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盗まれた街
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盗まれた街の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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本作のレビューはタイトルそのままで終わってしまいそうなのだが、1950年代に発表された当時は相当に斬新な小説だったのだとおもう。かつ、日本語訳もけっして古臭くなくじつに読みやすい。だが、街が宇宙からの生命体に侵略されていく過程を描く緊張感が全体としてかけていて、どうもストーリーテリングがやや冗漫な面が否定できない。マイルズとベッキイのロマンスにいたるようなエピソードも--興味深い味わいはもっているのだが--町が侵略されていくメイン・モチーフに恐怖感を抱かせる機能にいたらず、逆に作品全体にのんびりした効果しかもたらしていない。〜いや、けっしてすべてがつまらないわけではない。電話交換手がのっとられているあたり、マイルズが深夜にベッキイの家へと走るあたり、最後の逃走劇などはなかなか読ませるものがある。そうは言うものの全体としては街がのっとられていく恐怖感にいろどりをそえないエピソードが多く、全体としてはやや冗漫な結果に終わっているのが正直な読後感だ。 | ||||
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1979年の二回目の映画化作品を見ていて、懐かしさのあまり購入。最近公開された「インベージョン」が4回目の映画化となるそうだが、TVや小説等のSFモノなどで何度も使われてきた「すりかわり」ネタの原点となる作品。これを読んだ後、1979年の「SF/ボディスナッチャー」(都市伝説である人面犬が初めて出てきたと言われる映画)を視聴するとより深く楽しめると思う。ちなみにこの作品、実はポリティカルな側面もあって、当時のアメリカにおける「共産化」への恐れを書いているらしい。 | ||||
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