■スポンサードリンク
馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bowの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
トリックも謎解きも淡々と進む一方、最後は怒涛の展開です。後味は、まぁ。。。 森博嗣作品をここまで読み進められた方は、違和感なく楽しめると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的に氏の最高傑作に位置付けている、赤目姫の潮解を想起させるような、そんな都会でのシーンの描き方が森博嗣ファンの僕の心を鷲掴みにしました。 新シリーズが開幕していたことを知って、即購入して良かった。 最高に嬉しいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容はタイトルの通りです。ネタバレになってしまうのが嫌なので内容については深く掘り下げませんが、森博嗣の作品群の中のXシリーズの登場人物達がメインとなるお話なので、そちらを読んでからだとよりスムーズに理解・感情移入することができるかと思います。他レビューにはちらほらと結末に関する不満や登場キャラクタを全く理解していないままの私見、果ては刊行スタイルに対する愚痴まで見かけますが、それらは適切ではないと私は感じました。そんな瑣末な事柄などどうでもよくなるほどに森博嗣先生の描く物語は壮大で、同時に他作家と毛色の異なるリアリティを含んでいます。そうした世界に浸りたい、自分が今生きている景色で、しかし違う何かを見たい、知性に触れてみたい、そんな想いを抱いている方にこそ、森博嗣先生の作品群を読んでみていただきたいなと思います。このようなレビューが何かしらの参考になりましたら幸いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どこか自分自身の思考とダブルことがあり、辿らなかった人生を小説という形で読んだ気がする。社会の理不尽さをどこか毛嫌いしていて、自分はそこから距離を保っているから、自分は関係ないし、責任もないという立場。子供のような思考といえばそうだが、社会は学校で習うようにはできてないから、頭でっかちはダメなんだという認識に繋がる(嫌な認識だが)。そうすると、学校で学ばなくてもいいじゃないかという極端な話になる。何らかの教育は必要なんだが、生きるためには働かなくてはならず、大なり小なり社会の理不尽さと直面する。すると、学校で習った話と違うじゃないかと・・・ここで、思考の無限ループが始まる。 そんなことを考えながら、読むことになった。社会と個人の境界を読み手に認識させる物語なのだろうと、最後は妙に納得して読み終えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私はひとりでいることが好きですが、ひとりで生きていけるとは思っていません。 誰にも頼らずにひとりで生きていくことって、できるのでしょうか? 誰とも関わらずに生きていくことを、社会が保障することはできるかもしれませんが、それって、社会に頼って生きていることにならないでしょうか? それでもその理想を目指すこと自体は、その人の自由であることは間違いありませんが。。。 なんだか、この話を読みながらそんなようなことを考えました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書籍は電子より紙〜 xxシリーズ? 今後シリーズ化されるのか? 探偵シリーズ復活〜 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
彼に巣くう(あるいはもう彼そのものになった)虚しさを直視できず、読み続けられない人は、あまりにも幸せな常識に囚われていることだろう。どうかどうにかお幸せに。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Fool Lie Bow=ふーるらいぼう=風来坊。ホームレスより粋な日本語だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、加部谷恵美ちゃん、 西野園萌絵さんと出会った頃からずっと登場してますね。初めは特に存在感がなかったキャラだと思いますが、だんだん存在感を増してきました。 彼女のことが心配です。 文章は描写がとても分かりやすく、色彩が目に浮かんできます。文体がとても美しいです。WシリーズやW Wシリーズのように小難しい面がなく読み易かったです。 少々ネタバレになりますが、 複雑な家庭環境が人に与える影響や、現代社会の希薄な人間関係について、自分自身も反省した方が良いのかと思いました。 どう展開するのか、きっと大きな事件があるのかと期待しながら読み進めました。 期待通り、想像もしなかった展開でした。 寂しい余韻が残っています。 加部谷さんのことがやはり心配です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あかん、椙田を呼んでこい。 保呂草なら解決してくれる。 と、思えた作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
加部谷さんかわいそう 幸せになってほしい | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
約20年程前に生きていることのつまらなさ、自分の価値観と社会の合わなさに絶望していた時に出会ったのがすべてがFになるでした。こんな考えがあるのか、こんな人がいるのかと、森博嗣作品を夢中で読みました。 この作品は、どうかなあ、あの頃の自分が読んだら、死んでしまうのではないか。ライ麦畑でつかまえてっぽい怖さに耐えられず、星一つ減。ただ、森博嗣フリークの自分には面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表紙にもなっている、海辺の公園のシーンの文章が美しく素晴らしかったです。 小さな幸せになり得たかもという希望がとても切なかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何気に問題作? ある意味で完全犯罪。犯罪に対する動機付けすることの無意味さを表したような作品。終盤のトリップが相変わらず素晴らしい。そう私は感じた。 それはそれとして加部谷さん、何があったんだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
森先生の作品を読んだことがある方なら感じることだと思いますが、作品紹介で期待されるような、いわゆる事件解決、という結末があるわけではなく、そういう意味ではむしろ後味が悪いと思います。 ただ、小説のジャンルというものをそれほど意識せずに読めば(自分はいつもそうなのですが)、表向きとして起こった出来事とそれをとりまく人間模様(?)がメインに描かれる前半はもちろん楽しめるのですが、それ以上に、中盤あたりから結末までへの怒涛の展開(多くは語れませんが)と、描写の美しさは、時間が経つのを忘れてしまうほどです。 この作品のひとつのキーとなるのは「社会学」あるいは「社会」だと思います。メインやサブキャラ問わず、普段なら気にもとめないような登場人物一人一人の行動や社会におけるいろんなしきたりといったものが、主に前半で描かれる柚原という人物の視点でフィルタリングされると、その不可解さや理不尽さ、醜さが際立って見えてきます。一方、アイスクリーム、おばあさんに名乗った名前、海など、どこか心を締め付けられる言葉や情景も、たくさん出てきます。 ありきたりな言葉になりますが、成熟した人間社会で表面化する歪みという問題を強く意識します。それはきっと、「成熟して安心だといわれる社会に染まっていない」人間である柚原が語るからなのだと思います。 (自分を含め)毎日のうのうと生きている人たちに、手に取ってほしい作品です。本当に、森先生には感謝しかないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先ずもって,レジで1,320円ですと言われて,えっ,と声が出る。ほぼ同じ厚さ(312頁)の『タカイxタカイ』ノベルス版は税抜950円でしたが。 何というか,読後に気持ち悪くなりました。期待した推理小説ではなく,こんな人を描いてみましたというだけで,がっかり★かとも思ったのですが,ある意味,小説の力を見せつけられた感じで,ひっくり返して★四つにしておきます。 ひとつ,僕は通常50頁に一時間くらいかかるのですが,これはその倍の速度で読み終えました(三時間ちょい)。あと,いつもの小川さんと加部谷さんが登場するので,森博嗣フリークなら,押さえておくのが好いかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
社会に対する考察と周りの人が織りなす人間模様を丁寧に表現していいます。シリーズものですがシリーズを知らない人でもこれだけで楽しめるようになっています。ぜひ楽しんでください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
8割は淡々と進み、残りの2割で一気に加速する。後味はなんとも言えない気分にさせられるが、読み応えはかなりのもの。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
加部谷(かべや)さんが可愛そうだなと感じたが、同時に魅力的な人物だとも感じた。 GシリーズとXシリーズの登場人物がしっかり登場し、面白かった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!