ザリガニの鳴くところ
評判
ザリガニの鳴くところの評価:
4.39/5点 レビュー 243件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全359件 161〜180 9/18ページ
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ザリガニの鳴くところの評価:
4.39/5点 レビュー 243件。 A ランク
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ンロマンス」と同じ。読む価値はない。
「村には教会が四つあり、そのすべてが白人専用のものだった。黒人のものも
加えればさらに三つ教会があった。」
何ともない表現だが、この矛盾する文章が本書の質をよく表している。「村には
教会が七つあり…」とすべきところを、ろくに推敲もしていないのでこんな文章
になる。作者の言語感覚が明らかにおかしい。「すべて」などと使いながら、そ
の後で「さらに」という表現をしている。
保安官がレストランを訪れる箇所も変。レストランの中を歩いているはずなの
に、他の客が長めの会話をしており、その会話の詳しい内容が保安官の耳に届い
ている。これが客として長時間店の中にいればいいのだが、まっすぐ奥に向かっ
ているはずなのにこんな長い内容の会話を理解できるはずがない。おそらくはTV
のミステリもどきの構成を考えて、ろくに検証することもなく書いたのだろう。
母の口紅が「数十年の使用期限」とある。初めは誤植かと思ったが、しれっと
こんな表現をする。母がいなくなった数年なのに、年数が合わない。
主人公もおかしな人物設定をされてる。主人公は数の数え方さえ一切学んでい
ないのに(そもそも初級教育さえ受けていない設定)、小鳥の数を正確に「十二
羽」と理解できている。「二十九の次の数名称=thirty」さえ知らないのに、どう
やって数を数えるその方法を覚えたのだろう。不可解そのもの。
以上の全ては、本書の表現の矛盾したおかしな言い方だが、数ページに一回く
らいこのような表現あり、あまりに文章や人物設定がおかしすぎる。
結局まともに人物像をきちんと決めていないために、このようなことが生じる。
子どもが一人暮らしをすることになるが、危機的状況でも常に正しい行動を取り、
主人公に関わる人も抜群のタイミングで助けてくれる。その割には「子どもの一
人暮らし」に公的部署がほとんど関与してこない。この筋には呆れはてた。
全体として、本書は実に薄っぺらい構成で、その時代も人物も筋もまとももの
は一つとしてない。登場人物はまるで書き割りの中で、ボール紙で作った粗雑な
人形がキーキーと喋くっている。精々が「ラノベ」程度の文章力で、ただダラダ
ラとストーリーが続いていくだけ。この程度がベストセラーとは驚いた。なにか
の間違いではないだろうか。
時間軸をずらして一章ごとに場面が切り替わるが、その手法は陳腐そのもの。
肝腎の「謎解き」も駄目駄目。時間の流れをしっかり計算していなために、ただ
わずらわしいだけの構成になっている。
前半読み終えて、新しい恋人ができるところが限界。文字通り「本を放り出し
た」。この手の「翻訳物」はある程度の評価を期待できるので購入したが、お金
の無駄に終わった。読んで何か残ることもない、アメリカ流「おしん苦闘物語」
にミステリ的味付けをしただけのもの。
お金と時間の無駄。 ☆なんぞマイナスです