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(短編集)
死者の奢り・飼育
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死者の奢り・飼育の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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本書は,表題作の『死者の奢り』と『飼育』をはじめ,6作の短篇が収められている。 高校時代に読んだ『性的人間』と『セヴンティーン』をもう一度読みたくなり,それなら大江健三郎の初期の作品を読んでから再読しようと,本書を読み始めたが,ページをめくればめくるほど茫然とした。 情け容赦ない残虐な描写は一向に構わない。しかし,作品の舞台となっている戦中・戦後直後における日本人のコンプレックスと極度の対米感情の悪さはいただけない。作品に登場する米軍兵は決まってひどい役回りだ。本書を読んでいると,耳にタコができるほど聞かされた祖父の愚痴が蘇ってきた。 | ||||
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