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寂しい写楽
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寂しい写楽の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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宇江佐作品は大好きで、よく読んでいます。この人が書く「写楽」に関心があったので、早速購入しました。 まず、蔦屋重三郎や山東京伝、十返舎一九といった人々の人物伝のような様相もあり、勉強になりました。 が、肝心の写楽に対して、作者本人の「愛」がなかったように思います。 幾五郎(一九)のセリフで「だれも(写楽を)相手にしないでしょう」という突き放し方も、残酷な気がします。 写楽絵の「工房説」をとっていらっしゃったようですが、個性派の北斎が集団の中で、しかも他人名義で絵を描くかどうかは疑問です。写楽が「だれ?」という議論は「斉藤十郎兵衛」とほぼ決着がついていることなので、下級武士にして能役者である写楽の葛藤に焦点をあてても面白かったのでは? と思います。 写楽絵には他の絵師とはひと味ちがう重厚さと躍動感があるので、それを北斎や山東京伝といったネームバリューのある人たちの「お手がら」にまとめるのは、長年の「写楽論争」に追従しているのではないか、と思えて残念です。 | ||||
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宇江佐さんの小説は「いっちいい」のと「残念」な感じの両極端で、これは「残念」な感じです。登場人物の来歴の部分が多すぎて、興ざめですし、全体的に設定に無理があると思います。 | ||||
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