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限界集落株式会社
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限界集落株式会社の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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関東北部の山村。 これと言って何も産業のない集落を舞台に農業再生を成し遂げる作品。 多岐川は会社を辞め祖父の故郷の集落へ帰った。 別に農業をやるつもりはなく実家に滞在するうち集落の農業事情を知ると、自らの血が騒ぎ再生にはまり込んでいく。 やがて事業は成功するも一つの事件げ窮地に陥るが不仲な町役場の協力を得て再び飛び立とうとした。 一種の村おこしサクセスストーリーだがこの手の作品は何点か読んでおりそれほど大きな感動は無かった。 一般文学通算1938作品目の感想。2017/09/04 15:45 | ||||
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農業の現状や田舎や都会のことについては調べて詳しく描かれていると思います。 ネタバレになりますが、やくざ者がでてきて女を追ってくるとか喧嘩のシーンとかありきたりパターンをもってきた感があります。 それが思いがけないトラブルで窮地に陥るってのより農業もいろいろノウハウがあって育てたことない物を簡単に大量にうまく作るのは容易ではないから農業題材なら思わぬ自然災害などのほうが現実的だけどそれじゃあ小説としてドラマ性がないのかもね。 | ||||
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タイトルはやむなし。しかし、過疎の村の再興を図り、市場を意識した農業のあり方を模索し、そこに米国流の経営学を身に着けたエリートが入り込んで新農業法人を設立し、主に財務面から再興をサポートしていく、という予想された展開で、このあたり、いささかがっかりした。しかも、テーマやストーリー以上に、登場人物が図式的・類型的で、ひと言でいえば、深みがない。 図式的ということで付け足せば、今風のはやりの経営学修士(MBA)が救世主になる、という発想自体に強引さと無理があるようにも思う。ともあれ、残念でした。 | ||||
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限界集落の農業を法人化して立て直していくというテーマは面白かったです。 そんなにとんとん拍子に進むわけないだろうと深く考えずにさらっと読んでしまえばいい本かと思います。 他の方も書いていますが、基本的な言葉の間違いがあったり、不自然すぎるセリフ(キャラクターの性格や年齢に見合わない、異常に長いなど)があったりと、推敲の余地が多分にあると思います。書店で売られている小説としては少々仕上げが甘すぎるというのが正直な感想です。 | ||||
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都会の銀行を自主退職し、限界集落の先祖の家をふらりと訪ねた優、幼くして祖父母に預けられ、農業に従事する美穂、傷害事件を起こし、Uターンし、家業の農家を継いだ美穂の父、正登。この三人を中心に紆余曲折を経て、町から見捨てられた同然の止村(とどめむら)の復活劇です。 個性豊かな村の住人、農業研修者等いづれも個性あふれるキャラでした。 なにも考えずに没頭出来ます、面白いですよ。 黒野さん、良いですね。 | ||||
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話の内容はよくある集落で考えられていることが実行されたもので、参考になったようなならなかったような | ||||
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限界集落という正に日本の田舎のどこにでもある問題を浮き彫りにしている。 日本の農業政策は戦後長きに亘りまさに生かさず殺さずでJAも農家を喰い物にしてきたと思う。 小生の家も一町ほどの水田を持っていたが、父親から百姓をやれと言われたことは一度も無い。 むしろその逆、学歴をつけて会社勤めか公務員になれというのが口癖でした。 やはり農業を経営と言う観点から見直さない限り復活はないと思う。 そういう視点で描かれた本としては一定の評価ができますが、ちょっと上手く行き過ぎ感は否めません。 順調な農業経営に待ったをかけたのが社員の暴力事件とスキャンダルでは今一つ面白くない。 やはり農家の旧態依然とした耕作感覚と、近代的なアプローチによる農業経営とのギャップが生み出す、 生産物の種類と品質の違いがどう消費者に受け入れられるかがポイントだと思う。 | ||||
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内容は普通です。想像できる範囲内でことが進むので読みやすいでしょうけど、 限界集落についてそこそこ知ってる人は退屈かもしれません。 不便で虫が出たり、閉鎖的な百姓がすんでいたり、都会とのギャップに驚いたりといった描写は、 かなり手垢がついているんじゃないでしょうか。 また「したり顔」を「知ったかぶり」という意味で文中で使ってますが、正しくは「得意顔」のことです。 あと主人公の独白で、「このオヤジはなぜこうも 〜略〜 私生活に詳しい?」と来たあと、 「あのジジババ三人組だな。さっそく優の個人情報を、あちこちに触れまわったのだろう」って記述が出てきますが、 これじゃ「優」という同じ名前の別人がいるのかと思っちゃいました。 正しくは「さっそく"俺"の個人情報を、あちこち触れまわったのだろう」って書くべきでしょう。 | ||||
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銀行では企業の立て直しを行い、IT企業では財務責任者をするなど、華々しい職歴を持つ主人公の優が、次の仕事を始める前の一時、祖父、父の暮らしていた田舎の空き家へ、帰郷したことから始まる。田舎はもう限界集落で、地域の役場からも見捨てられた状態。当初はそんな気もなかったのだが、少しづつ農家の人達との交流から、乗りかかった船にのめり込んで行く。現実の企業屋組織でも、いつも問題になるような話題も多々あり、興味深い。 全ての限界集落でこんな風には行かないだろうが、人が減り始めていたり、地域の先行きに不安の多い我々田舎人を少し元気にしてくれる。 ドラマや映画にはなりそうだ。 | ||||
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