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AI崩壊
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AI崩壊の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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本書は、映画『AI崩壊』のノベライズである。 2030年、日本は投薬、治療、体調管理までを担う画期的なAI「のぞみ」に社会を委ねていた。しかしその理想的な世界が一転、何者かに暴走させられたAIは命の選別を始める。 この手の話は昔からよくあり、『地球爆破作戦』『ウォー・ゲーム』『サマーウォーズ』あたりが思い出される。 映画自体は現時点で未見だが、予告編やあらすじを見る限り面白そうに思って読みました。 AIによって完全に統治された近未来を描いているが、AIが誤作動によって暴走すれば社会がパニックになるからAI任せにすると危険だというのは昔から言われていた話だ。 物語的には、よくある展開でイマイチだった。最初にミスリードでこの人が元凶(張本人)のように言われるが、物語の定石としてそうではない事は明白だし、その先の真犯人もこの人だろうと思ったら案の定そうだったという意外性のないツマラン展開だった。本書がどこまで映画に繁栄されているかがわからないが読者に先を読まれてしまうようでは及第点とはいえない。 AIについて否定的なデイリーポストの新聞記者・富永や事件の元凶である人物を捕えるために捜査する合田(この人もAIに頼らず、足で捜査する昔気質の刑事だ)とかアナログ人間たちがAIに対抗して行動を起こす図式は面白いと思う。 全体としてもう少し物語の展開に工夫ができなかったのかと思う。何よりもひねりがないし、東野圭吾や宮部みゆきに書かせればもう少し面白い展開になったかもしれない。ノベライズとしては読みやすいのだが設定が甘いかな。映画としては面白いのかもしれないが…。 | ||||
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最近では一般の新聞でも見ない日がない「AI」。天才技術者が作ったAIが暴走を始めて・・・という分かり易い展開です。作者は「クイズ!紳助くん」などの放送作家だそうです。そのレベルの作品です。 私はIT技術者なので初期設定だけで「ありえない」と思いながら読みましたが、一般の方にはこれでも現実味があるのだろうと思います。奥さんの癌を治すために作ったAIを使わずに奥さんが亡くなります。その謎だけで成立している作品です。 | ||||
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映画を見て、原作を読みたくなったので読んだが、 原作ではなく、脚本の小説化になっていた。 映画のダイジェスト版だった。 アナログ対デジタルの戦いが、面白かった。 映画では、大沢タカオと三浦友和が、昭和の匂いを出していた。 | ||||
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2020年1月31日に公開される映画の小説版。 あらゆるモノがネットワーク化され、AI「のぞみ」が社会の隅々にまで浸透した10年後の日本が舞台の、冒険活劇。 映像的でスピード感に溢れる展開。わかり易いメッセージで高いリーダビリティとなっています。 「AIは天使にも悪魔にもなる。そう思っていたが、~正義だ。正義こそが天使にも悪魔にもなるのだ。」 まぁ、辛口で言えば、御都合主義満載の展開と手垢にまみれた古臭いメッセージ、日本人受けする浪花節をSFに持ち込む収まりの悪さ、と、色々…が、それはそれ。 | ||||
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筋書き的には面白みも感じられますが、要所要所に技術的に甘い箇所もみられ、如何にも日本人好みという作品です。 最後にAI「のぞみ」が感情移入されている場面で話の筋は落ち着くのですが、これも日本人好みと言われればそれまでですね。 スケール的にもっと大きな作品にしてもらいたかったですね。外国の作品ならその点が網羅されていたでしょう。 | ||||
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