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(短編集)

教室に並んだ背表紙



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【この小説が収録されている参考書籍】
教室に並んだ背表紙
教室に並んだ背表紙 (集英社文庫)

教室に並んだ背表紙の評価: 4.36/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.36pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(5pt)

何度も読みたい

1回目に読んだ時より、真相を知ってから2回目に読んだ時の方がおもしろい。
教室に並んだ背表紙 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:教室に並んだ背表紙 (集英社文庫)より
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No.10:
(5pt)

学校生活に悩む子どもたちに読んで欲しい一冊。

「雨の降る日は学校に行かない」を読んで好きになった作家さんでした。学校生活に悩む少女たちの感情の動きが、ダイレクトに伝わって来る作品でした。しおり先生の優しさが身に染みる短編の数々でした。
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No.9:
(5pt)

前向きになれて大好きな本です

狂言回しとしてのしおり先生がとても魅力的で、それぞれのお話に出てくる人たちもリアリティがあってこの作家さんのお話がもっと読みたくなりました

それぞれのお話の登場人物たちが読書を通じて前向きになれたり、救いがあったりして、読後感もとても良いです

涙を流す表現ひとつとっても繊細で素敵な描き方をしていて、すらすら読めます

最後のお話で素敵な謎解きがあったり、後書きの方もこの作者さんが大好きで紹介したい、というのが伝わってきました

「つらたにえん」という言い回しも初めて知りました
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No.8:
(3pt)

女子中学生の人間関係も、なかなか大変だ。その一端がわかる。

6篇の連作から成っている。
それぞれ、なかなかおもしろい。女子中学生の人間関係もややこしく、面倒なのだと(これは物語ではあるけれど)思い知らされる。

ただ、それぞれの物語の関連性がややわかりにくい。もっとわかりやすく書くことはできたであろう。

疑問に思ったことがある。
今どきの中学校では、昼食を各自、勝手な場所で自由にとっていいものなのか?
この小説ではそうなっているのだが、違和感があった。高校なら、わかるけれど。

もう一つ、疑問に思ったことを……。
「しおり先生」、20代のようだけど、ずいぶんと自由に動ける立場だな。ここも違和を感じた。40代くらいのベテランの先生にしたほうが自然な気がした。

文庫版の143ページに「風の噂で聞いていた」とあるが、この「風の噂」は間違い。正しくは「風の便り」である。

難しい漢字にルビが振られていないことも気になった。
例えば「嗤う」にルビがない。
読者層を考えると、ルビをもっとたくさん振ったほうがよかっただろう。

★3か4か、迷ったが、やや厳しく3にした。
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No.7:
(5pt)

まさにそう、と心が震える作品

他愛のない、中学生の学校生活の一面を描いている。
けれど、読んだときに「まさにそう」と大人でも心が震えてしまう。
人と人とのかかわりは、型にはまるものではない。
私の人生を読んでほしいと思うのは学生だけではないはずだ。
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No.6:
(4pt)

意外とよかった

前作の霊媒師探偵が、ラノベだよね〰️と思って読んだので、今回はどうかな~とあまり期待しないで、軽い読み物を読むつもりで読みました。でも、この作者さんは無理にミステリにこだわるよりも、こういう話のほうがあっているように思えました。意外とおもしろかった、ということです。
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No.5:
(4pt)

実態にかなり近いフィクション

女子中高生の悩みなどは、私のようなおじさんには理解できないのかもしれない。しかし、以前よく行った小さな図書館に来ていた少女たちを見ると、この短編集に登場するような生徒だったのではないかと思う。皆、美貌に恵まれているとか特異な才能を持っているとか、そのような恵まれた存在ではなかった。何もない自分に悩む日々。あるいは、周囲とうまく行かずに生きづらさを感じる毎日。
 そうした彼女たちに対して図書館司書にできることは、おすすめの本を紹介して、短い時間ではあるが彼女たちの側にいて話を聞いてあげることくらいしかない。物語のように、劇的な変化は期待できないのかもしれないが、ほんの少しでいいから彼女たちの力に、あるいは生きるヒントになってくれたらいい、という思いは、フィクションである本作品の司書たちと同じだと思う。だから、本作がリアルに感じられる。
 私も図書館司書の資格を取ろうかと思った時期があった。けれども、このように細やかな配慮が他人に対してできる自身がなかったので、司書にはならなくて正解だったのかもしれない。
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No.4:
(5pt)

甘いかもしれませんが

中学校の図書館を舞台にして、級友たちとうまくいかない女子中学生の、疎外感、孤独、不安、といったものを描いています。
連作短編集で、最後に、おおっとうなるような仕掛けもほどこされています。
まず、読んでおもしろい。
1話ごとに、悩み・苦しみに希望が見いだせるように作られています。
それが、もしかすると、人によっては、安直だとか、甘い、とか感じるかもしれません。
でも、私個人としては、こうして最後にほっとさせてもらえると、とても落ち着きます。
わたしのような大人が読んでも、おもしろく、感動するのですが、なにより、ここで登場するような生徒さんで、いま現実に悩んでいるような人が、これを読んで、少しでも心が癒され、明日への希望が持てるといいな、と思うのです。
お勧めします。
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No.3:
(5pt)

実写版の三崎役はぜひとも大友花恋さんで

大友さん群馬の名門附属校でクラスの中心人物みたいに見えて実は微妙な立ち位置にいたのでは、と勝手に推測。芸能界でもなんとなく微妙な立ち位置にいる気がします。
同じく金沢の名門附属校出身で軽やかにスターダムにのし上がった浜辺美波さんを真汐役でお願いします。
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No.2:
(5pt)

優しい涙が流れる本です。

優しい涙が流れます。
学校に息苦しさを感じたことのある人、今悩んでいる学生さんにぜひ読んで欲しいです。
きっと救われます。

学校で過ごした時間で、すべてが決まってしまうなんてこと、絶対ないよ。
先生は、自分が過ごした灰色の青春を少しだけ誇らしく思う。
辛くて苦しい10代を過ごした経験があるからこそ、できることって、きっとあるんだ。

相沢沙呼さんのお話は、心があたたまります。
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No.1:
(2pt)

大友花恋さんは何でこの本をイチ押ししたのか?

全体的に話が浅い気がした。基本的に学生のときにありがちな悩みを図書館司書の先生の行動であったり言葉で学生が救われる話だが悩みに対しての解決策が弱く読んでてスッキリする感じにはなれなかった。
この本を買うなら重松清さんの青い鳥、西加奈子さんのおまじない、伊坂幸太郎さんの逆ソクラテスを読んでほうがいい。この3つも同じ短編小説であるしいろいろと考えさせられると思う。
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