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合唱 岬洋介の帰還



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合唱 岬洋介の帰還の評価: 4.48/5点 レビュー 46件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.48pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 41~46 3/3ページ
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No.6:
(5pt)

キャラクターの個性が輝く抜群の面白さ!

①音楽ミステリーの最新シリーズである。このシリーズを読むのは初めてであり、著者の作品にハマっている。この小説はキャラクターの個性が輝くところが面白い。映画やドラマを観ているような面白さやスリルが味わえる。
②ショパンコンクールで入賞し、現役ピアニストととして活躍する音楽家が司法研修生時代の親友だった被疑者(検事)の弁護人として活躍し、鮮やかに難事件を解決する。そして被疑者(検事)を告訴し、法廷で息子と争ったのは、このピアニスト(息子)の父である検事である。
③この小説は、ミステリーの王道をしっかり踏襲している。殺人事件の犯人と目される人間は〈殺人現場に居合わせることが出来た人物〉に限定される。もう一つの鉄則は、通り魔的事件の場合は犯人の動機は無差別殺人となって、ミステリーの設定としては面白くなく、〈殺人犯には必ず殺人の動機があり、それは被害者に対する個人的「怨恨」である〉ということだ。
④この鉄則を踏まえると、二つの殺人事件の犯人は限定される。したがって、読者は犯人を想定出来るはずだ。本書は比較的分かりやすいミステリー小説となった。本書を読む醍醐味は公判中に登場する証人の証言とそれを基に被疑者の無罪を立証する弁護人の推理にある。
このドラマは、映画化にピッタリの小説だ。
抜群に面白いミステリー小説である。
お勧めの一冊だ。
合唱 岬洋介の帰還Amazon書評・レビュー:合唱 岬洋介の帰還より
4299004183
No.5:
(5pt)

まだ序章と思いたい

人気キャラ総出演ということで長く楽しみにしていましたが期待にたがわぬ傑作で一気読みしてしまいました。
凄いと思ったのは各キャラの登場場面で、半ページも読めばその世界になってしまうところでした。それも善キャラだけではなく悪夢が甦りそうなキャラまでも。
さすがの御子柴先生も岬洋介には畏怖の念を抱いたかと思わせる点が秀逸と思いました。
オールスター戦は度々行うものではないと思いますが、今作はその単なる序章であってほしいと思います。
最後に記されているように岬洋介はまだ日本に滞在するそうですので、当然次回作にも期待します。
合唱 岬洋介の帰還Amazon書評・レビュー:合唱 岬洋介の帰還より
4299004183
No.4:
(4pt)

親子対決!!

岬洋介シリーズ新刊待ってました。旧友天生氏を救うために、海外から帰還。最初から渡部、古手川コンビの登場、
岬検事、御子柴弁護士、犬養刑事と中山氏のファンとしてはたまらない登場人物でした。

ただ内容が残念でした。これだけの登場人物をそろえているにもかかわらず、この内容?と疑ってしまうような、
もう少し丁寧に描いてほしかったと思ってしまいました。

期待が大きかっただけに残念でした。
合唱 岬洋介の帰還Amazon書評・レビュー:合唱 岬洋介の帰還より
4299004183
No.3:
(5pt)

珍しく大ドンデン返しではない

どの作品も、真犯人はこいつだろう、と思った人物とは違う犯人を差し出してくる著者だか、今回は珍しく最初からこいつしかいない、と思った奴だった。
でも、色んなシリーズの登場人物が勢揃いで面白かった。
合唱 岬洋介の帰還 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:合唱 岬洋介の帰還 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299016750
No.2:
(5pt)

大合唱である!岬検事の相手は御子柴礼司?いや岬洋介!

中山七里ファンにとってこの作品の登場人物に心躍る事はないだろう!最初に古手川、渡瀬の2人でオッと思わずなる!しかし、一瞬だけの登場かと思いきや、誰が主人公なのか岬検事が検察を揺るがす検事として立つ!岬洋介の登場がないが、そんなことより犯人は1人しかいないはず。どうやって、動機は?ネタバレしてはいけないのであるが、話したくて仕方ないぐらいに面白い!そして問題の刑法39条が焦点なのかと思わせて意外な展開に物語は動く。親友を助けるために岬洋介がようやく帰還するが、依頼する弁護士は御子柴礼司である。まさかの岬検事の宿敵を息子が連れてきてしまう。まさか御子柴礼司に会えるとは!もう中山七里ファンであれば、全員知った顔が勢揃いである。これ以上語ると全部、語りそうなのでやめておく事にするが、一言。読後、本を閉じようとしたら次回、「おわかれはモーツアルト」(仮題)をお楽しみにだとある。来年になるのだろうか、兎にも角にも中山七里ファンには吉報である。まぁ、この作品はかなりお得感がある!
終わりに爽やかな風が吹き抜けた!のも良かった!
合唱 岬洋介の帰還 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:合唱 岬洋介の帰還 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299016750
No.1:
(5pt)

豪華過ぎる合唱の魅力が凄まじく、演奏シーンが無くても大満足の神作品でした!

『中山七里 作家生活10周年記念12ヵ月連続刊行4冊目』となる有名シリーズです(^-^*)/

あらすじ通りに、旧友の冤罪を晴らすべく、(著者の有名シリーズの各主人公たち)岬洋介&御子柴弁護士&光崎教授&犬養刑事が、合唱の如く共に戦う作品!

著者のファンなら完璧に満足出来る、一分の隙もない完璧無比の面白さでした!
一点、岬洋介シリーズの中では唯一演奏シーンが無く、音楽作品としても大好きな僕としては本来なら残念なのですが、
豪華過ぎる合唱の魅力が凄まじく、演奏シーンが無くても大満足の神作品でしたし、今年の101冊目に読めて幸せでした!

著者の作品が好きな方には是非オススメです(^-^*)/
合唱 岬洋介の帰還Amazon書評・レビュー:合唱 岬洋介の帰還より
4299004183

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