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流浪の月
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流浪の月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全459件 101~120 6/23ページ
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一気に読み切りました。 優しい気持ちになれました。 | ||||
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出会いの形はどうあれ、本当に一緒にいて楽な人、安らげる人と暮らすのが 一番だと教えてくれる心癒される作品。本当によかった!! まず、登場人物、物語の構成の上手さが際立つ。それぞれの立場、それぞれ の苦悩を描き、それでも、その環境の中で生きてゆかねばならない人間の性 (さが)を終始、優しい視点で描いている。ネット社会のDigital tattoo. DV、Sexualityの問題、一度貼られたレッテルの世間的恐怖など重いテーマ であるが、文と更紗の揺るがない気持ちが救いであり、ラスト梨花を加えた 3人がファミレスでお茶をする場面は、読者としてホッ~として嬉しくなった。 | ||||
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文と更紗、二人が楽に生きられる世界であるように願って書きました。 ってカレンダー付きのカードが入っているんです。私が買った本。 物語は更紗ちゃん。彼女が育ったのは幸せな時間。市役所で働く痩せたお父さんと、 我慢をしないお母さん。アイスクリームが夕食ではなぜいけないの?ってリフレイン。 お父さんが倒れて、更紗ちゃんはお母さんに置いて行かれて、引き取ってくれた おばさんのお家で孝弘君に怯えて暮らす日々。そこに光を与えてくれたのは文君。 更紗ちゃんと文君の二ヶ月は、二人にとって最高の日々で、夢のような毎日で、 巡り会えたことに感謝して、笑い合えることが素晴らしいと思える一日は周囲も 巻き込んで大きな音を立てて崩れ落ちた。 二人が出会ったのは「calico」。文君のカフェ。そこで巡り合った二人は、 一体どんなことを考え、どんな選択をしていくのか。あまりにも辛い、苦い、 痛々しい選択もきっと二人なら、そう、きっと二人だったら。 100点。 そう、二人だったらって願いを込める、込めたくなる、応援したい、でも 躊躇っちゃうかもっていうのが本音。 初めて読ませていただきましたが、達者。冒頭に必ずハッとするような一文から 始める癖があるのが困りもの。 アイスクリームを夕食にしてはいけないの?っていうテーマが、いわゆるロリコン、 ストックホルム?そして犯罪を償った人への蔑視?いろんなものに響き渡る。 角田さんの蝉とか、薬丸さんのいくつかの作品とちょっと重なりますが、これはこれ。 秀作です。何より貫き通した文章に感謝。 | ||||
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全てにおいて言葉選びのセンスが光ってて、サンプルで読み始めましたが、速攻で購入しました。 | ||||
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部屋の様子や何気ない小物の情景描写がとても綺麗でガラス細工のように繊細な雰囲気を感じ、それがまたこの物語の哀愁を引き立たせてる気がする。 ただ、誰もわかってくれないと自分の殻に引きこもりがちな人たちも人の話を勝手に自分で自己完結させて相手の話に聞く耳持たない人たちもあまり好きではないのでその辺は少し読んでいてモヤモヤした。 しかし、このモヤモヤは今後の自分への戒めとしてしっかり心に刻んでいかなければいけないですね。 夜寝る前に読み始めましたが朝まで徹夜で読んでしまうぐらいには引き込まれました。 | ||||
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とても考えさせられる本でした。 「事実と真実は違う」、この言葉は文中にも数回出てきますが、心に刺さるものがあります。人の人生をこんなにも動かしてしまうのだと思うと、"真実"を伝えるときは慎重になりますね。 また、「本当の優しさとは何か」、これもはっとさせられました。自分にとっての「普通」や、そこから考えられる「優しさ」が他の人にとってはそうではない。自分は優しさだと思って言ったことや行動したことが優しさの押し付けになってしまうこともある。 自分の考え方を広げてくれて、本当に読んで良かった本です。 | ||||
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とても悲しくなりますが勇気を貰える本でした。 主人公達のような人生を送っている人たちがいたら、と想像するととても悲しくなり、こような辛い人生を送ってる人達かこの世に存在しませんように、と願うばかりです。 私も日々仕事やプライベートに悩んでしますが他の人も内容は違えど同じように悩んでいるんだとしっかり思えるようになった気がします | ||||
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なんと言えば伝わるのか、うまく思いつかないのだけど、なかなかに揺さぶられた小説だった。 なんでこんな話が思いついたんだ。 人は自分が見たいようにしか見ない、本当のことは見えない。 筋とは全く関係ないのだけど、ターナーってなに?調べたらフライ返しだった。 ターナーっていうのこの歳になるまで知らなかった。。 | ||||
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最後まで一気に読みました。本当に大好き! | ||||
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久しぶりにレビューを書いてみたくなるほどすてきな本でした。 まず全編を通して静かで美しい描写が心に沁みます。 時にはひどいDVの描写が入りますので過去にそういった体験をしている方は避けた方がいいかもしれませんが。 文と更紗、2人とも多くの人の中で生きづらさを抱え、だからこそ理解し合える、そんな関係だったのかと思います。 同調圧力が強い日本社会で他人と違うことを弱さと考えてしまい、そのために誰にも言い出せず生きていく辛さは読者にも共感するところがあるのではないでしょうか。 本作品ではそれを否定せずにこんな生きる形もあるのだよ、と語っているような最後で読後感も良かったです。 ぜひ多くの人に読んでいただき多様な生き方や考え方が許容される世の中になればいいな、と思いました。 | ||||
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普通とはなにか。その関係をどのように表すのか。他人に理解されることは難しい。事実と真実はは違う。印象的な言葉。 | ||||
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ストレートではない恋愛?の話 とても久々に一気読みした小説 なぜか引き込まれる 文章も登場人物の心情もスルスルと身体に入ってくる感覚が心地良い 私はとても好き | ||||
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世の中の普通は何かということを考えさせられた。 外から見ると小児愛者が幼い子を誘拐すると世間からはおかしな者としてレッテルが貼られ、幼い子は大人になりいつまで経っても可哀想な子としてみられる。しかし、それぞれが支えになっていた。2人は全く違う大きなものを抱えており、育った環境も性格は全く違うものの、それぞれがなくてはならないもので何年経っても忘れられない存在になっている。 世の中のニュースには自分には、理解し難い感情や出来事が溢れているが、それらを普通という自分が作り上げた観点から、物事を見て批判したり考えてはいけない。さらには自分が考える善が相手を傷つける可能性もあるということを心に留めておかなくてはならないということを知った。 | ||||
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これは私の思考にピタリとはまる素晴らしい小説で読後は思わず涙腺が緩みました。「あなたと共にいることを、世界中のだれもが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ,だれもがわたしの話に耳を傾けないだろう。」 この文章にすべてが集約されてます。 主人公の女性の子供時代に家族で見たトゥルーロマンスというタランティーノ監督の映画がでてきますが、この映画は私が25歳ぐらいの時にDVDを買って何度も見た映画です。まさに著者のトゥルーロマンスという映画に対するオマージュ的小説といっても間違いないと思います。しかしトゥルーロマンスがDVD化されて20年ほどたったいま日本でこんな小説が読めたということに、さらに感動しました。 | ||||
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こんな優しい小説を、私は初めて読みました | ||||
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この作家さんはとても頭が良い人だと思う。分かりやすい平易な言葉で、我を出さず、押し付けず、読む者にスルスルと情景を思い描かせてくれる。 ただ頭が良いだけではなく、ご自身が深い悲しみを過去に経験され、それを乗り越えた強さを感じる。 私はまだ映画の方は観ていないが、読みながら既に知っているキャスティングを当てはめて頭の中で映像化した。近いうちに映画も観るが多分同じ空気がそこにはあるのではないかと確信している | ||||
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一気読み。場面が章ごとに変わるので、確認のためにもう一度読み返したい。おすすめかというとよく分からない。 | ||||
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ぐいぐい物語に引き込まれました。一気読みしてしまいました。 作者が、ふたりが楽に生きられる世界であるようにと願って書きました。と、帯に書いておられるように、私も文と更紗のそれからの生活の安泰を祈っています。 | ||||
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久しぶりに一気読みしました。 この小説の雰囲気がとても好きです。引き込まれました。 私は恋愛物の小説や映画が苦手です。でもこれはすんなり受け入れられました。 | ||||
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何のきなしにとった作品だが、ここまで感動的だとは思っていなかった。二人の再会もよかったが、これも男女の1つの生き方なのではないかと思わされた。恋愛感情は持ってはいないが、流されるように漂う二人の関係性がとても感動させられた。何度読んでも飽きることのない小説だと思った。触れれば落ちなんとする二人の関係性に涙した。何度でも読みたいと思った。 | ||||
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