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神の拳



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【この小説が収録されている参考書籍】
神の拳〈上〉 (角川文庫)
神の拳〈下〉 (角川文庫)

神の拳の評価: 4.57/5点 レビュー 14件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(5pt)

文句なしです

やはり、この著者は素晴らしいです。
久々に、一気読みをしてしまいました。
 
朝まで、やめれなかった……
これぞ、小説の醍醐味です。
 
ますます、本がやめれなくなる!! 好きになる!!
そう思わせてくれる、最高のエンターテインメントでした。
 
もちろん、☆5つ。
ぜひ、お勧めです。
神の拳〈下〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈下〉 (角川文庫)より
4042537189
No.12:
(5pt)

相変わらずすばらしい

最初は英語版で読み今回は邦訳 たまたまイラン・イラク戦争当時イラクバグダッドに駐在していた為
ひとしお 懐かしく又楽しく読みました
神の拳〈下〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈下〉 (角川文庫)より
4042537189
No.11:
(5pt)

いつ読んでも 素晴らしい

いつ読んでも フォーサイスはすばらしい
神の拳〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈上〉 (角川文庫)より
4042537170
No.10:
(5pt)

フォーサイスの作家魂に敬意を表したい。

1953年兄のマイク・マーチンが、1955年弟のテリー・マーチンがバクダットで生まれ育った。 
 兄のマイクは、母親の曾祖父から血を引き継ぎ黒髪で褐色肌で完璧なアラビア語をあやつるイラクの子供としても誰も疑うことなどないような風貌で頑健に育ったのちイギリス軍のSAS少佐になっていた。
 弟のテリーは、学者肌でありその通りの道を歩み中東歴史学者となっていた。
 SISの相談を受けたテリー・マーチンの一言から兄のマイクがクエートへ、そしてバクダットへの潜航活動が始まる。
 サダム・フセインの暴挙としか思えないクエート占領から始まった「湾岸戦争」を背景にして「神の拳」という秘密兵器が何か?
 この「神の拳」が、本書の上巻で暗殺されたジェラルド・ブルが創った兵器と並行してサダムが密かに生産していた核が存在するのか(?)などに、この兄弟が関わって物語は進んで行く。 
 湾岸戦争もその後のイラク戦争も既知のことであるから、マーチン兄弟の活躍などフィクションと知りながらも、このスパイアクションに引き込まれて読み進むことになる。
 本書『神の拳』(原題:The Fist of God)は、フレデリック・フォーサイスの1994年に刊行された小説だから、今、本書を読む読者には湾岸戦争の結末のことはだれでも知っているはずである。
 が、ノンフィクションのように思える連合軍の軍事行動などの描写には、やはりフォーサイスのジャーナリストとしての取材の手腕の冴えを認める他あるまい。 
  ウィーンで活動していたモサドがとうとうサダム・フセインの裏切者である情報提供者「ジェリコ」が誰かを知るところとなり、隠密裏におびき出して処刑(処刑されるに値する人物だった)するところでこの物語は終えている。
 本書を読み終え、なぜ連合軍はサダム・フセイン政権を存続させたのか(?)
 混沌を極めた中東情勢など素人の評者には知る由もないのだが、もしサダムを失脚させてこの「砂漠の嵐作戦」を終えていたら、とも思ってしまったのです。
 が、「イラクに攻め込んだら、アラブ諸国は我々を支持しなかったでしょう。たとえフセインを倒せたとしても、その新しい政権がフセイン体制よりよくなる保証はありませんでした」
 上の「」内は、スコウクロフト氏の考えで、彼が仕えたブッシュ大統領の考えでもあった。
 「イラク戦争」を初めてしまったブッシュ・ジュニア側近の軍産複合体に身を置くものたちとの違いを感じてしまったのです。
 デティールを克明に描写するには、現地取材も必要だろうし、資料を漁ることも大変な仕事であろうと思えば、著者フォーサイスの作家魂に敬意を表しながらこのレビューを書き終えました。
神の拳〈下〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈下〉 (角川文庫)より
4042537189
No.9:
(5pt)

湾岸戦争を背景にした緻密で上質なスパイアクション。

サダム・フセインの注文で特殊な兵器を設計製造していたジェラルド・ブル博士が暗殺されたとろから物語は始まる。
 サダム・フセインがクエートへ侵攻する少し前のことであった。
 フォーサイスの相変わらずの緻密なプロット構成で始まる物語に惹きこまれて読み進むことになってしまった。
 湾岸戦争を舞台にして主人公ともいえる英国SAS少佐のマイク・マーチンの諜報活動を縦糸にしてストーリは進んで行く。
 もちろんこのマイク・マーチンの存在などフィクションなのだが背景として登場する主なる人物などは実在している。
 湾岸戦争を俯瞰し、取材を重ね資料を集め、事実とフィクションを交えながら描写するリアルな面白さに、さすがフォーサイスだと思いながら本書『神の拳』上巻を読み終えた。
神の拳〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈上〉 (角川文庫)より
4042537170
No.8:
(4pt)

スパイ小説の面白さ満載

さすが、フォーサイス!スケールが大きく、わくわくさせるミステリーです。
膨大な知識量に基づいて描く、戦争の裏側で進行する諜報活動の詳細な描写は、ミステリー好きにはたまらない内容。

90年、イラクのクエート侵攻に端を発した湾岸戦争の裏側を描いた戦争ミステリー。イラク国内に派遣された英国スパイが、「神の拳」という謎の兵器の正体を暴き、その発動をどう防ぐのか。

いつもながら、フォーサイスのものすごい知識には驚かされます。
敵国に侵入したスパイがどのように国の最重要情報を入手していくのか。イスラエルのモサドのエグさ。イラクの秘密警察の非情さ等、があますところなく書かれていて、湾岸戦争で実際に起きていた事を読んでいるような気持ちになります。

また、多国籍軍がなぜ、サダム・フセインを抹殺せずに湾岸戦争から撤退したのか、この本では明らかになります。
そう言えば、当時は湾岸戦争が唐突に終わったようにも感じていたのですが、これを読めばその理由に納得出来ます。

頁をめくる手がもどかしいほどのストーリーの面白さに加え、当時の国際情勢や諜報活動の迫真を知ることもでき、エンターテインメントと知識欲の両方が満たせる作品です。
読み応え十分なので、是非手にとってください。後悔はしないと思います。
神の拳〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈上〉 (角川文庫)より
4042537170
No.7:
(4pt)

神の拳、フィストファック?!

当時の湾岸戦争を題材にした作品でイラク側の神の拳、英訳するとfist of godを英米側が発射前に阻止する内容です。現実の湾岸戦争はイ・イ戦争でイラク側に武器供与していたアメリカと武器供与されていたイラクの戦争でフセインは隣国クウェートに侵攻しイスラエルに数発ミサイルを打ち込みますが、イスラエルはミサイルを打ち込まれたにもかかわらず周辺のアラブ・スンニ派国を刺激しない為に報復せず、フリーズしました、日本は高額の視聴料を支払い外野席で高画質高音質高映像の日本製のtv受像機で当該戦争を観戦しました。当本を読んだ際に立花隆のアメリカ性革命報告とアメリカジャーナリズム報告も同時に読みましたが、該内容にフィストファックのことが書かれていました。
神の拳〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈上〉 (角川文庫)より
4042537170
No.6:
(5pt)

やはりフォーサイス

苦しい時の何とか頼み、っての幾つかあるわな。
フリーマントル、クィネル、ラドラム、S.キング。。。
ま、その中でも、エンターテインメント性、スケールの大きさ、リアルさではやはりフォーサイスははずせない。
ポリティカル・フィクションの面のほか、いくつもの謎解きもちりばめられている。大きなものは、まさにこの「神の拳」の正体だけど、それ以外にもいくつもの「正体」のわからぬ存在が、意外な意外なかたちで解き明かされ、それが上下で900ページを飽きさせない。
中東の様々な紛争にすっかり強くなるでしょう。イランとイラクの区別もつかないなんて、やっぱアカン。
ささ、教科書読むよりはるかに勉強になり、かつはるかに面白い。3度目読んでも面白いんだから、おすすめです。
神の拳〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈上〉 (角川文庫)より
4042537170
No.5:
(5pt)

読み応えある!

これはね~頭ゴチャゴチャになる。。。人間は登場しまくるわ:いくつかストーリーが交錯するわ、ストーリも緊張感あるし 現地に取材してるだけあって(聞いた話だからホントかはわからないですが)リアルな雰囲気も匂うし、ちょうど考えさせられる時期だし? ストーリーも然ることながら読み切った達成感も最高でした。
神の拳〈下〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈下〉 (角川文庫)より
4042537189
No.4:
(5pt)

「下巻が待てない!!」上巻です…

91年の湾岸戦争を背景にした、作者一流の史実と虚構が入り混じった、読ませる大作である…上巻では、結局は“神の拳”へとつながる小さな事件から物語が語られ始め、様々な登場人物達が登場する。下巻を待ち切れなくなる…
神の拳〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈上〉 (角川文庫)より
4042537170
No.3:
(5pt)

現実よりもスッキリ出来る!

この作家フレデリック・フォーサイスの本を読んだことがない人は、ちょっと気になるかもしれません。と言うのは、登場人物の名前がほぼそのまま実名という点。外国小説が苦手な人がなぜ読まなくなるかという原因の一つが、この登場人物の名前ではないですか?外人の名前は、ファースト、ミドル、ラスト、ニックネームと一人の登場人物に4つも(あるいはそれ以上)あることがあり、突然変わった名前が出てくることが往々にしてありますよね。「あれ?これ誰のこと?」って言うことありません?彼の小説には、実名が多いので、普通に生活していると自然に聞いてしまっている名前がいっぱい出てきて、迷ってしまうってことがありません。この小説の内容もちょっと前のイラク戦争を舞台にした裏物語の一つとなっているし、時間経過も現実の物とほとんど変わらない様になっているので、分かりやすい。登場人物もそれほど多くないし、「現実にこんな人がいるんだろうな~」思えると思いますよ。外国小説が苦手な人は、一読してみては?
神の拳〈下〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈下〉 (角川文庫)より
4042537189
No.2:
(5pt)

湾岸戦争を舞台にしたスパイ・サスペンス

湾岸戦争を舞台にしたスパイ・サスペンス。フレデリック・フォーサイスの小説のなかで「ジャッカルの日」と並んで気に入っています。読み始めたら、途中で読み止めることができませんでした。。。フィクションとノンフィクションが入り混じった緊張感と躍動感はいつもながら。スパイの生業だけでなく、イラクでの生活感や、裏の世界での武器取引やエンジニアの移動などが手に取るようによく分かる。
神の拳〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈上〉 (角川文庫)より
4042537170
No.1:
(4pt)

時速100頁で読めます

最近、イラク情勢が気になったので、押入から引っ張り出して読み返してみました。時速100頁で読める優秀なエンターテイメントです。特に、バグダッド市内の生活描写と、多国籍軍の装備描写との対比が優れています。合計3回もイラクに潜入した工作員の活躍は手に汗ものです。
神の拳〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:神の拳〈上〉 (角川文庫)より
4042537170

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