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滅びの前のシャングリラ
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滅びの前のシャングリラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 1~20 1/3ページ
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人類滅亡の一ヶ月のリミット… やっぱり最後は好きな人だったり 家族や仲間に囲まれて穏やかに過ごしたかったり 最後まで自分らしくいたかったり… そして何かしらの罪を抱えてたり… 自分は多分、暴徒化した輩に●されて道端に転がってるんだろうなあ。 美少女、雪絵ちゃんのバックグラウンド詳しく知りたかったなあ。 | ||||
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江那友樹(えなゆうき)という高校生が主人公である。ぽっちゃり型の体型で運動が苦手、勉強も得意ではない。学校でのカーストも低く、パシリをさせられている。いじめられることもある。人生に絶望して生きている友樹だが、そんなある日に、小惑星が地球に衝突するというニュースが流れる。しかも、1か月後に。 直径10キロの小惑星だという。これは、恐竜を絶滅させた小惑星と同じサイズである。人類は絶滅してしまうのか。 しかし、次の朝友樹が学校に行くと、みんないつも通りに登校していた。ただ、さすがに普通ではない。先生は板書を何カ所も間違い、午後は学校を休校にするかどうかを決定するために会議をするという。 結局、学校はその次の日に休校になり、友樹は片想いしていた同級生の藤原さんの後をついて行く。 藤森さんは医者の家の子だが、養子だった。東京には実の親がいて、その2人に会いに行くのだ。 友樹の母親の静香のところには、昔付き合っていたヤクザの目力(めじから)が来ていた。あと1か月で人類が終わると知って会いに来たのだ。2人は他にすることもないため、友樹に会いに東京へ行く。 藤森さんをいじめっ子の同級生から助けた友樹だが、その同級生に殺されそうになっていたところに、都合良く目力たちが駆けつけ、友樹と藤森さんは助かった。 だんだん終末に向かって進んでいく世界。どういうラストを用意しているのだろうと興味が湧く。私はクリスチャンなので、死んだら天国に行けると信じている。しかし、信仰のない人は怖いだろうと思う。全くないとは言えないシチュエーションで、世界が無法地帯になっていく様のほうが怖かった。死は必ずやって来るが、できるだけ平和に死にたいものだ。 | ||||
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著者の、特に平文時の表現力が好きです。冒頭の高校生がいじめられるシーンの心理描写なんかは非常にリアリティがあります。 各登場人物のセリフについては、ややクサイというか、「こんなこと言う人いるかな?」と思う部分はありました。 メインキャラたちが聖人君子ではなく、愛するものだけを必死に守ろうとしているところが現実的でよかったです。 | ||||
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破滅に向かっているからこそわかる本質もあるのだなと思う。 漫画的な展開でファンタジーと受け止められる人なら楽しめる筈。 死に向かってるんだけど爽快感があった。 | ||||
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世界滅亡をまえに、世の中がどんどん荒んでいき、悲惨な出来事が普通になってしまうなかで、えなくんを中心に暖かい人たちの暖かさがいっそう際立つはなし。 どこか、不完全燃焼で終わる人生だけど、これでよかった、と思える終わりかた。 | ||||
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最初は10代の描写なので、とっくに大人になった自分にとって少しこそばゆいような、忘れかけていた痛みなども感じて読み進めるのが少しつらかった。 粗野と言うには生ぬるい男と、色んな人生を抱えた人たちが出てきてからはページをめくる手を止め難く。 自分の死期が、既にわかっていればいいのにとよく考えていた。 それまでに自分が優先したいことがなんなのか、想像するより更にクリアになる気がして。 善も悪も価値も金もステータスも、死ぬとわかっているなら何が変わるのかな?? 読書の良さを思い出した。 読み終わったから終わりではない。 そのあと延々と巡る自分の思考と共に、捉えていたものがじわりと変化していくこの余韻。 死ぬまで生きることが、生きるということか。 また再読しようと思う。 | ||||
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一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。 日常が崩壊していく世界で、平常を上手く生きられていなかった主人公達の物語。 恋の物語でもあり、親子の物語でもあり、愛の物語でもある。そして、生きるという物語。 どうしようもなく切なくて、終わるな終わるなと思いながらページを捲って、読み終えてしまいました。 個人的には、崩壊してもなお一部がインフラを支えているという設定も好きでした。 最後も良かった。ほんと、読んで良かったです! | ||||
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生きづらさを抱えている登場人物たちが、人生の最期を迎えようとしたとき、皮肉にも日々の窮屈さから解放され、本当の幸せを手にする。 心理描写が見事でした!登場人物たちがつながっていくところもワクワクして一気に読めました。 人生の最期を知ったとき、自分はどう生きたいか、誰と生きたいかを考えさせられました。 | ||||
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ダイナミックな設定の中で、人の繊細な感情・心理描写が描かれている素敵な作品です。 立場が異なる4人にスポットライトがあたり、話が進んでいきます。 4人の生い立ちや性格、価値観が異なる中で最後はどうまとまるのかワクワクしながら読んでいましたが、終わり方も良かったです。 凪良先生の作品に共通しているかも知れませんが、読んだ後は相手を思いやりや配慮の大切さを再確認できるのがとても好きです。 他の作品も読んでいるので、またレビューを書きたいと思います。 | ||||
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地球は滅亡するのに、こんな爽やかな読後感を得られるとは想像していませんでした。 あと、これってジャンルとしてはSFですよね。凪良ゆうさんの本は「流浪の月」と「汝、星のごとく」と「神様のビオトープ」しか読んでいなかったので、認識を新たにしました。BLは苦手なんだけど、BL時代にもSFは書かれていたのかな? | ||||
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さすがだと思った。今生きてることが、すごいことなんだと思った。この作家の他の作品も読みたい。 | ||||
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普段小説を読まない僕ですが、引き込まれる文章。4人の視点から見た、世界終末の姿。各々何を感じ、何を思い、馳せるのか。SFとも言い難く、今後の生き方を考えさせられる内容でした。ありがとうございました。 | ||||
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設定はよくある設定でしたが、様々な立場の登場人物の立場から最後をどう生きるかというのが描かれており、面白くて最後まで一気読みしました。自分だったら最期に何をするのか、そもそも最期にしたいと思えるようなことって何かあるかなーと考えさせられる作品でした。 | ||||
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落ちる言葉がない。すべての言葉が自由闊達に動きながら呼吸しながら繋がっている。 ふっと目を奪われたらまたたく間に最後のページに案内されている。 本を閉じたあとも香りが残り、終わった淋しさがない。 ただ同じ作者のまだ読んでいない本にすぐ手が伸びるだけ。一週間の間にそれを4回繰り返した。 | ||||
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前半中心となる登場人物(友樹、静香、信士)のキャラクターがとにかくタフで魅力的で一気に読んだ。 ラストシーンででてくる「希望、眩しい気持ち」という言葉が、タイトルとつながった瞬間、ちょっと泣きそうになった。 テンポのいい展開や、力強い物語性、読み手を引き込むわかりやすくて巧みな心理描写に紛れ込んでいるメッセージ的なものに凄さを感じた。 きっと何度も読んでしまう。 これ、10代のときに読んでみたかったな。 読後感の違いを味わいたかった。 とにかく、好きな一冊。 | ||||
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三か月後に小惑星が地球に衝突するというシチュエーション。その三か月で何が起こるのかを描く。四部構成で、それぞれの登場人物が輪を描くようにつながっていく。北斗の拳のような世界になっていく世界の中で、死を意識する前に持っていた心を開放し、新たな生を見つけたかのように、最後の日を迎える。人間は死を目の前にして、自分勝手になるかもしれない。それが本当の人間の姿なのかもしれない。だけど、醜い本性をさらけ出した後に残る人間のピュアな部分を信じてみたくもなる。極限を突き抜けて最後に残るのは素直な自分なのかもしれない。 | ||||
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なので 買いました。 こんな入りかたもいいってことで。ずっと読みたかった作家さんにこんな形で初めまして。 | ||||
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購入して良かったです。きっと何回か読み返すと思うから。凄い世界になって行くのに、読後感は優しい。凪良先生ワールドです。 | ||||
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地球滅亡が目前に迫り、社会が荒れていくなか、家族の在り方、友人との関係性の描写に心打たれました。 | ||||
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何が善か悪かわからない状況で、大切な人を守りぬく姿に感動 | ||||
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