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玉依姫
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玉依姫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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支離滅裂でおもしろくなかった。 黄金の烏迄は、急展開やドンデン返しがいい方向に作用していたけれど、一つ前の空棺の烏から悪い方向に作用していて読み応えがまるでない。説得力がない。 主人公の志帆は理不尽に生贄に捧げられたのだから、多少の理由では彼女が進んで山に残る決断をすることに読者は普通納得できない。 逃げて戻る展開があったとしても、順番がおかしかった。 例えばますほに親切にしてもらって、その弟が自分のせいで大怪我する所を見てしまう(ますほと関わるのは帰ってきた後)。山神がもっと分かりやすく救いを求めるような場面がありかつて両親を亡くした自分と重ねる(逃げる前は山神はひたすら化け物として描写される)。現実世界にも悪い影響があると奈月彦に使命感を諭される(志帆視点からは不親切で理不尽な八咫烏と猿の世界にしか影響がない) この3つ全部あったとしても弱いくらいだが、このくらいはないと一度逃げて戻る理由がない。 十二国記の陽子のように、2度と人間世界に戻れない状況なら腹を括って玉依姫になる展開も納得できたかもしれないが、反復横跳びするように人間世界に戻ってくるし肉親の祖母とも顔を合わせて、ひどくはっきりしない物語なのに、突拍子のない展開を押し付けてくるのおもしろくなかった。 | ||||
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読むんじゃなかったと思った本は久しぶりです。 1~4巻まで読んで5巻を楽しみに読み始めたらひどい内容で、そのうちきっと面白くなると信じて読んでいきましたが、作者の独りよがりの暴走、こじつけ。 後味の悪さは保証します。 普段はこんなレビューをする事は有りませんが今回はさすがにひどすぎたので、、、。 この巻は飛ばしたほうがいいと思います。 | ||||
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違う物語だったようで、私の希望とは違っていたようです。。 | ||||
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玉依姫といえば海亀に乗って来た豊玉姫の妹。 海の物語かと思えば山、、、 そして猿? ひひ? ぜんぜん、タイトル違いの昔ばなしフォーマット上の軽い話 | ||||
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このシリーズが好きで、揃えようと思い、購入しました。 本の内容ではありませんが、新品購入したのに、カバーの中にまで茶色のシミが何箇所かありました。 残念ですし、気持ち悪いので★一つ。 | ||||
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シリーズ中一番面白くない。 ホラーっぽくて面白そうな設定だったのに。 ヒロインがアホすぎるのも気になった。 アホな行動の一部にはちゃんと理由があったが、それ関係なしにそもそもがアホな子すぎる。 なぜそんな行動をとるのかの心理描写が無い/薄いのでただのアホの子にしか見えない。 でもこれ読まないと次作が意味不明になってしまうので、シリーズファンの人は頑張って読みましょう。 | ||||
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(今作含むシリーズ作品のネタバレを含みますので注意) 1巻を読んだ時、宮中の華やかな描写もさることながら、姫君たちが主に植物を冠した雅やかな名前を持っていることや、彼女らが髪などに飾る花々の名前まで詳しく描写されていることに惹かれました。 実際にどんな色や形をしているのだろうと、それらの生態や花言葉を調べてみたところ、それぞれの姫君の性格や運命を表したようなものばかりで、物語の世界がより鮮やかで魅力的に感じられました。 また、作者の方はこういった細部まで登場人物の設定を考えているんだなあと思ったことを覚えています。 それ以降、このシリーズをわくわくしながら追いかけ、毎回楽しく読んでいました。 しかし、今作を読み終わった後、今までの期待感から一転して、悪い意味で「夢から覚めた」ような気分になりました。 そもそも最初から感じていましたが、この作者さんはオチにどんでん返しを用いる傾向がありますね。 しかも、最後の最後でいきなり読者の知らない重要な設定を持ってきて、「実はこうでした!」と衝撃のラストを迎えるタイプ。 実際、1巻の結末を読んだ時、意外な展開に驚きはしたものの、素晴らしい後出しっぷりに「こんなの、読者が予想出来るわけないじゃん!」と思いました。 それでも、1巻目だしこんな驚きもありかなと思って読み進めてきましたが、2〜4巻目は勿論、この5巻目に至っても同じような、後出しで読者を(悪い意味で)裏切る展開のオンパレード。 突っ込みたい所は色々ありますが、特に酷いと思ったのは、山神の名前探しについてです。 他のレビューでも指摘されていますが、本当の名前は何なのか探すくだりが見所だと紹介されていたのに、作中で烏達が頑張って調べてこれが真名じゃないかと提示したら、「過去の名前なんてどうでもいい(意訳)」で片付けられるぶん投げ展開には唖然としました。 作者が伏線を張りつつも巧みな筆致でミスリードを誘うことにより、「予想外」な展開に読者が驚きと面白さを感じるのであって、伏線も何もなく、後出しの設定によるちゃぶ台返しを毎回繰り返されても、驚きも面白さも感じられません。 むしろ「ああ、またこのパターンか」と安易さにうんざりするし、「何が何でも読者の期待に応えたくないし、展開を予想されたくない」というような作者の意固地さを感じてガッカリしました。 それと、登場人物の描写に関しても、主人公である志帆を「気難しい山神と心を通わせた凄い存在」として持ち上げるために、猿や奈月彦はおろか、唯一の肉親である祖母までもが役立たずにされているのは、ちょっとどうかと思いました。 主人公は人間界で普通に暮らしている女子高生だったはずなのに、作中で唐突に性格が変わったり、病的なお人好しだったことが判明したかと思えば祖母に暴言を吐いたりと、全く一貫性がなく彼女のキャラクターがよく分かりません。 ただ、何か既視感があるなあと考えたところ、今までのシリーズ内で作者が持ち上げたかった登場人物の描写パターンと同じなのだと思い当たりました。 八咫烏の長である奈月彦や、彼の側近となる雪哉。作中で彼らが持ち上げられた時は周りのキャラクターは無能ばかりになり、文句を言っても言い負かされ、誰も彼らには敵わない。常人とは違う思考(笑)ゆえに、何を考えているのかよく分からない。 作者より頭のいい登場人物は作品の中に出てこないと言いますが、登場人物の有能さを表現したい時に周りを無能ばかりにするのは、あまりに安易でご都合主義。乱暴な言葉で言えば、そういう手法でしかキャラクターの凄さを表現できない作者は筆力が無さすぎるのではないかと思ってしまいます。 あと、今まで金烏だカリスマ君主だと讃えられてきた奈月彦が、ぽっと出の女子高生である志帆にあっさり言いくるめられ、彼女に従うばかりの小物キャラに成り下がったのもガックリきました。 というか、奈月彦は過去に人間世界で暮らしたことがあるため、八咫烏には珍しく人間の文化にも詳しいという話は過去作で散々語られていたじゃないですか。 だから今回、人間のキャラが出てくると知って彼の活躍に期待していたのに、志帆に諭されるまで人間への理解も歩み寄りも全くないし、別に人間と八咫烏の架け橋になるでもないし、あの「人間界への遊学経験があり、視野の広い奈月彦」アピールって一体なんだったの? 作中で料理する時に包丁使えた位ですよね、人間界の知識が役に立った場面って。どうでも良すぎて泣けてきます。こんな意味のない死に設定なら、最初から作らないでいただきたい。 最初に書いたように、華やかで雅な世界で世界で烏たちがどんな活躍をしていくのか、一巻で出てきた登場人物の掘り下げも含めて、どんな風に展開されるんだろうと期待していました。 しかし、繰り広げられたのは、作者が持ち上げたいキャラがひたすら俺TUEEEE無双をする物語。しかも、持ち上げ対象のキャラは巻毎に変わるので、キャラの性格や力関係もそのたびに変わり、群像劇と呼ぶにはあまりにもお粗末な有り様。 ワンパターンで陳腐な展開とキャラクターの使い捨てを繰り返されて、最初は好意的な読者だった自分も流石に目が覚めました。 今まで楽しませてもらったことには感謝しますが、既刊を読み返すことも新作を読むことも、もう無いでしょう。 最後に、一番納得いかなかったところは、英雄による「猿殺す殺す詐欺」です。 八咫烏と猿の関係がどんどん悪化していることは、過去の巻で描写されてきました。強い力を持った猿と戦争になった場合、八咫烏に多大な犠牲が出るのは避けられないということも。 しかし、今回登場した英雄は、猿退治なんて俺にかかれば簡単さ、という感じで強者のオーラを漂わせつつ「猿殺す」発言を繰り返すので、 愚かな読者である私は(それなら八咫烏が猿と戦って犠牲を出すことはないのかな?)と淡い期待を抱いてしまったのです。 けれど、この5巻を最後まで読んでも、英雄が猿を倒した描写はなく、結局猿がどうなったのか肝心なところがよく分からない。 というわけで6巻のあらすじとレビューを読んだのですが、その結果、希望は見事に砕け散りました。 やっぱり猿は全然滅んでなくて元気だし、八咫烏と大戦争になってるし、頼れる仲間もめちゃくちゃ犠牲になってるじゃないですか! 『散々思わせぶりなことを言って煽るくせに、肝心なところで何もせず(できず)、結果的に状況を悪化させる』というのは、このシリーズの登場人物によく見られる特徴ですが、彼もまたその類だったとは。見掛け倒しすぎて本当にガッカリしました。 英雄さんには、ママと二人でお山に帰る前に、自分が宣言した猿退治をしっかり有限実行していかんかい、と小一時間説教したいです。 | ||||
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シリーズとして順に読むと烏と猿がどんな経緯を経て共存に至ったか全くわからない。 この作家には日本語の勉強をし直して欲しい上、今迄の流れが台無し。 | ||||
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今までの八咫烏シリーズを読んでた者からすれば、一番面白くない。 物語も稚拙に感じる。 次回作に期待します。 | ||||
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思っても見なかった展開で、少し引いてしまいました。 今迄のシリーズの作品、大好きで、ワクワクしながら読んでいたので少し残念です。 | ||||
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シリーズで散々盛り立てて来たキャラの、とてつもない「小物」っぷりに目玉が飛び出るくらいビックリ。 全部終わってから外伝として出して欲しかった。 | ||||
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シリーズの中では抜群に面白くなかった。ちょっともう続きいいかな、と思わせられました。設定だけに頼ってて物語の進め方が安直に感じました。人物描写もちょっと雑でした。 | ||||
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6巻を読んだ上での感想です。 辛口レビュー、ネタバレあり、憤懣やるかたなくて長文です。 6巻を読んだ今言えることは、5巻は不要だったということです。 1巻から登場するほとんどの人物の扱いが名前だけになっていて、この世界に生きている感じが皆無だというのに、唐突に志帆メインで書く必要がない。 むしろ雪哉や若宮の視点を充実させて、「誰がメインキャラ?」症候群を克服すべきでした。 5、6巻をまとめた上で、烏から見た客観的な事実を時系列順に描き込み、子供だましの作戦や書く価値のない会話文を丁寧に練り直し、都合良くフェードアウトした大紫の御前とか四家の当主達、帝といった大人の面々も差し込み、若造である雪哉と若宮がどうやってやっかいな身内を宥めつつ山神や猿との関係を探っていくのか。 文芸作品として本来描かれるべきことを描こうとせず、構成で奇をてらうことに終始している。 あいかわらず人物の扱いが雑です。 学園ものの巻のときに出てきた人物、あっけなく死亡。 珍しく大人なものの考え方するので今後の活躍を期待していましたが、雪哉に復讐心を植え付けるためだけのキャラだったことは明白。唖然。 帝。1巻ではそんなに悪い扱いではなかったのに、6巻では味方から矢を射られますからね。 父親である帝が若宮に対して複雑な思いを持っていることはわかりますが、逆に、そんな当たり前のことしかわからない。 小説史上最高に(筆者から)軽んじられている帝でしょうね。 人物を作り込まないうちにあっさり殺したりしていては、人物に魅力がない、作品にも魅力がないということになります。 設定も、作者の造語とその解説が新しく出てくるくらい。それでは世界観は深まりません。 6巻で、卵が生まれてから人の姿をとるまでの3段階の用語(誕卵、啐啄、成人)がでてきますが、これはむしろ今までも出てきてしかるべき設定。千早と妹のターンのときにでてないと思うけど・・・。明らかに今思いついた設定。 1巻からの後味の悪さも折り紙付き。 主人公を助けようとする謎の玉依姫が最後に醜悪に変化したー。この巻もかーと遠い目。 女性の嫉妬心の醜悪さがテンプレすぎ。さらに、そのテンプレ女が諸悪の根源でした系の落ちを何度も繰り返していて、食傷してしまう。 自分がいい年寄りになってしわしわになったときに、息子である山神がつるつる。そんな当たり前のことを臨終のときに気にするなんて、全然共感できません。 むしろ、母親役が死んだら息子である山神もまもなく死を迎えるという設定っぽいので、母としてはどんなにヨボヨボになろうともできるだけ息子のために長生きしようとするものでは? 女性作家なのに女性や母親が描けない。壮年の男性も描けない。 ミステリ風を狙うあまりか、普通の人物がいなくてエキセントリックなのばかり。なんだかおかしな世界です。 それで美少年たちの軽いお話のまま、ファンタジーらしい深みがでないのでしょう。 会話も幼稚なまま。 猿を迎え討つ作戦を知らせず、軍部だけで断行する雪哉にまほろが「血も涙もない」と食ってかかる場面。 「それとこれとは話が」 「女は引っ込んでいろと言っている」 言葉が不自由すぎ。山内の最上層部の会話がこれでは、猿とか山神とかの事情がなくたってじきに滅亡ですよ。 雪哉は調整能力なさすぎだし、土壇場で騒ぎ立てるまほろは阿呆の子の扱い。 表現も陳腐の一言。 瀕死の志保と椿の心の会話?がフォントを変えて始まったときには、もうどうしようかと。今回、ちょっとハリポタ風狙ってみた? 場面転換は、アスタリスクで改行して転換する簡単なやりかたを多用。長い文章をスムースに転換するには筆力が必要です。 デビューから4年が経ったのに、文章力に進歩が見られません。 1巻の時は「若いからね」と将来を期待されても、もう若いからでは済まされません。 6巻のメディア掲載レビュー 「「『弥栄の烏』は、シリーズ全体を大きく覆す結末にしたいと考えていました。巻を重ねるごとに、読者は八咫烏と同じ視点に立ち、若宮や雪哉たちに対する愛着や親近感を抱いたはず。本作では、これまで変わりようがないと思われてきた八咫烏と猿の関係が、大きく変化する瞬間があります。『常識や善悪とは何か』と疑問を持ってもらえれば御の字です」(著者の言葉) 化け物におちぶれ、烏の脅威と化している山神の“名前探し"も読み所の1つだ。(編集) と書いてあります。笑止。期待しちゃったじゃないか。 >「巻を重ねるごとに雪哉達に対する愛着を抱いたはず」 はず、って? 読者にそう感じてほしかったなら、そう感じさせる作品を上梓すべきだし、その後は読者の受け取り方に任せるべきである。「はず」とか著者が語ってしまい、プロとしての覚悟のなさを露呈した。 現実は、どんでん返し大好きな著者に裏切られてきた読者、少なくとも私にとって、若宮や雪哉はキャラ不安定な謎人物のままでした。言動の無礼さ、何も考えていないところが嫌いで、好きになれない。 >「変わりようがないと思われてきた猿と烏の関係」 筆者の中だけで、「思われてきた」んでしょうね。猿なんて、山内の面々にとっても寝耳に水のご登場で正体不明なんですから、読者にとってだって立ち位置不明な存在に決まっています。 >「常識や善悪とは何かと疑問を持ってもらえれば」 これが作者の目指したテーマなんでしょうか。 だから1巻からずっと、いろんな視点であっちこっちふらふらした物語を書いてきたんでしょうか・・・。 立場の違う他方から見たら常識も善悪も変化するものだとか、そんなのはまさに常識ですよ。 読者に疑問を持ってもらうんじゃなくて、自分なりの答えを表現しなければ、表現者ではなく、作家とは言えません。 それに、常識破りの人物ばかりの物語で、どうやって常識を表現するんでしょう?山内のスタンダードがわからない! >「山神の“名前探し"も読み所」 編集がこんなこと書くから期待した。 人物が魅力的でない以上、せめて記憶探し、名前探しを楽しみに読んでいたら、若宮はこの巻で初登場したばかりの天狗に本をめくってもらって読んでもらうだけ。 あんたはパパに絵本読んでもらう子供か。 雪哉は神様関係は自分にはどうにもできませんと傍観。そのくせお友達が山神に殺されたら恨み骨髄。 負けたんだから文句言うな、すっこんでろ、とまほろに言う人物の行動がこれだったわけで。ただの子供。まちがっても参謀なんかじゃない。 もっとも盛り上がるはずの大猿と金烏の過去については、6巻の最後に猿本人から聞いて終了。 それのどこが謎解きなの? 文春編集部には呆れた。嘘ついて宣伝して、売れればそれでいいのか。 作家を育てる能力のない文春作品は、もう読まない。 | ||||
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このシリーズは、4作目迄は面白かったのだけど、この作品であまりにも小さな世界の出来事だった事が分かって・・・その上、ミステリアスだと思っていた登場人物がことごとくヘタレっていうか、大した人間じゃ無い事が分かって萎えた・・・。 表現って難しいですね。 未だ作者は25歳でしたっけ?人生経験が少ないせいもあるんだろうな。40歳の阿部さんに期待します!!! | ||||
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このシリーズは一作目から読んでいます。 どの作品もメインの登場人物の心情を予測しながら読んだ結果、最後に良くも悪くも裏切られるという展開がお約束になっていると感じます。 いつもの八咫烏の世界の話であれば、ファンタジーな世界観や、東西南北の家系の細かい設定によって、ドンデン返しも納得することができますし、面白いと感じていました。 しかし、今作は人間の女子高生が主人公ということもあってか、急展開や心情の変化が突拍子も無く、後味の悪いものに感じてしまいました。 ファンタジーだから仕方ないといえばそうなんですが… | ||||
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今までの物語を楽しみに読んできましたので、今回の展開は「なんでこうなるの?」という思いでした。 作者には意図があるとは思いますが、単純な読者である私には、がっかりというのが正直な感想です。 また次回があるというので、それに期待するしかありません・・・・・・ | ||||
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うさぎ穴を通って現実世界とつながりました、という巻です。 今までの空想の話らしい読みやすさや心地よさがなくなり、でも外は現実世界というほどではないので重みも加わらずでした。 経緯を見たいので次の巻が出れば読むかもしれませんが… | ||||
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読了後に真っ先に感じたのは、2〜4作目まで築き上げてきたものを、ことごとく粉砕するような展開だよおい!です。 正直、支離滅裂すぎてついていけませんでした。評判が悪い1作目以上にとっちらかった印象です。 シリーズものなのに、前作からどう繋がって今作の流れになったのかの説明がされなさすぎです。前巻で、「さあ舞台役者は出揃ったし、これからいよいよ始まるぞ!」という雰囲気を出しておいて、いざ蓋を開けたら一番読みたかったところを「まぁ詳しくは話さないけど、いろいろあって今こういうことになってんだけどさぁー」という調子でスルーした上で話が始まった、というのが一番近い感覚です。 空棺の烏までを読んだ読者は、山神うんぬん山内うんぬんよりも烏と猿の抗争に焦点があったのではないでしょうか。あるいは、少年雪哉が若宮の忠臣として士官学校で得た仲間とともに世界の謎と敵に立ち向かいながら成長するハリポタ的な展開とか。 今回、雪哉の名前は一切出てきません。むしろ、永遠に退場した可能性もあります。が、そこも明言されてないんです。「え、雪哉…どうなった?」としか言えません。文春で発表された短編ではあれだけ空棺の烏の流れを汲んだ内容にしていたくせにとんだ裏切りです。 登場人物の描写がブレにブレまくって、結局この人はどんな人だったんだ?とイマイチ掴みきれない人達ばかり。黒幕の種明かしも、ラストの神と姫のやりとりも「?????」としか言えません。今作のヒロインにまったく魅力を感じることができないため、感情移入できず読むのがしんどくなる始末。作者が一番気合を入れたであろうラストシーンですが、何が言いたいのかさっぱりわかりませんでした。それとも私の理解力が無さすぎなのでしょうか(~_~;) シリーズが出るごとに読みやすい文章になってると思っていたのに、今作でとどんと退化した?作者の処女作が基になっているらしいですが、一切推敲せず当時のまま刊行したのでは?と言いたくなる位全体的に読みにくい文章です。山内の秘密や山神の謎の解説が、説明くさすぎてとても会話の中で交わされていると思えず、違和感しかなかったですし、流れがぶった斬れる感じを何度も味わいました。 作者の中で世界観や書きたいことは確立していることは感じるのですが、それを上手に表現できていないと思います。なんというか、なんとなく伝わってはくるけれど、しっくりこない。もう少し上手な書きようはないのかなぁ、編集部はアドバイスとかしなかったのかなぁ? 発売日を指折数えるくらい楽しみにしていただけに、感じたがっかり感が半端ないです。読者が読みたいこと・予想する展開を悪い意味で裏切るのがこの方の売りなのかもしれないですけどそれが効果的に機能していないのが痛い。 うーん、とにかくいきなり買うのは得策じゃない一冊だと思います。まずは図書館もしくは立ち読みしてから購入を判断したほうが賢明では。 最後に、個人的に思うことは「雪哉は結局どうなったの?茂丸、千早、明瑠もどうなったの?はっきり書いてください」です。 | ||||
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前作巻末にある「遂にすべての謎が明かされる」とありますが…明かされたのかなぁ。一年間期待していたのですが、残念感たっぷりでした。普段読み終えた後、再読して楽しむのですが今回ばかりは気分が乗りません( 。゚Д゚。) | ||||
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4冊目までわくわく感が半端なく新刊の発行が待ち遠しかったのですが、正直な感想「この巻必要ですかね」っていうところ。 結局、3冊目の小猿はなんだったのか多分何も解決はしません。 ただただ延々今回はじめて出てきた登場人物が大騒ぎして、カラスも空を飛びません。 突然天狗がメインを張ってきます。 伏線もありません。 注目していた人ですが、次は数巻まとまって評判がわかってからにします。 | ||||
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