復讐の家



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復讐の家 (集英社文庫)
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初公開日(参考)2021年04月
分類

長編小説

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復讐の家 (集英社文庫)

2021年04月20日 復讐の家 (集英社文庫)

黒人少年射殺事件を発端に、人種間の緊張が高まるLA近郊。韓国系アメリカ人のグレイスは両親が営む薬局で働いている。一方、元ギャングの黒人ショーンは、今では更生して平穏な日々を送っていた。だが一発の銃弾が、両者の家族が抱えた暗い過去を呼び覚ます……。事件は様々な憶測を呼び、人々の怒りは町を引き裂きながら燃え広がっていく! LAタイムズ文学賞受賞。圧巻の社会派サスペンス。(「BOOK」データベースより)




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復讐の家の総合評価:8.00/10点レビュー 3件。Bランク


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(8pt)

Every Lives Matter

韓国系アメリカ人女性作家の本邦初訳作品。アメリカでの人種間対立と犯罪に巻き込まれた家族の葛藤を描いた、社会派の犯罪エンターテイメントである。
27歳の韓国系アメリカ人の薬剤師・グレイス、41歳のアフリカ系アメリカ人のドライバー・ショーン。L.A.で暮らしていること以外には共通点が無さそうな二人だが、グレイスの母親が駐車場で撃たれた事件をきっかけにお互いの家族にまつわる過去と現在がぶつかり、それぞれのアイデンティティをかけて衝突することになる。通りすがりの犯罪と思われたのだが、被害者であるグレイスの母親に、ある過去があったことからL.A.の韓国系、アフリカ系社会に緊張を呼び起こし、街は暴動寸前の状態にヒートアップしてきた・・・。
物語は、1991年と2019年を行き来し、ショーンとグレイスの視点が交互に入れ替わることで事件の様相がさまざまに変わり、徐々に問題の深刻さが増してくる。事件の背景には韓国系とアフリカ系だけではない、さまざまな人種間対立があり、さらに犯罪被害者の報復感情、家族間での愛情と反発などが重なって深みがあるストーリーになっている。
あまり話題になっていない作品だが、社会派のミステリー、犯罪小説に関心がある方にはぜひ読んでいただきたい傑作である。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2:
(5pt)

多くの人に読んでほしい!

装丁に惹かれて購入しましたが、すごく上質な作品で驚きました。文学的で社会派、読み応え充分、ベビー級の社会派サスペンス!
復讐の家 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:復讐の家 (集英社文庫)より
4087607712
No.1:
(3pt)

家族の絆

黒人・韓国人、人種差別によるそれぞれの家族の苦悩。その過程で生まれる復讐心理、憎しみの連鎖を感じました。 ミステリーを求めてたので、星3 しかし人種差別について考えさせられる1冊でした。
復讐の家 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:復讐の家 (集英社文庫)より
4087607712



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