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(短編集)
月まで三キロ
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月まで三キロの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 21~40 2/3ページ
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人生とまではいかなくても、なーんか最近疲れたなぁ。という時に読むと何か気づくものがある内容だなぁと感じました。 | ||||
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人生に疲れたり、迷ったりした人々をめぐる 短編小説 科学的な考証が話のカギではあるが説明臭くなく、わかりやすい。科学に興味を持つきっかけになるかもしれない。 短編集なので各チャプターさくっと読めてテンポも良い。 自分は天王寺ハイエイタスが一番好きかな。 良かった。おすすめ | ||||
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●著者は巻末の対談で「凝った文章より読みやすい文章を書こうと心掛けている・・・云々」と述べ ています。理系の題材を扱いながら一般の人にも理解できる平易な言葉で描写。科学の面白さや蘊蓄 を傾けつつ、人間社会との相似性を披露しています。 ならば科学によって明らかになった真理は、人にとっても生きるための道標になるかも知れません よ・・・と示唆しているようです。それに気づいた登場人物の心奥と読む者の心が同調した時、大き な感動となって押し寄せてきました。 科学は昔、哲学の一種だったというのもむべなるかな、ですね。 ー懺悔(ざんげ)ー 既に「八月の銀の雪」を読了しているので、登場人物の背景と科学的テーマがどの様にリンクする んだろうと、オチを予想しながら読んでしまいました。まるで落語の謎かけ「~とかけて~と解く。 その心は・・・」のようです。「ほーそう来ましたか」などと独り言ちます。 こんな読み方じゃなく、素直に気持ちを入れて読めばもっと感動できるのにと反省しています。科 学色がそれ程濃くない最後の「山を刻む」が一番良かった。主人公が明るい未来の絵を描き、希望を 見出した姿を想像したら胸の中がじわーっと暖かくなりました。 | ||||
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読書の秋かなぁー! 近くの稲田の畔には、彼岸花が真っ赤に咲いていました。 | ||||
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天文や地質、火山等の理系の知識を、それぞれの人間模様に織り込んだ少し珍しい短篇6編に特別掌編1編を加えた作品。 大きな起伏は無いけれど、いずれも人生に悩んでいたり、行き詰ったりしている人々が、前を向いて生きていこうとする胸に染み入る物語。 その立ち直る切っ掛けの一つにもなる科学の知識が分かり易く、登場人物達を通じて語られます。 | ||||
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とてもあたたかな短編集です。 悲しいことがあっても、 ちょっと前向きになれる気がする一冊です。 | ||||
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1時間以内で読める分量の6つの短編集です。それぞれ明確な1つのテーマに対し、新たな一歩を踏み出そうと思わせてくれます。簡単なミステリー仕立てにもなっており、隙間時間で読み、前向きな読了感を味わえる本です。 | ||||
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浜松の地名が出てくると聞きました。 短編6個ですが浜松が出てくるのは1つだけでした。 問題を抱えた人々と出会った人の物語。 どれも少しかっこいい大人が出てきます。 そして心揺さぶられます。 科学的なエピソードがそれを引き立てます。 アンモナイト、掘り出してみたいです。 | ||||
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伊与原氏の作品にはどれも人間の温かい血が流れている。様々な人間像を描きながらそこに細やかな視点が見られ、人の持つ感情が静かに読者に伝わってくる。厚かましくない!作者のお人柄か、声高に語ったり、切りつけるような激しさがないことが、言葉を選び、何気ない事象を丁寧に扱うこととなり、安心する。語られている世界のどれもがいい加減でないのは作者の科学者出身の確かさなのだろうか。 | ||||
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日常のさりげない景色の中の、ちょっとだけ普段と違う出来事を、丁寧に描く筆致が心地よい。科学的な見方をすることで日常が違う風に見えてくる、そういう話をサイドストーリーにして、メインストーリーの方は決着がつかないまま、良く言えば開いた形で、悪く言えば宙ぶらりんのまま終わる。それが適度にサイドストーリーと絡み合い、味わい深い余韻を残す。 | ||||
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月まで三キロ...趣味が合わないのか、面白くも深みも感じませんでした。 残り5編は、プッと思わず吹き出してしまえる、そんな話でした。 日常が退屈な、中年男性にピッタリかと思います。 | ||||
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出版関係の仕事をしている友人からの薦め 静岡書店大賞に輝いた一冊 短編集にて今度のお話はどんな科学にまつわる内容かな?とページを進める。 そんな科学的な魅力と反する人間味溢れる細やかな描写の、読了後心が温まる本でした。 友人に感謝 | ||||
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悩みを抱えた主人公に、理系の知識を持った者が絡んで、詳し目の家族語りがなされて、希望が見えるラストを迎えるという趣向の短編集。パターンは同じだけれど、シチュエーションは全く異なり、よくこんな話を思いつくなあと感心しきりで読みました。どれももう少し先を読みたいというところで余韻を残して終わっています。表題作が少しヘビーすぎたのが、自分にとっては玉に瑕でした。 もう内容は忘れてしまったけれど、読後に著者略歴を見て、ずっと前に「お台場アイランドベイビー」を読んだことを思い出しました。あれ以来ということは、あれが自分には合わなかったということです。 本作で著者の他の作品にも興味が出て来ました。 | ||||
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心が洗われる 今までの自分を見つめ直すきっかけとなる、生涯のベストに刻まれる作品 | ||||
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6つの短編の主人公たちは、人生の岐路に立っていたり、それまでの来し方を振り返ったりと、様々である。理系の伊予原新らしく、登場人物に、天体としての月、雪の結晶、アンモナイト、水月湖の年縞、素粒子・ISS、火山学の専門家たちが絡んできて、なかなか上手いなあと思わされる。この作者は、そこのあたりが売りだよね。主人公たちの思いなども細やかに描かれている。 水月湖の年縞については、ブルーバックスの中川毅「人類と気候の10万年史」を読んで関心を持ち、水月湖に行って年縞博物館も訪れてきた。ははあ、作者もこの本を読んだか、博物館の展示解説を読んだかしたんだろうなあと思った。 | ||||
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月まで3キロか、、是非ともその青看板を見てみたいな。自分は初めて本を読んで泣きました。 | ||||
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場面設定が独特だが、それがまた話に良い色を添えている。短編集なのでほっこりしながら次に読み進める。誰にでも心配なく勧められる。 | ||||
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テレビで知り、月というところはわりと家から近くで知っていたので興味深く読ませていただきました。 | ||||
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文章が耳に心地よく、知らない地球や宇宙のこともわかり、そしてホロッと切なさもありあっという間に読み終わります。 | ||||
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欠点は1、文系の小生には、科学的な記述が多過ぎ! 2、初出がわからない!(短編集でも書下ろし?) 3、定価が厚さの割に、ちと高くないか? でしたが、 読了後の気持ちは、とてもハートウオーミングで素晴らしい一冊でした! 私も皆さんと同じく星5つとさせていただきますし、多くの方に読んでもらいたくて、おススメします! | ||||
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