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裏世界夜行: 裏世界ピクニック4



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【この小説が収録されている参考書籍】
裏世界ピクニック4 裏世界夜行 (ハヤカワ文庫JA)

裏世界夜行: 裏世界ピクニック4の評価: 4.38/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 1~20 1/2ページ
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No.26:
(5pt)

百合百合しい…!

アニメの頃からヒロインが二人出れば直ぐレズだ百合だと騒ぐキッズには辟易ですが…本編四巻にしてガチでその傾向が強くなってまいりましたw 空魚は一見百合っぽいですが、その性癖はあくまでノーマル(?)で単に…依存相手が欲しいというか、友情というか愛が重いだけの子なんですが、今回で鳥子は割とガチなのでは?? と判明してしまいましたw
ホラー描写も尻上がりに恐ろしくなっていって、二人のキャラも徐々に掘り下げられて行き目が離せません! マジもんのホラー系をお求めの方も、レズレズしい女子大生の関係が気になる方も是非一読の価値ありかと。
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No.25:
(5pt)

おもしろい

世界観が独特でハラハラする。登場人物の心理描写が細かいので自然と感情移入してしまう。次は何が起こるか楽しみです。
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No.24:
(5pt)

「裏世界夜行」の怒涛の進撃、話の展開に、びっくり仰天。空魚と鳥子の二人に、もう、めろめろっす。

「あの牧場の件(くだん)」「隣の部屋のパンドラ」「招きの湯」「裏世界夜行」の四編を収録。
おしまいの「裏世界夜行」の話が、とってもいいです。空魚(そらを)が過去の黒い穴に落ち込み、〈赤い人〉と遭遇し、鳥子(とりこ)が斧を振るって空魚を助ける辺りからこっち、心が震えてしょうもなかったです。読みながら、テンション上がりっぱなし。感動しました。

このシリーズに出会えて、本当に良かった!
紙越(かみこし)空魚と仁科(にしな)鳥子の女子大生の百合コンビのことが、ぐんぐん好きになってる自分に、びっくりしてます。
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No.23:
(5pt)

温泉シーンのサービスカットあり

百合要素が強くなってきた。鳥子が空魚に対して、猛アタックしているようだ。空魚は引き気味だが、後々どうなっていくのか気になる気になる。裏世界での探検よりも二人の行方の方が気になる気になる。桜子も二人に巻き込まれるようになり、今後も裏世界で何かがおこりそう。新たな展開で、どんどん読み進められる。女子が活躍する少しホラーな冒険活劇でした。
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No.22:
(1pt)

気を付けて、違う商品が届きます

画像と違う商品が届きました。アニメ絵になっており原作の絵とはかけ離れています。
違う商品を届けるのは詐欺では?アマゾンが返品する品をちゃんと原作絵のものに戻して届けなおしてくれるように返品手続きをしたので、それが通れば評価しなおします。
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No.21:
(4pt)

アニメ通り面白い。異世界の世界観が好き。

最近公開されているアニメをみて興味を持ち、小説を購入しました。

アニメとの大きな内容差もなく楽しめました。

ラノベ全品に言えることですが、アニメでは見逃している心理描写が分かりやすく表されており、アニメと合わせて見るのが、個人的にはたのしいです。
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No.20:
(5pt)

百合度アップ

裏世界に遭遇に毎回ドキドキしますが百合度もアップしていてこっちもドキドキしますw
ほんと面白いです!鳥子と空魚大好き!
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No.19:
(5pt)

良いです

普段読んでる読書の傾向からするとホラーは若干敬遠しがちなのですが
そして裏世界ピクニックはコミカライズの影響もありかなりリアルに
脳内で絵で再現される分ホラーの中でもかなり怖い部類ではあるのですが
やはり大変魅力的な作品であると言わざるを得ません

今作を読了後、既刊も最初から読み返し、かなり初期から空魚→鳥子だった関係が
いつの間にか空魚→→←←←←鳥子に変化しており
かつ、鳥子の視線から空魚が初期からかなり魅力的なパートナーであったとしれて
大変にたぎりました

設定、世界観、キャラクター、どれをとっても構成が練られており、かつその描写のために
時間をかけて物語の中で直接的、間接的に表現されていて
それでいて展開が読者の期待を裏切らない手腕は舌を巻くものがあります

間違いなく最近読んだ小説の中ではトップレベルに完成度の高いシリーズのひとつです
続きも楽しみにしております
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No.18:
(3pt)

百合は成就すると萎える

一応完結なのかな?続けようとすればまだまだいけるが、頃合いかと。他にも触れてもらいたい都市伝説は多いが、この二人だと似合わないかも。
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No.17:
(5pt)

尊い

尊い
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No.16:
(3pt)

怖くても甘々、先がちょっと心配

空魚と鳥子の距離が接近する。
一緒に温泉に出かけたり、嬉し恥ずかし怖しの裏世界お泊りなどのイベント篇である。
裏世界の恐怖はやや薄味で、謎の解明も進まない。

楽しい百合ホラーという稀少なシリーズなので、これからも愛読させてもらう。
ただ、解説での「ネットロアの元ネタ」が気になる。個人的な趣味だけど、ネット怪談なんか私は絶対に見ない。薄っぺらい呪いやオバケの噂話なんて、見たくもない。
後ろから大声で「ワッ」と脅かすのに等しい、幼稚な行為である。

元ネタは何であってもいい。整合性のあるちゃんとしたストーリーとして構成してくれれば、立派な小説になる。間違っても悪趣味なグロネタを列挙して、なんの説明もしないーーといった展開にはしないでほしい。
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No.15:
(5pt)

おっぱいかわいいね

今まででいちばん百合。そして「おっぱいかわいいね」の一言にぜんぶ持ってかれる。
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No.14:
(2pt)

「裏世界」話が盛り下がってしまった残念な4巻

2巻までは「裏世界」という、
オカルトの世界観が楽しめた。

ネットロア(都市伝説)に出てくる恐怖体験は、
ヒトの精神を冒す「裏世界」に入ったからという設定で、
その「裏世界」を楽しむ本になっている。
言葉は似ているけど、異世界転生とは全然別の話なので設定はかなりいい。

2巻ぐらいまでは「裏世界」の描写が良くて読み進められる。
「ネットロアのパクリ」という批判もあるけど、
著者独自の解釈があるのでれっきとした創作になっている。

しかし3巻ぐらいでネタ切れっぽくなり、
対抗勢力とのドンパチが始まる。
その舞台がITS健保組合なのはツボった。
「裏世界」を別にすれば総じて面白かった。

4巻はというとヤマもオチもあまりなく、
「食うためにズルズル書いてますー」という、
ジャンプ漫画やラノベの続刊という雰囲気になっている。

登場人物はほとんど女で「百合SF」というジャンルになる。
3巻ぐらいまでは精神的なつながり、
例えば女同士の「憧れ」や「嫉妬」がメインだったのですんなり読めたけど、
4巻から肉体的接触が増えてきて生々しい。

コミカライズもされて、アニメ化の噂もあるので、
せっかく作った「裏世界」を中心に書いて欲しいなと思う。

なお著者さんはラノベ出身だけど「神々の歩法」で創元SF短編賞を取っている。

ノっている時は内容が濃い良SFになるんだけど、
惰性で書くと薄っぺらーくなってしまう。

1巻は書きながら手探りという感じで多少の荒さは許容できたけど、
4巻の内容は薄く「裏世界」の話が盛り下がってしまいかなり残念だった。

続刊に期待したい。
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No.13:
(5pt)

ヤバい、怖い、だが可愛い

人間関係もだいぶ変わってきたけど、相変わらず話は面白いけど怖い。
「裏世界」に行くバージョンより、いつの間にあちら側にか引き込まれている[あちら側が現実を侵食してきている…?]やつのほうが怖い。
そしてヒロイン二人の微妙な距離感がカワイイ。本来ドライな?感じの二人が距離感を測り切れずにモダモダしてるの、なんか見てて恥ずかしくなる…
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No.12:
(5pt)

よさみがつよい(語彙力

今回は空魚が直接的に裏世界に狙われてしまうのもあって結構なホラー展開的良さを感じた。後半、桜子が百合の間に嫌々挟まってしまったり、鳥子が空魚にぐいぐい行ったりで中々面白かった。
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No.11:
(5pt)

非常に楽しく読んでます

5巻もとても楽しみにしている
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No.10:
(4pt)

空魚という主人公の掘り下げ回。外側に広がり過ぎた話を内面世界の話に切り替えて上手く整理できた印象。

日常の裏に潜む狂気に満ちた空間「裏世界」の存在を知り、一歩間違えば死か発狂が待ち受ける超常の世界を探検しようと企てる無謀な女子二人組の冒険を描いた宮澤伊織の人気シリーズ、久しぶりの刊行となる第四巻。

物語の方は前巻の中心となったエピソード、特殊な声で他人を洗脳する女子高生潤巳るなが組織したカルト集団によるDS研襲撃という事件を切り抜け、カルト集団が山中に作り上げた奇妙な牧場の調査に空魚と烏子の二人が随行する場面から始まる。ネットロア「山の牧場」そのままの施設が裏世界へのゲートを生じさせようという企ての下に作られた事に気付く空魚たちだが、カルト集団の遺した「第四種」たちの襲撃を受け……

良い感じに作品世界が整理されたという印象。正直DS研やカルト集団が登場した事で作品世界が外に向かって広がり過ぎ、一巻で感じられた「女の子二人による冒険譚」の色が薄くなってきた事で作品の方向性に不安を抱えていたのだけど、上手い事主人公である空魚と彼女のパートナーである烏子、そして二人のバックアッパー的な立場である小桜といった小さな関係で描かれる世界に話をコンパクト化した事で本来の良さが戻ってきた感じに。

DS研やその代表者とも言える汀が登場するのはこの巻を構成する四本の短編のうち、一話だけで過去に登場したサブキャラクター、茜理や夏妃といった登場人物の絡みも最小限に抑えられている。その分この巻では登場人物の関係の掘り下げを主人公コンビである空魚と烏子の二人に徹底的に絞って来たな、という印象。

作中で裏世界は人間の執着を足掛かりに忍び寄ってくると小桜の口を借りて語られるのだけど、前回ほとんど怪物と化した冴月の姿を見せ付けられた事で烏子の執着が冴月から空魚に向きを変えた事で話は空魚に対する裏世界の攻撃と、烏子の奇妙なぐらいの空魚への執着……というか百合っぷりが並行して描かれる事に。

烏子の空魚に対する百合攻撃は最初は牧場調査での手を握ってのエスコートみたいな軽い所から始まるのだけど、空魚が裏世界から狙われていると知るや、それはもう容赦ないというかブレーキの壊れたダンプカーの如く勢いを増していく事に。温泉旅館で、裏世界のラブホテルで空魚相手にやりたい放題やっちゃう烏子のまあ凄い事。

ただ、今回興味深かったのはもう一方の主人公である空魚の方かと。これまで命知らずみたいな行動力を見せるかと思えば奇妙なぐらいに個人的な部分、要するにどんな過去を抱えて生きて来たのかみたいな部分には触れて来られなかった空魚だけど、今回はその辺りがかなり掘り下げられる。

有り体に言えば母を失い、父と祖母がカルト宗教にハマって幸せだったはずの家庭が脆くも崩壊したという空魚がこれまで表に出そうとしなかったトラウマが裏世界に目を付けられて徹底的にその傷跡……というか治り切っていない生傷に近い記憶を抉る様な攻撃を受ける様が描かれる。危険すぎる裏世界にハマっているというか積極的に大学生としての立場みたいな「日常」を、平凡な人生を放り出してしまおうとする空魚の危うさみたいなものが強調されるのだけど、その危うさがどこから来るのかが掘り下げられていく。

ネットロアである「赤い人」「パンドラ(もしくは禁妃)」を模した裏世界に付きまとわれ、特に過去の幸福の象徴みたいな存在だった「お母さん」への執着を禁妃みたいな厭らしい形で抉られていく空魚は読み進めるにつれていよいよ危うくなっていくのだけど、そんな彼女をギリギリのところで「こっち側」に繋ぎとめる役割をこれまで執着を冴月に向けてきた烏子が果たす辺り、百合要素を単なる読者サービスだけに留めるのではなくストーリーの展開の中で上手く活かしている。

空魚と烏子の二人だけでも話は回ると思うのだけど、そこに怖がり過ぎて裏世界には入っていけず、それ故に少しだけ距離を置いた場所から二人の様子を見守る小桜を描いたのも良い。小桜を二人の関係を外側から眺める立場の人間として描く事で今回の裏世界との関りや空魚の受け続けた精神攻撃を通じて変化していく二人の関係が把握しやすくなっていた。

登場するキャラクターが増え、作品が外へ外へと広がり若干散漫化しつつある様な印象を受けていた本シリーズだけど、登場人物やその相互の関係を一旦整理して「良さ」が戻ってきた様な印象を与え、また同時に「百合」の部分にストーリーの中で明確な位置づけを与えた事で「ホラー」という要素との並立がスッキリした感じも。危うさを抱えた主人公としての空魚を徹底して掘り下げる事で大いに楽しませてくれたシリーズ第四巻であった。
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No.9:
(5pt)

スイートスポット

3巻までを通して醸成されてきた空魚と鳥子の関係性がこれでもかと生々しく表現されていて、その「強さ」に大きく心を乱されました。会話一つ、鳥子と空魚のムーブ一つ、どれをとっても甘く尊く愛おしい、まさにスイートスポットがここに凝縮されていると感じます。百合好きで3巻まで読んできた方ならば、この素晴らしさに心打たれるのは確実でしょう。裏を返すと、1巻から読めば確実に楽しめます。
かといって百合一辺倒ではなく、ホラー要素も生中ではありませんでした。表世界まで侵犯してくる裏世界の脅威や、タイトルにもある裏世界の夜の恐ろしさが鋭く背筋を凍らせる一冊だったと思います。
百合の甘さが恐怖で凍てつく、だけど最後は愛で溶かされる。素晴らしい本です。
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No.8:
(5pt)

鳥子ちゃんが

めっちゃ可愛いです。
丸々一巻鳥子ずくし。
可愛すぎて困る。

今回は組織の影も薄れ、二人だけの冒険行も復活。

それにしても…主人公が鈍いと、もどかしいなんてもんじゃない。
だがそこが良い!?
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No.7:
(5pt)

むっつり金髪

一年間待ったので、大事に大事に、一日に一話ずつゆっくりと読みました。

 いつどこでどのように裏世界由来の現象が日常に侵食してくるのかわからないのが、とても怖くて楽しいです。
 自ら行こうと思って行くだけならばまだしも、どこで切り替わったのかもわからぬまま裏世界の方からやって来られてしまうようになると逃げ場がなくなってしまい、実際に私の身にこんなことが起こったらと思うと本当に嫌です。ですが人の恐怖体験は蜜の味ということなのか、読んでいる分にはそれがまた楽しい……。

 なお、過去の3作品ではあまり感じなかったのですが、今作は鳥子ちゃんがとても可愛く感じました。
 しかしながら、もしも彼女に美人補正がなかったらと思うとちょっとゾッとするような際どい線を突いてきており、そのあたりの匙加減もまたお見事でした。
 正直なところを申しますと、個人的には百合要素はあまり求めていなかったのですが、何だかだんだんと応援したい気持ちになってくるから不思議です。いつの間にやら、私の嗜好にも裏世界が侵食してきている……?
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