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恋に至る病
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恋に至る病の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 21~40 2/3ページ
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読みやすいし、先が気になるので一気に読んでしまいます。 ただ、物語の世界に入り込むことはなくストーリーを追っただけで終わりました。サイコパスの女の子(景)自体がミステリーとなっているとは言え、主人公(望)の振る舞いを含め、設定に違和感を感じました。unlimitedで読んだので損した気はしません。 | ||||
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何の魅力を感じないヒロインも珍しい。こんな人がネットを通したゲームで自殺に導けるとは思わないなー笑 作者の他の作品を読んで少し面白いけど何だか違和感や物足りなさを感じていたが、この作品を読んではっきりしました。色々な設定などが安っぽく、現実感が皆無だった。 | ||||
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キルケーゴールの「死に至る病」をもじったタイトルですね。 行き着く先が「恋」という病。 どういう意味だろう? 恋は思案の外、と同じ意味かな、とか思いながら読み始めました。 最初のいじめの話ではちょっと気が重くなったけど、その問題が一段落ついた辺りからだんだん面白くなってきました。 それと同時にいろいろと疑問も湧いてきました。 景はサイコパスなのかそれとも変な犯罪ロジックを振り回すだけのただの偽善者なのか? 望は彼女のほしいままに洗脳されていただけなのか? でも最後の四行でそんなのどうでもいいやになっちゃいました。 第三者が下した判断や評価とは別に、当事者同士にしかわからない機微というものが確かに存在します。 その「聖域」には誰も触れちゃいけないような気がしました。 厄介なテーマを純文学風ではなくエンタメ風にスリリングな展開に落とし込んだ作品です。 所々にツッコミどころはありますが、その手腕はお見事でした! | ||||
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かなりサクサク読めて 展開、話しの進みも無駄な描写がなくダルい場面が無くて 久しぶりに流し読みをする場面がないお話しでした 話しの内容は… ここからもうそれは始まってたのか… って最後まで楽しく読ませていただけました。 | ||||
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最初は純愛な変愛物語かなと思っていましたがだんだんと歪なものとなっていき、最後で見事に裏切られます。 こんなに考えながら読んだ小説は未だにないかも、、、 | ||||
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彼女は完璧な女の子だった… この言葉が全てだと思います。あざとかわいいのレベルではありません。 初作家です。期待以上の以上でした。久し振りに物語にどっぷりのめり込みました。何回も号泣しました。ミステリーでもあり、最上級の愛の物語でもあると思います。他の作品も期待値が上がります!! | ||||
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これほどの恋愛小説を読めたことに感謝します。作者天才! | ||||
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前半の方にある何気ない言葉や物が後半になって鍵になるという何度も読み返したくなる本でした | ||||
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ゾワッとした。真実が分かった時の驚きは凄かったのですがなんというか、読みづらいというか、難しいというか、そこまで大きな転機も無く、人によっては中盤で飽きてしまいそうです。 | ||||
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"『それ』を拾い上げた瞬間、息を呑んだ。今まで自分が見ていた世界が塗り替わる感覚がする。走馬燈のように今までの想い出が蘇り、あの時の教室に引き戻される。"2020年発刊の本書は実際の『青い鯨』事件を下敷きに150人以上の被害者を出したゲーム主催者と幼馴染の恋を描く物語。 個人的にはTikTokで紹介されて話題になっている本として手にとってみました。 さて、そんな本書は小学生時代から誰からも好かれる美しく『善良』な女子高生、寄河景(よすがけい)が語り部であり幼馴染、後に恋人になる少年、宮嶺(みやみね)を守るために起こした"ある事件"をキッカケにして、いつしか管理者から毎日異なる課題を行うようSNSを通じて要求され、死へと誘導される自殺教唆ゲーム『青い蝶』主催者として150人以上の被害者を出しても平然としている『化物』へと"変貌"していくのですが。 まず、主に私自身が作中人物に近い若者ではなく『中年の読み手』であるのが大きな理由だと思うのですが。サイコパス的存在の寄河景はともかく、語り部である宮嶺の【あまりのナイーブさ】語り口のまわりくどさが気になってしまい、また他の登場人物。例えばラストに希望的なメッセージを投げかける刑事他もどこか類型化された感じがして、一言で言えば【登場人物が薄く、リアリティに欠けて】通読するのは割と辛い体験でした。 一方で、実際の『青い鯨』事件や、参考文献を参考にしたり『ラスト四行の衝撃』といった著者の試み、狙いがネットで検索すると前述のTikTok以外にも様々な熱心な考察記事が書かれたり、実際に売上の好調さに繋がっていることから、著者いわく『寄河景という人間そのものを謎としたミステリー』としては成功しているのかな?と思いました。 気軽に読み終えることができるミステリーとしてオススメ。 | ||||
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ラスト数行の衝撃!物語冒頭で主人公らしき人物の独白から始まる。そしてタイトル。 我孫子武丸先生の「殺戮に至る病」を想起させるこの小説に惹かれて読んでみました。 読後直後は後味が悪くなんだかなあといった感想でしたが皆さんの考察、感想を読んで色々と考えさせられました。 (★ここからネタバレ) 最後の消しゴムが出てきたときに「ヒロイン」の恐ろしさが見えてきてゾクっとしたのですが、それは勘違いだったことに気づかされました。主人公のいじめの兆候が見えたのはたしかに消しゴムがなくなった事からですが「好きな人から消しゴムをもらえば両想い」この一文を見逃してしまうとヒロインが主人公のいじめを裏で操っていた人物に見えてしまいます。自分もまんまと最初は引っ掛かりましたね。 ヒロインがただのサイコパスで主人公はヒロインの思うがままに操られている可哀そうな人物として読むとこの物語はチープに見えます。ところがヒロインが主人公を歪ながらも愛していた描写に気づくとこの物語をより一層楽しめると思います。 | ||||
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いい | ||||
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誰にでも好かれて誰からも憧れられる存在。彼女が人を惹きつける力は計り知れなかった。そんな中でページを読み進めていく度に出てくる少女の不気味さと狂気さがグサッと刺さる大好きな物語でした。少女と共に狂っていく少年も見所です。 最後の4行の意味を理解した時のおぞましさは言葉で言い表せないです。 | ||||
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導入から非常に面白く、飽きさせない展開で久しぶりに夢中になって読みました。賛否両論あるようですが、ヒロインの景の描き方は私は好きでした。あくまでも主人公の目線で魅力的に丁寧に描かれているので、その後の展開とのギャップが楽しめました。 | ||||
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他のレビューでも言われているが、突っ切って欲しかったようにも感じる。 真実は誰にも解らないから、各々が自問自答してください、という終わり方は学生がメインターゲットという点ではとても良い形だと思う。 友人と結末について語り合ったり、インターネットで色々な考察を見て、自分で考える力を養う事が出来るので素晴らしいとは思う。 しかし、おっさんの自分としては、ヒロインが確固たる意思を貫き通し、「恋に至る病」を完成させた物語となる事を望んでいたので、多少の肩透かしを食らった感が残った。 | ||||
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誰からも愛され、美しい少女寄河景と幼馴染みの宮嶺。 景は天使の姿をした悪魔か? 今まで出会ったことのない衝撃作。 | ||||
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ツッコミどころが多すぎて... まぁ子供向けの作品ですね | ||||
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最初何気なく読んで通り過ぎた消しゴムの存在で景の恐ろしさに気づける。また、一見どうでもいいような事があとから重要になってきたりするので細かくじっくり読まないと面白味が半減してしまう。最近読んだ小説の中ではかなり面白かった。つまらないと感じるのは人それぞれだが、大体の人はしっかり読めてないのでは?と思う。それかこの系統の小説に向いてない。 | ||||
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帯にもついていたがこの本のラスト4行はいろいろと考えさせられます。本当に完成度が高く、夢中になりました。 | ||||
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酷評するほどでもなく、でも期待していたほどの高揚や驚きの得られない作品でした。 文章が上手く、序盤の展開には引き込まれました。表紙やタイトル、あらすじも合わさって、「今後どんな展開になるのか」と読者の好奇心を冒頭から煽ってくれます。 だけど肝心な、景の描写が薄い。物語の象徴であり、ブルーモルフォというアプリを通じて人々を自死へと追い込んでいく怪物であるはずの彼女が、いまいち大した存在に見えないのです。 これは、主人公が実際の事件を目の当たりにしていないからかも? 景はアプリを利用し人々の心を操ることで、大勢の人々を死に導いていきます。主人公はそんな彼女の行いを横で見ているのですが、実際に起きているはずの凄惨な光景をほとんどニュースやアプリ上でしか把握していないので、逼迫感がない。 景によってもたらされる世間のパニックも、淡々と綴られているせいで大事に見えない。 そして終盤はご都合主義と言いますか、シナリオに合わせて登場人物たちが動いているだけの盛り上がりに欠けた展開が続きます。主人公の心情も??でしたし、冒頭で主人公と対峙している例の人物も、ただの便利キャラに過ぎなかった。 だからラストのどんでん返し(と言うほどのどんでんではありませんでしたが)にもカタルシスがありませんでした。 なんと言いますか。ここまで「景はカリスマ!」「景は怪物!」と言うなら、もう少し景にとって都合のいい展開に持っていくことができたのでは?得られた結果が微妙なので、驚きも胸糞の悪さも大したことがないんです。 タイトル、あらすじ、題材などは秀逸だと思います。しかしそれら要素を、完全には料理しきれていない作品でした。映像化すれば、もう少し映えるかもしれませんね。 | ||||
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