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錬金術師の消失
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錬金術師の消失の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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*最初に前作のトリックについて若干触れています。 前作の続きということで読ませて頂きました。世界観に興味を感じて読んでいたものの、実は最初トリックについては期待していませんでした。 というのは、前作の犯行もやはりこの世界に存在する「錬金術」を利用したトリックが使用されていました。 ただそれは「犯人は出入り不可能な密室からどう侵入したのか」という謎について、「錬金術を使って〇〇が〇〇になって、〇〇して脱出すれば良いじゃないか」という、「確かにロジックは伴っているし(錬金術ミステリーだし)、それで解決はするけど、推理としてはなー」という代物でした。 もちろんそうした虚構の枠組みを舞台装置にした「トリック」を好む方もいらっしゃいますから、それを一概には悪いとは言えませんが……。自分としては若干残念さが残るものでした。 それに対して今回の話ではやはり「錬金術」というファンタジーが用いられてはいるものの、ダミーの解決についても真実のトリックについても、その錬金術によって物理的な仕掛けを施した上で成立する、ギミックが創り出されています。 そこが王道の推理小説として作者様が挑んでいると感じられました。 | ||||
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前作も好きだったので続編も読んでみることに。 キャラクター小説としても楽しめ、ミステリの要素もたっぷりつめられていたので大満足。特に水銀の塔にまつわる謎が面白かった。次作からはもっとSF色が濃くなるのか? 期待して待ちたい。 | ||||
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表示されていた通り綺麗でした。 ありがとうございました。 | ||||
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ナンバリングはされてませんが2巻に当たります。 ギミックだらけの塔、外出出来ない程の暴風雨、いがみ合う宿泊者達とこれで殺人が起きない方が不思議というお誂え向きのシチュエーション。 塔のギミックはミステリー好きならある意味メジャーですが、そこに錬金術という魔法が加わるので前巻同様にある程度無理矢理感はあります。 他の方がおっしゃっているように、ラストは必読。 それももちろんメジャーなラストですが、それまで「そういうこと」を全く示唆していなかったので驚きです。 続刊期待してます。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります ミステリ好きにはニヤリの見取り図に始まり,嵐で陸の孤『塔』と化した神秘の塔, そこに様々な事情で集まった十数名に,連続する密室殺人,期待通りの大仕掛けなど, 古典的で見慣れた要素の数々に,おおよその部分は早い時点から見えてしまうのですが, ファンタジを無理なく絡め,伏線が次々と巻き取られていく終盤には強く引き込まれます. 物語を見てみても,主人公らが相手取る連中,さらには取り巻く状況が大きく広がり, 想像以上に強大で,追い込まれつつある状況から,どう巻き返すのかが楽しみなところ. 一方,二人の信頼(?)が深まる中,明るく,ラブコメで締められるのかと思いきや, 斜め上を行くものがブッ込まれるラストには,物語全てがぐるりとひっくり返るようで, 彼らが立ち向かうのはいったい何者なのか,そもそも…と,次が楽しみで仕方ありません. | ||||
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