらしい。本書が一人でも多くの読者の眼に触れ、本邦での続編出版に繋がってくれることを読者として願ってやまない。というより、このままでは心情的にどうしても終われないのである。そういう意味でも、一人でも多くの方にお読み頂きたい。応援をどうぞ宜しく願います。
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No.4:
(5pt)

久々に星5の作品

脳ミソが蛆虫に....と、おぞましい描写を隠しもせずに書かれていて想像しただけでゾッとしたが、ストーリーの流れがスムーズで読みやすく一気読み。 主人公エレナの警部でリーダー、強い女性と思われがちだが弱みもしっかり描写され好感が持てた。
すでに、2刊発行されてる覆面作家の作品....翻訳が待ち遠しい
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No.3:
(5pt)

一気に読んでしまいます!

思わず一気読み! 三部作の第一作目ですが、ラストを読むともう次作が待ちきれません!! 絶対出版お願いします!!!
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4596541531
No.2:
(5pt)

ネタばれできないので書きようがありませんが

猟奇的な殺人犯を追って2転3転する事件の真相。ページを繰る手が止まらない!
でも、この本の醍醐味は最期の1ページにあり。
それでもその先が読みたいか? 読みた~い!となったあなたは、もうこのシリーズの虜。
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4596541531
No.1:
(4pt)

マリア像の代わりに心に蛇を飼い慣らして

「花嫁殺し」(カルメン・モラ ハーパーBOOKS)を読み終えました。
 スペイン産スリラー。マドリードから少し離れた公園で、脳を「蛆」に喰われた異様な女性の遺体が発見されます。そして、調査が進むにつれその女性の姉もまた同様の手口で殺害されていたことを知らされます。シリアル・キラー物か?スペイン警察、特殊分析班(BAC)が捜査に乗り出しますが、既に姉の殺害犯は逮捕され服役中。コピーキャット?もしくは、どこかに真犯人が潜んでいるのか?トマス・ハリスのあのサイコ・スリラーの「系譜」に乗っかっているのだろうか?口の中から発見された蛾の代わりにおぞましい「蛆」が脳内を、ダーク・ウエッブをうごめき回ります。
 様々な個性に彩られたBACの捜査員たち。最近のスリラーでは、「パリ警視庁迷宮捜査班-魅惑の南仏殺人ツアー」(フランス)、「集結 P分署捜査班」(イタリア)と国際色豊かなチームに加えて、この国の翻訳スリラー界にスペインからも異色のチームが参戦したことになります。詳細は本書をお読みいただくことにして、主人公でもあり、BACのリーダーでもあるエレナのキャラクターが際立っています。朝からグラッパをあおり、夜はカラオケ三昧、行きずりの男とのセックスで快楽を得るエレナには、しかし悲しみに満ちた暗く重たい「過去」が隠されています。麻薬売買とスラム。暴力の象徴でもあるマドリードの街。背景には、ロマ人たちのヤクザ社会が垣間見え、特殊なルールとステータスを帯びた刑務所内が描かれ、「秘密の暴露」があって、果たして事件の真実は何処にいきつくのだろうか?

 このスリラーの評価について、全体十分の七の時点までは、物語が行きつ戻りつして捜査の進捗が遅く感じられることでしょう。勝負は、残り十分の三。畳み掛けるように進行する展開は、「目的は手段を正当化する」という物語の主張と相まってとてもスリリングでした。
 よって、闇は光であり、マリア像の代わりに心に蛇を飼い慣らしながら戦い続けるヘレナの物語が次作へと継承されていく以上、期待値を込めた評価とさせていただいています。
花嫁殺し (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:花嫁殺し (ハーパーBOOKS)より
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