毒入りチョコレート事件

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評判

毒入りチョコレート事件の評価:

3.73/5点 レビュー 48件。 A ランク

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平均点3.73pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全78件 41〜60 3/4ページ
No.38
(2pt)

米澤穂信さん抄訳して

米澤穂信さんのおかげで購読した方が多いと思いますが、私もその口で引っ掛かりました。皆さんのおっしゃる通り、訳文がかなり読みにくい上に古典のため枝葉が多く、読み進めるためにはかなり斜め読みせざるを得ませんでした。米澤さん責任取って抄訳して。難しいとは思いますが(笑)。
毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)より
4488123015
No.37
(3pt)

「一読」の価値はある

「アンチミステリ」の古典的作品。ある女性が毒入りのチョコレートを食べて死んだ事件について、ミステリ愛好家の6人がそれぞれ調査し、1日ずつ犯人を当てる推理ショーを繰り広げていく。ちょっとセリフが冗長でまどろっこしく感じる部分が多いが、ミステリーにおいて探偵役のキャラクターがよくやる言動を皮肉りながら、ミステリー小説を小ばかにしていくスタイル。終わり方はちょっともやっとして読後のすっきり感はあまりないが、ミステリファンなら一度は読んでおきたいもの。
毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)より
4488123058
No.36
(3pt)

「一読」の価値はある

「アンチミステリ」の古典的作品。ある女性が毒入りのチョコレートを食べて死んだ事件について、ミステリ愛好家の6人がそれぞれ調査し、1日ずつ犯人を当てる推理ショーを繰り広げていく。ちょっとセリフが冗長でまどろっこしく感じる部分が多いが、ミステリーにおいて探偵役のキャラクターがよくやる言動を皮肉りながら、ミステリー小説を小ばかにしていくスタイル。終わり方はちょっともやっとして読後のすっきり感はあまりないが、ミステリファンなら一度は読んでおきたいもの。
毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)より
4488123015
No.35
(1pt)

想像していた展開でも無く、期待し過ぎた…

そんなに言うほど面白い?
登場人物が少なく場所の移動も皆無なので頭を使わずに読み易いが、それに比例して中身も無かった。

犯人特定迄の過程も、まるでお遊戯のネタを毎晩交互に1人づつ発表って感じだし、発表順に後発の考察がされるたびに自説がグラグラしまくっちゃって、そうなるのが分かりきっていながらも、その過程を読むのもウンザリ。

また、それぞれの調査方法や情報の入手先も、何だか薄っぺらいく警察でも無いミス研的な素人相手に警察でさえ入手出来なかった証拠や事実関係を手中に出来る事自体が興醒め。
毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)より
4488123058
No.34
(1pt)

想像していた展開でも無く、期待し過ぎた…

そんなに言うほど面白い?
登場人物が少なく場所の移動も皆無なので頭を使わずに読み易いが、それに比例して中身も無かった。

犯人特定迄の過程も、まるでお遊戯のネタを毎晩交互に1人づつ発表って感じだし、発表順に後発の考察がされるたびに自説がグラグラしまくっちゃって、そうなるのが分かりきっていながらも、その過程を読むのもウンザリ。

また、それぞれの調査方法や情報の入手先も、何だか薄っぺらいく警察でも無いミス研的な素人相手に警察でさえ入手出来なかった証拠や事実関係を手中に出来る事自体が興醒め。
毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)より
4488123015
No.33
(3pt)

犯罪史もミステリーでも人気のチョコレート

期待しすぎたか、合わないのか、実録の殺人事件と比べてしまい…。
毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)より
4488123015
No.32
(3pt)

犯罪史もミステリーでも人気のチョコレート

期待しすぎたか、合わないのか、実録の殺人事件と比べてしまい…。
毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)より
4488123058
No.31
(3pt)

真相は藪の中

未解決事件の概要を刑事から聞き出して、それを参加メンバーが調査・考察した上で、その推理結果を披露するという、この多重推理、多重解決のスタイルは、あからさまに言えば、犯人を一人に絞るだけの十分な手掛かりが示されていない段階で、ああだ、こうだと言い合っているだけにすぎない。
刑事の事前説明を読んだ時点で、後で6人の回答者が示した7人の犯人(うち1人はダミーの犯人)の内の3人までは犯人としての想定範囲内だったし、残りの4人についても、各人の調査内容が小出しに示されると早い段階で該当者に気づく程度のものであり、特に切れのある推理が示されるわけでもない。
各人の調査で徐々に明らかになるある人物の女性関係だが、当然警察でも把握してあるはずのことであり、事前の警察からの説明内容が簡略すぎて、これらの説明が省略されており、各人の思い込み、調査内容で推理に差が生じたのだと感じる。また、前の人が調べた証言が実は間違いでしたと次々と覆されるのでは、何でもありの状態で、馬鹿馬鹿しいとしか言いようがない。
最後の人物の回答も抜き差しならない証拠を示してはいないので仮説に過ぎず、さらにその証言も覆るかもしれないので、真相とは言い切れない。

(ネタバレ)
ユーステス卿が小包を受け取った時の目撃者として、ベンディックスがレインボー・クラブに呼び出されたとチタウイックは語っているが、ベンディックスがレインボー・クラブに居たとしてもユーステス卿が小包を受け取ったことを目撃するとは限らないと思うのだが。
毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)より
4488123058
No.30
(3pt)

真相は藪の中

未解決事件の概要を刑事から聞き出して、それを参加メンバーが調査・考察した上で、その推理結果を披露するという、この多重推理、多重解決のスタイルは、あからさまに言えば、犯人を一人に絞るだけの十分な手掛かりが示されていない段階で、ああだ、こうだと言い合っているだけにすぎない。
刑事の事前説明を読んだ時点で、後で6人の回答者が示した7人の犯人(うち1人はダミーの犯人)の内の3人までは犯人としての想定範囲内だったし、残りの4人についても、各人の調査内容が小出しに示されると早い段階で該当者に気づく程度のものであり、特に切れのある推理が示されるわけでもない。
各人の調査で徐々に明らかになるある人物の女性関係だが、当然警察でも把握してあるはずのことであり、事前の警察からの説明内容が簡略すぎて、これらの説明が省略されており、各人の思い込み、調査内容で推理に差が生じたのだと感じる。また、前の人が調べた証言が実は間違いでしたと次々と覆されるのでは、何でもありの状態で、馬鹿馬鹿しいとしか言いようがない。
最後の人物の回答も抜き差しならない証拠を示してはいないので仮説に過ぎず、さらにその証言も覆るかもしれないので、真相とは言い切れない。

(ネタバレ)
ユーステス卿が小包を受け取った時の目撃者として、ベンディックスがレインボー・クラブに呼び出されたとチタウイックは語っているが、ベンディックスがレインボー・クラブに居たとしてもユーステス卿が小包を受け取ったことを目撃するとは限らないと思うのだが。
毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)より
4488123015
No.29
(5pt)

三人寄れば文殊の……なのか?

他のレビュアー同様、米澤穂信「氷菓」および「愚者のエンドロール」(角川文庫)を読み、本書を手に取ったくちです。
製造元を装って送られてきたチョコレートによる未解決の毒殺事件を『犯罪研究会』の6人がそれぞれの推論を立てることにより、
また、それぞれの推論の矛盾や穴、着眼点を埋めるべく各々の推論をマッシュアップすることによって真相にたどり着かんと
しているが――というストーリーにより、一つの事件に対し探偵が調査を行ない、真相にたどり着くという一般的な推理小説の
フォーマットにまったく頼らない、かつアンチテーゼ的な作品なので、ミステリ小説(漫画でも可)をある程度読んだ方向けの作品で
あると考えます。
毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)より
4488123058
No.28
(5pt)

三人寄れば文殊の……なのか?

他のレビュアー同様、米澤穂信「氷菓」および「愚者のエンドロール」(角川文庫)を読み、本書を手に取ったくちです。
製造元を装って送られてきたチョコレートによる未解決の毒殺事件を『犯罪研究会』の6人がそれぞれの推論を立てることにより、
また、それぞれの推論の矛盾や穴、着眼点を埋めるべく各々の推論をマッシュアップすることによって真相にたどり着かんと
しているが――というストーリーにより、一つの事件に対し探偵が調査を行ない、真相にたどり着くという一般的な推理小説の
フォーマットにまったく頼らない、かつアンチテーゼ的な作品なので、ミステリ小説(漫画でも可)をある程度読んだ方向けの作品で
あると考えます。
毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)より
4488123015
No.27
(5pt)

推理小説の可能性或いは枠を拡げた画期的推理小説。

毒入りチョコレートを食べた婦人が死亡し、犯罪研究会の面々が様々な推理を展開し・・・というお話。
この小説に関しては識者の多くが様々な卓見を披露し、その殆どがその通りの素晴らしい評論になっているので、ここで私が何かを言っても屋上屋を架すだけの様な気がしますが、一応読んだということで、感想ぐらいは書き込もうという事で文字を入力している次第です。
一見、単純そうに見える事件でも深読みすれば様々な解釈が可能という理論を実際の推理小説で提示したのが本書で、これ以前はこういう物はなかったとのことで、推理小説の可能性或いは枠を拡げたという意味で画期的な推理小説であったという事は今、21世紀を過ぎても揺るぎない事実だと思います。小説の扉に題名と一緒に理論的推理小説と掲げた著者の意気込みが本書を凡百の推理小説と位相を異にした怜悧さを備えた作品にしていると思います。解説にもある様にこの後の推理小説に与えた影響力は甚大。私見ではコリン・デクスターなんかにも影響を与えたのでは・・・と邪推したくなります。兎に角、推理や推測の過程だけで小説を構成しても面白いという事実を見事成し遂げた事は重要だと思いました。
画期的な推理小説を物したその慧眼ぶりに脱帽の傑作。是非ご一読を。
毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)より
4488123058
No.26
(5pt)

推理小説の可能性或いは枠を拡げた画期的推理小説。

毒入りチョコレートを食べた婦人が死亡し、犯罪研究会の面々が様々な推理を展開し・・・というお話。
この小説に関しては識者の多くが様々な卓見を披露し、その殆どがその通りの素晴らしい評論になっているので、ここで私が何かを言っても屋上屋を架すだけの様な気がしますが、一応読んだということで、感想ぐらいは書き込もうという事で文字を入力している次第です。
一見、単純そうに見える事件でも深読みすれば様々な解釈が可能という理論を実際の推理小説で提示したのが本書で、これ以前はこういう物はなかったとのことで、推理小説の可能性或いは枠を拡げたという意味で画期的な推理小説であったという事は今、21世紀を過ぎても揺るぎない事実だと思います。小説の扉に題名と一緒に理論的推理小説と掲げた著者の意気込みが本書を凡百の推理小説と位相を異にした怜悧さを備えた作品にしていると思います。解説にもある様にこの後の推理小説に与えた影響力は甚大。私見ではコリン・デクスターなんかにも影響を与えたのでは・・・と邪推したくなります。兎に角、推理や推測の過程だけで小説を構成しても面白いという事実を見事成し遂げた事は重要だと思いました。
画期的な推理小説を物したその慧眼ぶりに脱帽の傑作。是非ご一読を。
毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)より
4488123015
No.25
(3pt)

これって日本語?

「毒入りのチョコを食べて、女性が亡くなった」という事件を元に、探偵クラブの6人の会員が、6人6様の解釈と真犯人を示す、というストーリー。一般的な推理小説では、神のごとき探偵が、たった一つの真実を見抜く、というのがお約束のパターンだが、事件はいかようにも解釈できるという、推理小説に対するアンチ・テーゼのような小説。
 自分の前に解説した人の説を、次の人がひっくり返していくという面白さはあるが、それぞれの探偵役が、自分が調査して得た証拠を、自分の番にならないと出さないので、読者としては少し釈然としない。
 もしすべての手がかかりが、事前に読者に提供された後に、このような多重解決が示されたのであれば、文句なしの傑作と言える小説になったのではないか。
 2014年1月17日付の5版の文庫本で呼んだが、日本語訳が、記者会見などでの同時通訳を、そのまま日本語にしたような変な訳で、とても読みずらい。日本語の話し言葉として普段使わないような言葉も多く出てくるし、会話の途中での改行も不自然。
 日本語訳がもう少しまともなら、もうちょっと小説の世界に入っていけたのにと、残念。
毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)より
4488123058
No.24
(3pt)

これって日本語?

「毒入りのチョコを食べて、女性が亡くなった」という事件を元に、探偵クラブの6人の会員が、6人6様の解釈と真犯人を示す、というストーリー。一般的な推理小説では、神のごとき探偵が、たった一つの真実を見抜く、というのがお約束のパターンだが、事件はいかようにも解釈できるという、推理小説に対するアンチ・テーゼのような小説。
 自分の前に解説した人の説を、次の人がひっくり返していくという面白さはあるが、それぞれの探偵役が、自分が調査して得た証拠を、自分の番にならないと出さないので、読者としては少し釈然としない。
 もしすべての手がかかりが、事前に読者に提供された後に、このような多重解決が示されたのであれば、文句なしの傑作と言える小説になったのではないか。
 2014年1月17日付の5版の文庫本で呼んだが、日本語訳が、記者会見などでの同時通訳を、そのまま日本語にしたような変な訳で、とても読みずらい。日本語の話し言葉として普段使わないような言葉も多く出てくるし、会話の途中での改行も不自然。
 日本語訳がもう少しまともなら、もうちょっと小説の世界に入っていけたのにと、残念。
毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)より
4488123015
No.23
(4pt)

翻訳がイマイチ

この作品は1929年つまり昭和4年の作品と言うことです。
今読んでも十分に面白いです。ただ翻訳が機械翻訳されたみたいな訳しかたなので読みづらかったですね。日本語になってなってないところとか英語独特のクドい言い回しがそのまま訳されていたりとか。なので読むのは相当つらいと思います。ですがそれだけの価値はあると思います。
毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)より
4488123058
No.22
(4pt)

翻訳がイマイチ

この作品は1929年つまり昭和4年の作品と言うことです。
今読んでも十分に面白いです。ただ翻訳が機械翻訳されたみたいな訳しかたなので読みづらかったですね。日本語になってなってないところとか英語独特のクドい言い回しがそのまま訳されていたりとか。なので読むのは相当つらいと思います。ですがそれだけの価値はあると思います。
毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)より
4488123015
No.21
(3pt)

「愚者のエンドロール」「氷菓」が好みなら是非(名作?怪作?奇作?)。 

「古典的名作」と、書名と概要は知っていたが、なんとなく読む機会を逸していた。
 この度、機会があって、たまたま読んでみた。

 スコットランドヤードからの依頼により、解決を丸投げされた難事件に対し「推理クラブ」のメンバーが順に推理を展開していく。
 それぞれの推理については「?」の部分もあったが、このような形式を確立した本書の功績は大きい。
 また、結末については少々あっけにとられてしまったし、素人目にも法廷で立証できるとは思えないのだが、このエンディングもありかなと思う。

# ただし、一人の作家が一生に一回しか使えない手ではあるとも思う。

# 評者が「本格推理物」を集中的に読んでいた時期は数十年前であり、そのころに出会っていればまた印象も違ったかもしれない。
毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)より
4488123058
No.20
(3pt)

「愚者のエンドロール」「氷菓」が好みなら是非(名作?怪作?奇作?)。 

「古典的名作」と、書名と概要は知っていたが、なんとなく読む機会を逸していた。
 この度、機会があって、たまたま読んでみた。

 スコットランドヤードからの依頼により、解決を丸投げされた難事件に対し「推理クラブ」のメンバーが順に推理を展開していく。
 それぞれの推理については「?」の部分もあったが、このような形式を確立した本書の功績は大きい。
 また、結末については少々あっけにとられてしまったし、素人目にも法廷で立証できるとは思えないのだが、このエンディングもありかなと思う。

# ただし、一人の作家が一生に一回しか使えない手ではあるとも思う。

# 評者が「本格推理物」を集中的に読んでいた時期は数十年前であり、そのころに出会っていればまた印象も違ったかもしれない。
毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)より
4488123015
No.19
(5pt)

間違いなく著者の術中にはまる

どんでん返しの連続、といった感じのミステリ。これを楽しめるのは、ロジック中毒とでもいうべき本格ミステリの解決編好きマニアといったところか。ちなみに私は大好きな作品だ。

 多重解決ものというのは、その中にはどうしようもないダルダルな解決も混ざっているのが普通である。本作でも、展開される全ての解決がすばらしいわけではない。でも、その緩急さもまた、この手の作品の良いところだ。すべて緊張感みなぎるものばかりだったら、半分以上が解決編という本作の最後にたどり着く前に力つきてしまうことだろう。

 バークリーという一癖も二癖もある作者の作品である。眉につばをつけて読んでもらいたい。
毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1) Amazon書評・レビュー: 毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)より
4488123015