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パンドラ抹殺文書
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パンドラ抹殺文書の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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・届いた本は、「古書」故に、茶色に日焼けしているが、何ら書き込み・頁の折れ、も無く気持ちよく読めた。価格も不満は無いし、この程度の痛みで好きな本が読めるのを「満足」としよう。素敵は本を「ありがとう」以上 | ||||
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週刊文春1981年 総合6位 KGB上層部に潜り込んだCIAのスパイを特定する文書。手違いからこれを手に入れてしまったシルヴィーは、KGBから命を狙われることに。CIAエージェント ジェームズは、暗殺者からシルヴィーを救出することに成功するのだが、CIA上層部から彼女を抹殺するよう指令が下る。 ・・・ KGB、CIAから追われる男と女。途中まで、てっきり007ばりの活躍劇なのだろうと鼻白むことしきり。シルヴィーは金持ちのフランス美女、ジェームズは暗い過去を持つ凄腕エージェントの設定になっているんで、二人のラブシーンのあたりでは、このあるある状態に、がっかり感が強かった。 が、ラストがすごい!これまでのは、パロディーなのか思うぐらい、主人公をこてんぱんにやっつけてくれた。予想もしない方へもっていかれたんだけれど、この快感がたまりません〜。 ミグ25事件の取り入れかたが、上手すぎて、感動ものだったりする。 | ||||
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週刊文春1981年 総合6位 KGB上層部に潜り込んだCIAのスパイを特定する文書。手違いからこれを手に入れてしまったシルヴィーは、KGBから命を狙われることに。CIAエージェント ジェームズは、暗殺者からシルヴィーを救出することに成功するのだが、CIA上層部から彼女を抹殺するよう指令が下る。 ・・・ KGB、CIAから追われる男と女。途中まで、てっきり007ばりの活躍劇なのだろうと鼻白むことしきり。シルヴィーは金持ちのフランス美女、ジェームズは暗い過去を持つ凄腕エージェントの設定になっているんで、二人のラブシーンのあたりでは、このあるある状態に、がっかり感が強かった。 が、ラストがすごい!これまでのは、パロディーなのか思うぐらい、主人公をこてんぱんにやっつけてくれた。予想もしない方へもっていかれたんだけれど、この快感がたまりません〜。 ミグ25事件の取り入れかたが、上手すぎて、感動ものだったりする。 | ||||
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私とこの本との出合いは、もう30年近く前のことです。 当時、内藤陳氏が書評で絶賛していたことを覚えています。 先日、TV番組の「侍戦隊シンケンジャー」を見終わったら、ふとこの本のことを思い出しました。 シンケンジャーと本作品は、内容もターゲットにしている年齢層もまるで違いますが(片や子供向けの特撮ドラマ、片や大人向けのスパイ小説)、全く接点がないわけでもありません。 最大の共通点は、ほとんど暴力的とも言える驚愕のストーリー展開です。 私自身は、映画やゲームを含めたエンターテイメントの世界で、大地が崩れ去るかの様な印象を受けた経験は、この両作品以外では非常に稀です。 次に、どちらのメインキャラクターも、ヒーローとしては優秀でありながらも、どこか「いびつ」です。 そして、ストーリーが進むに連れ、そのいびつさが解き明かされていく点も共通しています。 全く無責任で勝手な推測ですが、シンケンジャーの脚本を担当した小林靖子女史は、バー・ゾウハーから影響を受けているのではないでしょうか。 少なくとも、本作は読んでいる気がしてなりません。 本作は時代背景を含めて既に「古典」の域に達しているのかも知れませんが、スパイ小説の醍醐味は堪能できるはずです。 また、本作の内容よりもむしろストーリー展開に興味あるいは快感を覚えた方は、シンケンジャーの鑑賞もお勧めしたいです。 P.S.なんだか、シンケンジャーのレビューみたいになっちゃいましたw | ||||
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私とこの本との出合いは、もう30年近く前のことです。 当時、内藤陳氏が書評で絶賛していたことを覚えています。 先日、TV番組の「侍戦隊シンケンジャー」を見終わったら、ふとこの本のことを思い出しました。 シンケンジャーと本作品は、内容もターゲットにしている年齢層もまるで違いますが(片や子供向けの特撮ドラマ、片や大人向けのスパイ小説)、全く接点がないわけでもありません。 最大の共通点は、ほとんど暴力的とも言える驚愕のストーリー展開です。 私自身は、映画やゲームを含めたエンターテイメントの世界で、大地が崩れ去るかの様な印象を受けた経験は、この両作品以外では非常に稀です。 次に、どちらのメインキャラクターも、ヒーローとしては優秀でありながらも、どこか「いびつ」です。 そして、ストーリーが進むに連れ、そのいびつさが解き明かされていく点も共通しています。 全く無責任で勝手な推測ですが、シンケンジャーの脚本を担当した小林靖子女史は、バー・ゾウハーから影響を受けているのではないでしょうか。 少なくとも、本作は読んでいる気がしてなりません。 本作は時代背景を含めて既に「古典」の域に達しているのかも知れませんが、スパイ小説の醍醐味は堪能できるはずです。 また、本作の内容よりもむしろストーリー展開に興味あるいは快感を覚えた方は、シンケンジャーの鑑賞もお勧めしたいです。 P.S. なんだか、シンケンジャーのレビューみたいになっちゃいましたw | ||||
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冷戦下、米国とソ連との間で激しい諜報戦が行われていた時代を背景に、非情なスパイの世界が描かれる本作は、かねてから評価の高い、スパイ小説の傑作の一つです。 ソ連KGB内部に潜む米国の二重スパイ“パンドラ”。その正体を暴く文書がKGBの手に落ちかけたとき、運命のいたずらから、若いフランス人女性シルヴィーの手にその文書が渡ります。理由も分からずKGBに追われる身となったシルヴィーが、ついに捕らわれようとしたその瞬間、謎の米国人男性ジェームズが現れ、窮地を救います。逃避行を共にすることとなった2人は、否応無しに米ソの謀略の応酬の渦中に身を投じることになります。 この作品は、古典的な「巻き込まれ型スパイ小説」の体裁を取りつつ、ソ連のブレジネフ共産党書記長やアンドロポフKGB議長という実在の人物を登場させるなど、執筆された当時の時代状況を巧みに反映させています。また、米国CIAやKGBの組織間の非情な戦いを描いた謀略・情報小説の側面もあり、さらに、共にトラウマを抱えたジェームズとシルヴィーが、逃避行を通じてそのトラウマを克服するという冒険小説の側面もあります。 ソ連の崩壊により冷戦が幕を閉じて早20年近く経ちますが、本作は時代が変わってもその面白さは変わらない素晴らしい作品です。 | ||||
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冷戦下、米国とソ連との間で激しい諜報戦が行われていた時代を背景に、非情なスパイの世界が描かれる本作は、かねてから評価の高い、スパイ小説の傑作の一つです。 ソ連KGB内部に潜む米国の二重スパイ“パンドラ”。その正体を暴く文書がKGBの手に落ちかけたとき、運命のいたずらから、若いフランス人女性シルヴィーの手にその文書が渡ります。理由も分からずKGBに追われる身となったシルヴィーが、ついに捕らわれようとしたその瞬間、謎の米国人男性ジェームズが現れ、窮地を救います。逃避行を共にすることとなった2人は、否応無しに米ソの謀略の応酬の渦中に身を投じることになります。 この作品は、古典的な「巻き込まれ型スパイ小説」の体裁を取りつつ、ソ連のブレジネフ共産党書記長やアンドロポフKGB議長という実在の人物を登場させるなど、執筆された当時の時代状況を巧みに反映させています。また、米国CIAやKGBの組織間の非情な戦いを描いた謀略・情報小説の側面もあり、さらに、共にトラウマを抱えたジェームズとシルヴィーが、逃避行を通じてそのトラウマを克服するという冒険小説の側面もあります。 ソ連の崩壊により冷戦が幕を閉じて早20年近く経ちますが、本作は時代が変わってもその面白さは変わらない素晴らしい作品です。 | ||||
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東西冷戦が話の背景なので 今となっては過去の話ですが この小説はとにかく緊張します 私の中では最高のスパイ小説です | ||||
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東西冷戦が話の背景なので 今となっては過去の話ですが この小説はとにかく緊張します 私の中では最高のスパイ小説です | ||||
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舞台は東西冷戦時代。米国の二重スパイであるKGBの幹部、暗号名"パンドラ"。その正体を暴露する古文書をめぐって、米ソの激しい争奪戦が展開される。CIA部員ジェームズは、たまたま問題の文書を入手したフランス娘シルヴィーを守ろうとするが、次から次へとKGBの刺客に襲われる。どうやらCIAの側にも内通者がいるらしい…。バー=ゾウハーの作品は、基本的にはシビアなスパイ物で、地味な書き方をすると陰々滅々とした話になってしまうが、アクションとスリルが満載されていて、おもしろい読み物になっているので好きだ。 | ||||
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舞台は東西冷戦時代。米国の二重スパイであるKGBの幹部、暗号名"パンドラ"。その正体を暴露する古文書をめぐって、米ソの激しい争奪戦が展開される。CIA部員ジェームズは、たまたま問題の文書を入手したフランス娘シルヴィーを守ろうとするが、次から次へとKGBの刺客に襲われる。どうやらCIAの側にも内通者がいるらしい…。 バー=ゾウハーの作品は、基本的にはシビアなスパイ物で、地味な書き方をすると陰々滅々とした話になってしまうが、アクションとスリルが満載されていて、おもしろい読み物になっているので好きだ。 | ||||
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