二百年の子供



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    3.75pt ( 5max) / 12件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []C
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2003年11月
    分類

    長編小説

    閲覧回数911回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    二百年の子供 (中公文庫)

    2006年11月01日 二百年の子供 (中公文庫)

    物語の主人公は、小説家を父にもつ3人のきょうだい。養護学校に通う長男で18歳の真木は音楽に並々ならぬ才能を発揮し、中学2年生の長女あかりはそんな兄を大切に思い、中学1年生の朔は抜群の行動力と思考力で兄と姉をサポートする。彼ら「三人組」は、父の生まれ故郷の四国の森に伝わる「童子」と呼ばれる特別な子どもが、地元の人が「千年スダジイ」と呼ぶシイの木のうろの中に入って行きたい場所をねがいながら眠ると、その場所に行くことができるという言い伝えを耳にする。彼らは夏休みのあいだ「森の家」に滞在し、父の友人であるムー小父さんの助けを得て、去年亡くなった祖母に会いに行くためにうろの中で眠る。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    二百年の子供の総合評価:7.50/10点レビュー 12件。Cランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.12:
    (2pt)

    ちょっと解りにくい

    森の深いところのシイの木のうろに入って眠ると、時空を超えて生きたいところへ行けるらしい。ここまではよくある設定では。なんか、ジブリ映画とかに出てきそう。ただし、過去では元治元年の”逃散”が描かれていて、2064年の未来ではID政策が描かれている。いずれも、時の政府、つまりは権力者側に対する民衆の抗いである。いつの時代でも普遍的なテーマである。作者が伝えたいテーマならば、103年前のアメリカに行く必要はなかったのではないか?また、細かいことを指摘するよう恐縮だが、本文中、2カ所で真木の足の故障に触れているが、何故あえて”故障”という言葉を使うのか?故障ではまるでロボットの体、ロボットの部品のようではないか?足の”障がい”と表現すべきだと思う。おそらく、この真木は作者の息子さんがモデルなのではないか?ならば、なおさら足の故障という表現は避けるべきだった。新聞に連載されたものをまとめて本にしたようなので、制約があって作者本来の実力が発揮されなかったのか、期待したよりはあまり面白くなかった。
    二百年の子供Amazon書評・レビュー:二百年の子供より
    4120034763
    No.11:
    (2pt)

    もう一冊だけ大江健三郎

    すっかりぼくには理解不能になった作家,大江健三郎。 もう一冊だけ読んでみようと購入した ぼくは置いていかれる。 何の断りもなく変る情景。 なぜ、こんな、展開で会話が進むのか。 今は何を話しているのか。 何が言いたくて,このエピソードは必要なのか。 意味を追っていかないと理解できない年寄りの、 いや、ぼくの脳では,何を楽しめばいいのか、 どこをファンタジイと思えばいいのか、 ちっともわからなくなってしまいました。
    二百年の子供Amazon書評・レビュー:二百年の子供より
    4120034763
    No.10:
    (5pt)

    大江・舟越両氏の労作(トラヴァーユ)!

    表紙に描かれた3人の子供の顔について、彫刻家・舟越桂さんは、次のように書いています。「このデッサンを描き終えた時私は、この物語を描いていけると思った。三人の顔を一枚の紙に描き、三人の心のようなものが現れていて、しかもそれぞれの顔が独立していると感じることができた。(三人の顔)」

     小説の原稿を確実に正面から考え挿画にする、挿画に触発されて、また原稿を書き直す。このように、大江作品で唯一のファンタジー・ノベル「二百年の子供」は、大江、舟越両氏の協働作品といえます。

     この小説をはじめて読む子供には、内容は分かりにくいかもしれませんが、「『夢を見る人』のタイムマシン」について大人と話し合いうことで、「想像力の勢い」を作り出すことが期待できます。

     フランスの大詩人・ヴァレリーの言葉が、最終章をきっちりと締めくくっています。

    二百年の子供 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:二百年の子供 (中公文庫)より
    4122047706
    No.9:
    (5pt)

    現代が必要とする一冊

    子供が失われる時代に――勿論、大人も同じ――、子供を通して私たちに訴えかける 一冊です。 今、絶対に失ってはならないもの――想像力、歴史認識、そして現在――に気付かさ れます。 それが果たして何なのか、壮大な世界が語ってくれます。 本書とともに、ダニエル・ペナックの「こども諸君」も読まれることを薦めます。
    二百年の子供 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:二百年の子供 (中公文庫)より
    4122047706
    No.8:
    (5pt)

    明日への希望

    過去への冒険を重ねてきて最後に未来へ...とともにラストへ。 ちょっと意外なところが唸らされるところ。 今、核についての論議がされ始めて不安の増した社会、教育への不信が言われている中でいかに「今を生きるか」の大きなヒントを得た気がした。
    二百年の子供Amazon書評・レビュー:二百年の子供より
    4120034763



    その他、Amazon書評・レビューが 12件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク