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玉依姫
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玉依姫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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一冊にするほどの内容ではない。 主人公に感情移入できないまま終わってしまった。 圧倒的正ヒロインの描写がどこか滑稽。 悲恋、聖女、母性愛、色々詰め込んでるが、お話としてあまりうまくいってない部分が多かった。 山神って人食ってたか? 世界設定としては必要かもしれないが、一章くらいにまとめられた。 | ||||
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シリーズのそれまでの作品と比べて、文章力というのか、描写がいまいちと思える場面が多くて、途中退屈で読み進めるのがややしんどくなってしまった。他の人が「稚拙」と書いていたのを目にしたが、そういわれても仕方ない部分もあると思う。基本的に、今回の設定上、躍動感は乏しく、会話劇が中心になるのですが、 肝心の会話部分が退屈。志保の話し言葉がリアルでないのが一番気になる点。 今までは時代劇調だったからなんとかなってたのかな? 息をのんだとか、鋭い口調とか、同じ表現が何度も出てきすぎるのも辛い。 いま現在の作者が書き直したら、もう少しよくなるのかもしれない。 話の流れを追うためには読まないといけないが・・・・ | ||||
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現代の高校生の話で始まるので、まず、読みづらい。 設定がシンプルなので、誰が誰だかわからなくなることはないが、なかなか話が入ってこない。 奈月彦も出てくるが、キャラ変したかのよう。これは人間の言葉を喋っているので山内とは言葉が違ってしまうからかもしれない。 後半は楽に読める。 シリーズ刊行より前に執筆された作品のため、十二国記の「魔性の子」のようなものと思うといいと思う。 「魔性の子」はシリーズ後と設定の食い違いがあるが(”麒”だけで呼んだりしないなど)、こちらは修正を加えているので不自然さは多分少なくなっているのだと思われる。 次の「弥栄」と同時期の話なので、まるで「単」と「主」の関係だと思えばいいと思う。 シリーズ本伝が「主」の登場人物を中心としているので、読み進んだ後では「単」が外伝のように見えるのと同じように、本伝が「弥栄」の方だから、「玉依姫」は外伝のように見える関係だと思えば良いと思う。 「玉依姫」を先に読んだ方が、「弥栄」でハラハラします。 | ||||
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1作目の「烏に単は似合わない」を読んで、物語の設定は悪くないのに、キャラクターの魅力の無さが致命的だと思い読むのを辞めようかとも思ったが、この作品(の元?)を高校生の時に書いたということと、現代が舞台ということで、ちょっと気になって読んでみた。 少なくともこのシリーズのいろんな気持ち悪さと違和感が、一番マシな作品がこれかな、と思います。 文章力とか舞台設定は悪くないのに、いろいろ矛盾(鳥形を恥じている割に1作目で早々に若宮が美しい大型の鳥として妃候補の前に現れたり)しまくってることや、いやいや、いい男風に書かれてる、若宮の苦悩だとか人柄だとかがイマイチわからないし、素直に浜木綿を主人公にしたら、もっと共感が得られるのでは、という感想を書きこまれてる人もいますが、私ならそれはもっと受け付けない。 あせびが酷い女で男にはわからない女に嫌われる一番、嫌な女、それをこの若宮は見抜けるいい男って設定にしたかったんでしょうけれど、それがまず違和感。 どっちかというと、アタシってサバサバしてるし~、お妃になる気なんてサラサラないし~、でも、いろんな事情があって、いろんな物を守るために入内したのよ~。若宮を本気で愛してるからこそ、自分は身を引けるのよ~っていう浜木綿の方が、実際の女性の世界では最も嫌われる自称サバサバ女・・という印象しかない。 そして、その幼馴染を選ぶ為には、姉の代わりに入内してきたあせび(どう読んでも、そこまで酷い女にも思えない。ただ頭が悪いだけ。そこまでの悪女に仕立て上げられることが、本当に気の毒なほど)の無邪気の下に流れる悪意を大勢の人間の前(それも身内でもなく味方もほとんどいない状況で)断罪する若君。 本当に嫌なカップルだなぁと。そんな感情移入ができない魅力のない主人公達の物語なので、そもそも、入り込めないのだが、その中で、これだけは、高校生なりにいろいろ調べて世界観作りこんで書いた、というところと設定が、破綻してる部分もありながら、まずまず読ませるし、志帆には少なくとも、あせびや、浜木綿よりは共感ポイントがあるので、読みやすかった。 ファンタジーもミステリーも大好きだけど、十二国記自体も、そもそも、それ以前に書かれていたファンタジーと比較して、どうなのよ・・・ってところもあるので、それと比較して格段に劣るという意見には、必ずしも共感しないし、漫画だったらいいということでもないと思うが(漫画は、絵があるから紛れるということでもない。やはりストーリーはとても重要)、シリーズにせず、この玉依姫だけで、もう少し前後を長く書いて上下巻くらいに納めていれば、もう少し楽しめたかもな、と思う。 | ||||
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今作で突如現れた一般人が、山神の母親になれと言われ八咫烏の世界に通じる山に放り込まれ、そこに現れる若君と大猿。 一般人が不完全な山神の母親になる過程で若君が忘れていた記憶を取り戻す。 今作の結末では一般人は精神的に普通と違う一般人で、最後は多重人格ぽくなった。 意味不明。作者がこの一般人をどうゆう風に捉えてて、どうゆう位置付けにしたいのか。 物語をどう進めたかったんだ…? 若君が思い出した記憶も特にこれと言って大事とも思えない。 この物語の設定を語る記憶だったようだけど、別にそれ覚えてても覚えてなくても八咫烏の世界に影響はないんじゃない? わざわざ5人の八咫烏死ぬほどでもなかったし。 あれ、論点ずれてきちゃったな。 このシリーズ全部に言えることだけど、最後のどんでん返し成功したことないよね。 作者がしてやったりだとしても受け取る側が???てなったら、残念だけどストーリー展開のミスなんじゃないかなー 解説でベタ褒めなのも逆に不信感。 わたしの理解力が低いからそれは申し訳ないが結局のところ不快感しかない。 | ||||
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コミックと間違えて買ってしまいました。読んでみたら結構面白かった。若い作家さんなんでしょうね。 | ||||
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神よりも、眷属が威張っているとか、神が眷属よりも稚拙って、あり得ない設定でしょ!? しかも、自分たちが幸せになるためには、信仰する民の不幸はOkとかも、イミフだし。 外伝ならわかるが、何故に第五弾がこれ? これまた、イミフなんですけど。 第一弾に続き、あまり積極的にはおススメしない。 | ||||
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後日譚として読みたかったなと。 前作の流れをぶった切って差し込んだ意図がわからないですね。 次回作以降のための伏線とかなのか? | ||||
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これ一冊では悪くないけど、完結後に番外編か謎解きで出した方が良かったのでは?という内容。 前作までの八咫烏や猿の独特な世界観が出てなくて、ただの神話ベースのファンタジーという印象で終わってしまったので残念。 | ||||
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場面変わって…な話。 このままだと、早々に山内も終わりになっちゃう? 早く次回作お願いします。 | ||||
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今までのシリーズとは違うスタイルのお話。けれども侮ることなかれ。読まなくちゃ謎はとけないようですよ。 | ||||
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相変わらず、読みやすいお話しでした。 でも!せっかくここまでシリーズを読んできて、締めの巻だと楽しみにしてました。 一気に読みましたが、今までの山内の苦労は何??でした。 謎だった、猿も何もかも禁門が開いた事でさらっと流されていました。 えっ!ていうほどの八咫烏のあつかい。 今までの名前のあったカラスは、名も無い烏合の衆。 現代社会の宗教観、信者の減少等の締めなのだろうとある程度は予測していましたが 一巻目の「烏に単衣は・・」の時にも感じた (作家って概ねそれで書いてるのでしょうが) さ、分かったでしょ。だからお終いなのよ。 的な、ほったらかしな感じを受けるのは私だけなのでしょうか? それはもうソレナノヨ的な〆。 宗教学?民俗学の教科書のような山神と姫のやり取り。 作者が、知ってる何かを語りたいのはここだったのかな。 でも、お勉強でなく物語が読みたいと感じました。 サブストーリー山内側の物語も今後あるかもしれませんが いやー、なんか玉依姫が主役だから・・・仕方ないですね。 でも、なんだか玉依姫って人の話が通じないストーカーっぽい怖い人だなぁと思ったのは私だけかな。 | ||||
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早速読みました。 ストーリーは「ふむふむ、へー」と読み進めましたが、「だから??」 と、疑問が残りました。 このお話が、山内とどうかかわるのか、この時点でヤマガミによって猿の処分(?)が行われたのであれば、次回作品(17年夏)での猿との対決は起きないような気がするのですが。 この作品が次回作にどういう関わりを持つのか... 一つの作品として読めば面白いように思いますが、シリーズとして考えると、よくわかりませんでした。 私は「烏は主を選ばない」が一番好きで、段々好きではなくなってきました。 皆さんには皆さんのお考えがあると思います。 皆さんの感想を教えてください。 | ||||
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が、私は前回と次回作の繋ぎとなる転換作として評価しました。 タイトルに烏の文字がないことからも分かりますが、『玉依姫』は今までの作品とはガラリと違う世界観でのお話です。 奈月彦は今作ではいち登場人物ですし、雪哉達、他の烏もいるやらいないやら、描写が詳しくはありません。(あくまで今回の主人公である少女の視点に寄っているため) 舞台が変わっていることや、神が神たるシステムの唐突な説明などに多少面喰らう場面もあります。 正直、前回の幕引きから楽しみにしていた分、八咫烏達からスポットライトがずれていたこともあり、「え、これで終わりなの?」と消化不全になりました。 ですが次回作では、『烏は主を〜』で描かれたような、「表舞台の裏」が語られるのではないかな?と、思いました。 ひとつの話を表裏で読める、というのは巻数が分かれてしまうと1冊1冊が不完全な作品になりがちですが、阿部さんは『烏に単は〜』でも『烏は主を〜』でも、堂々たる作品として書かれていました。 なので、今作もそうなればいいな、と言う願いをこめて、楽しみに来年の続きを待とうと思います。 | ||||
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