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合唱 岬洋介の帰還
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合唱 岬洋介の帰還の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 1~20 1/3ページ
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タイトルに「合唱」とついていますが、内容的には「中山七里」の各作品の主人公が大集合した作品で その中で岬洋介を中心に物語が展開する非常に面白い作品だと思います。他の作品を読んでいる方に 取っては、この場面でこの人が登場したかと思うと思います。 | ||||
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「岬洋介シリーズ」の前作『もういちどベートーヴェン』が、本作品とこういう風に繋がるとは! いやあ、びっくりしました。そして、岬洋介の何て颯爽としてかっこいいことか。本作での彼の登場シーンには、口笛吹きたくなりましたよ。 著者の別シリーズに登場する面々が、まるでオールスターキャストの如く、本作に出てくる辺りも嬉しくなりましたね。私、著者の別シリーズ作品はまだ読んでいないんですが、本文庫の巻末に【中山作品 人物相関図】というのが載ってまして、それを眺めてたら、「ああ。こういう具合に登場人物同士、繋がっているのか」と、これから著者の作品を読んでいくうえで、これは実にありがたい〝人物相関図〟でありました。 また、本作の章立ては、〈合唱〉の通り名で知られるベートーヴェンの「交響曲第九番」をもとにしています。本書の天生高春(あもう たかはる)検事もそのようですが、私も、ベートーヴェンの楽曲のなかでは大変好きな曲であります。ここしばらくは、YouTubeにて、リッカルド・ムーティ指揮するシカゴ交響楽団ほかの演奏を聴き、胸熱くしています。その音楽を通奏低音の如く、脳内で流しながら、本書の頁をめくってました。 最終盤の法廷闘争のシーンなんか、ぞくぞくするくらい面白かったっす。 ブラヴォー‼️ | ||||
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中山七里さんの作品の中で一番気に入ったので購入しました。作品はほとんど図書館で借りましたが、この作品だけは手元に置いておきたくて購入しました。 | ||||
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他のシリーズに出る登場人物がかなり網羅されていて 面白さを増幅させている。流石中山七里。 | ||||
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面白いんだけど、七里さんの作品としては星三つというところではないでしょうか。 起承転結の起の部分で読者に提供する真犯人を示唆する情報が少ない。 「大どんでん返し」はある程度のヒントがあってこそ成立するもので、「あっ、そういうことか!!」と納得するものでしょう。 なんのヒントもなく唐突に「実はこうでした!」と言われても・・・ねぇ。 また、オールキャスト登場と言うのもなんか散漫なような気もしますね。 とはいえ、娯楽作品としては十分楽しめる作品だと思われます。 七里さんファンでもね。 | ||||
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おおよそ題名からは想像できないストーリー。作者の皮肉⁇ただ、岬洋介は読者を裏切らないことだけは確かです。 | ||||
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タイトルで、敬遠していたが、もっと早く読めばよかったと思う。 御子柴シリーズでもいいくらい。 「怨念の遁走曲(フーガ)」っぽい。 光崎さんも、古手川も、渡瀬も、犬養もみんな登場する、まさにオールスター戦。 読みながら、期待通りの登場人物と展開で、これは オススメ。 ちょっと苦手な岬洋介シリーズだったけど、ショパンも読んでみようかと思ってる。 | ||||
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内容よりも人物相関図を見たくて買いましたが、kindle版にはありません。 内容も陳腐。横溝正史を意識しているようですが、犯人の素性を伏線なしで動機としている時点で、ルール外れの欠陥作で、とてもじゃないけどミステリーと呼べません。 星を二つにしたのは、オールスターだったからです。 Amazonへの依頼(気持ちとしては指示ですが)です。 Kindle化にあたって、省略した箇所があったら、本の紹介部分に明確に記載して下さい。 | ||||
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中山作品は、どの作品もつながりがあるのだが、この本には巻末に今までの作品の人物相関図として、56冊の本の紹介がしてある。 それがすごくわかりやすくて良かった。 まだ読んでない本も一目瞭然で、中山ファンには必需品的な項目です。 | ||||
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素敵なピアニストの岬洋介が今回も難題を推理して解き明かすラストはお約束です。中山七里さんの描く岬洋介のキャラは一番読者を捉えて離さない輝きがありました。 刑法39条を絡めながら、犯人の責任能力の有無が最初の争点でした。中山七里さんの多彩なテーマ設定にいつも関心を持って読んでいます。本作も社会派のミステリの一つでしょう。有名幼稚園での大量無差別殺人という現実社会に起こり得る事象を取り上げながら、読者に様々な観点から揺さぶりをかけていました。 ただし、ストリーテラーの中山七里さんですから、展開は面白いのですが、本作はミステリという意味合いでは物足りない展開でした。なにより犯行そのものはミステリ好きならすぐに脳裏に浮かぶわけですから。それは少し興味が外れた瞬間です。 近年、実に意欲的に捜索している中山さんです。凝ったストーリーを展開しようとする姿勢は評価しています。無茶な注文かもしれませんが、もう少し練ったストーリーを読みたいと願っています。昔の作品のような内容の詰まった作品をファンは切望しているのです。良い作品でしたが、高望みをするのもファン心理ですから。 なお、文庫本の付録なのでしょうが、巻末の「中山作品・人物相関図」は、2019年3月観光作品までの56作品に登場する主要人物とあらすじが掲載されていました。何十作と読んできた中山作品ですが、当方にとって結構読み漏れがあり、今後読むべき作品群という意味合いでも参考になりました。 | ||||
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全員集合! | ||||
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あまりにもシンプルな展開でしたが、とても楽しかったです。 「これは走れメロス?」 「これは悪代官を懲らしめる時代劇?」 とか思いながら、爽やかな岬洋介君の大活躍を存分に楽しみました。 このやり切れない時代には、こういうスカッとする小説がいいです‼️ | ||||
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面白かったです。 | ||||
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特にこの合唱は中山七里先生のシリーズの錚々たるメンバーが 出ていて、これからの先生のシリーズ物を暗示しています。 そういう意味では岬シリーズの中でも何回でも読みたい1冊です。 | ||||
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シリーズものを読んでいたので、完結感がありました。 他のものも読みたいと思います。 | ||||
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面白く読みましたが、ミステリーとしては、容疑者以外に犯人の可能性がある人物は一人しかおらず、肝心のトリックは中山先生それ前に使いましたよね、というものでした。 同窓会顔見世興行と思えば楽しい読書です。 | ||||
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「音楽シリーズ」の岬洋介が、世界においてピアニストとして認められている。その岬洋介シリーズに、悪徳弁護士御子柴礼司が参入する。二つのシリーズの主人公が、どんな共演となるのか? 密室で事件が起こる。ミステリー小説では、密室殺人が一つのジャンルだ。さて、中山七里はどうやって料理するのか? 平成最悪の凶悪犯、仙街不比等は、覚醒剤の常習者で、幼稚園に侵入して、教諭2人、園児3人を殺した。覚醒剤を使用しているという理由で、刑法39条の適用:「犯行時、犯人が心神耗弱もしくは心神喪失の場合は罪に問わないということ」を狙う。仙街不比等を検事の執務室で調べていた天生高春検事。正義感あふれ、上昇志向が強い検事。取り調べ中に眠気に襲われ、そして気がついた時には、仙街を射殺していた。検事が、被疑者を殺害するという前代未聞の事件。検察事務官宇賀麻沙美が退席して、二人しかいない密室殺人、拳銃には天生高春の指紋がつき、スーツの袖からは硝煙反応が検出されている。また、仙街不比等の死体解剖によって、トカレフによって殺されたことは明らか。 東京高裁の岬次席検事が、総指揮官として、天生高春検事を取り調べ、裁判にかけることになる。 天生高春の同期修習生の友人としてピアニスト岬洋介が、ブタペストからドバイで乗り換えて18時間かけて、東京に戻る。そして、岬洋介は弁護士を御子柴礼司に頼むのだった。岬次席検事は、御子柴礼司弁護士に2回負けている。それ以外は全て勝っている。岬次席検事にとっては、いわゆる天敵が、天生高春の弁護士になる。まして、それを選んだのが息子の岬洋介。岬洋介は、法曹の道に行くのか、ピアニストになるのかを考えているときに、天生高春にピアニストになることに背中を押してもらった友人だったのだ。 岬洋介は、天生高春に拘置所で面接し、そして、御子柴礼司を頼む。さらに、仙街不比等の死体をみる。その死体解剖を、さらに正確にできる医師に再度依頼する。また、スーツやトカレフを鑑定研究所に分析してもらう。そして、裁判が始まり、御子柴が弁護に当たるが、第1回の公判をおえて、裁判所を出たところで、御子柴礼司はヤクザに撃たれることに。一命を取りとめるが、弁護士として、出廷が困難になる。「刑事訴訟法第31条第2項 一定の場合においては弁護士以外の者を弁護人に選任することができる」という条項で、その代理に元司法修習生の岬洋介が立つのだった。親子対決。 ふーむ。鮮やかに、科学的根拠を持ってして、冤罪の天生高春を無罪にするのだった。証人の揃え方がうまい。まぁ。検察側の杜撰な思い込みが、冤罪を作るところだった。読んで、スッキリした。 | ||||
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いつも通り最後の逆転劇が面白かった。 | ||||
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岬洋介さん、大活躍です。 他の方のファンはちょっとかわいそうなくらいでした。 岬さんの言動は相変わらず超人ですが、他の作品よりは人間味が感じられる作品でした。 | ||||
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岬洋介シリーズの大ファンです! 次はどんな作曲家の音楽が聴けるのか楽しみにしています。 | ||||
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