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流浪の月



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【この小説が収録されている参考書籍】
流浪の月
流浪の月 (創元文芸文庫)

流浪の月の評価: 4.10/5点 レビュー 598件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全459件 401~420 21/23ページ
No.59:
(4pt)

A kind of love

更紗と文のそれぞれの立場からの章立てが、次第に絡み合って最後に二人が寄り添う構成が、二人の関わり方に陰影を付けていて印象的である。また年の離れた2人ではあるが、更紗と文が抱えるそれぞれの苦悩が共鳴した結果、それぞれの存在がお互いに掛け替えのないものになってゆく過程は、年の差故に、より2人の結びつきを必然のものとする十分な説明足りうると思われる。様々な男女の愛の形があるなかで、更紗と文の愛の形は兄と妹のそれに近いように思われるのは、間違いだろうか。いずれにせよ周囲には受け入れられない健気な2人の存在がとても愛おしく思われる秀作である。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
4488028020
No.58:
(5pt)

この本は手放せない

50代の私でも、読んだ後解放されたような気持ちになりました。
生きているうちに、出会えて良かったと思うのは、三浦大知と「流浪の月」。
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No.57:
(5pt)

面白すぎて止まらない

読みだしたら止まらず、深夜まで寝不足になりながら、1日で読破しました。登場人物たちそれぞれの苦悩・葛藤・複雑な心境が、大変リアルに表現されており、どんどん引き込まれました。展開が早いので、ドキドキします。再会の場面は、手に汗握りながら読みました。
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No.56:
(5pt)

純粋な愛

普通に育った男女では計り知れない純粋な愛に感動した。
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4488028020
No.55:
(5pt)

商品を展示されるときは、お気をつけください。注文するものは、これを頼りに発注するのですから

コメント(初版 帯付)どおりの商品が到着しなくて返品しました。
本日(4/27)返品の商品がお届けできていると思いますので、クレジット支払いの取消しを急いでください。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
4488028020
No.54:
(4pt)

普通に面白い

本の帯に、ラストすごい衝撃!とか、書いてあるけど、そこまでかな。
この主人公に、ちょっとイラつく時もありましたが、
小説として面白く読めました。

私は最後のまとまりが、ちょっと残念に思いました。
なんか最後に走り過ぎた感じ。

この本は、余白の幅はしっかりとって、その分フォントが小さい。
目が悪い私は、目が辛かったです。

いつも思んですけど、こういうフォントが小さめで中央にギュッと文字がよる感じは、
何か狙いがあるのでしょうかね。

でも、夢中でページをめくれた本でした。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.53:
(4pt)

ストーリーがおもしろい

ストーリーがおもしろくて、先へ先へと読まずにはいられなかった。
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No.52:
(5pt)

本屋大賞

これは映像にして見たいと思う本
一気読みでした
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No.51:
(5pt)

低評価レビューが作品の主題を物語る

むしろ低評価レビューの方々の思考が、この作品における主題をまさに体現しているようで興味深い。

仮に現実の世界で、知人の女性がこのような事件に巻き込まれていたとしたら私たちの多くははおそらく作中に出る周囲の人々のような捉え方や接し方をしていることだろう。
ただ、読書という体験の中で全ての人物の背景や思いを至極俯瞰的に捉えられた上で、それでも杓子定規的な考えで主人公たちの思考にリンクできない、むしろ嫌悪感を感じ取る人間が少数ながらいるもんだなと。

そうした人々はまさに更紗にとって理解を得ることを諦めざるを得ない人種の象徴のようなものでありながら、一方の現実世界では圧倒的多数な「浮き世」の価値観で物事の善し悪しを判断する「ごく普通」の人達なんだろう。

更紗と文という圧倒的マイノリティな2人だけの儚くも美しい世界観が、「ごく普通」の人々によって引き立てられ浮き彫りにされていく。

読後の余韻でレビューを見に来たら図らずともその構図がくっきりと見えた。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.50:
(4pt)

実は共感は求められていない話

「名前のない愛」についてのお話です。異性愛中心主義の「正しい」社会から溢れ落ちてしまった更紗や文に共感するところが多々あり、時折うんうんと頷きながら読み進めました。しかしながら大人になった更紗には一部共感できないところがありました。彼女は物語の終盤まで「文は小児性愛者である」と信じています。文は「異常」な性的指向(嗜好)に今も苦しんでいるから救ってあげたい、もし自分が子供だったなら、文が望めばキスされても良いとまで思っています。更紗は文を信仰にも似た形で愛しているから、そう思うのは理解できます。その一方で成人した女性として、更紗にはもう少し、文の異常性癖(実際ロリコンではなかったのだけれど)について客観的に考えたり、葛藤したりする描写が欲しかったように思います。たとえどんなに2人が愛し合っていても、きちんと合意があっても、年端のいかぬこどもは正常な判断ができないからこそ小児性愛は許されることではないので……という「正しい」倫理観をこの小説に持ち込むのはナンセンスな気もしますが……。
けれど『流浪の月』は、おそらく読者に共感は求めてないんですよね。こういった類の、いわゆるジェンダースタディーズに通ずるお話は読者に共感を求めるものが多いと感じていたのですが、この作品は一貫して、人は結局わかりあえないのだということが描かれていると思います。だから私の感じた更紗への「わからない」という気持ちもきっと凪良さんは想定済みなんだろうなと思いますし、なにも小説は共感するために読むものではないよなと改めて思いました。
 それと、更紗や文が対峙する「正しい世界」の人物たちが「いい人」「悪い人」に振り切れるのではなく多面的に描かれていたのがとても良かったです。凪良さんは本当によく人間を観ておられるなと感じました。
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No.49:
(5pt)

読むのにエネルギーがいります

友の事件に隠された心の真相を、医療者の立場から解明していく医師の葛藤。一気に読んでましまいました。
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No.48:
(5pt)

作中で主人公が飲んでいたウィスキーの意味

物語の中盤で文が更紗におススメするウィスキー”スカリーワグ”は英語では「やんちゃな」という意味を持つ犬
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No.47:
(5pt)

傍目からは分からない真実

本屋大賞受賞ということで購入してみました。
非常識と一般的に言われる母親、公務員の父親との家庭で幼少期を過ごした少女。理想的に見える家庭で育った大学生。
ひょんなことから知り合い、加害者と被害者として世間に認知され、離ればなれになった2人が大人になって再会。

世間からみた2人とは違う、2人だけが分かち合える安らぎ。

読んで良かったし、オススメしたい本です。
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No.46:
(5pt)

ただ一緒にいたい。

ただ一緒にいたい、そう思える人と出会い、一緒にいられる事はどんなに幸せだろう…。
シンプルなことなのに社会では簡単なことではないと感じます。
でも、思い切ってこの社会を手放してしまえば、楽になれることがたくさんあるのかもしれないと思わせてくれる物語でした。

感覚的な感情表現も多く主人公がとても魅力的でした。また結婚についてなど、胸に刺さる言葉も多く、読了後にもう一度読み返しました。

作者の他の作品も読みたいと思います、
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.45:
(5pt)

真実と事実とは

本音と建前ですね。

どこか知らない誰かが宝くじにあたると
『すげー!』
隣の人が当たると
『何であいつがー?』

共通点はどちらもチャンスを掴んだ
だけのこと。

周りが気になる必要はなし、妬む必要もない。

でも、気になる妬む。

それは直接言えない。

『だって嫌われるから。』

嫌われる勇気なんて易々と持てるもんじゃない。

そんなお話し。
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No.44:
(5pt)

人の心の奥底を、ここまで丁寧に描いている作品。

人物の描写が、好きですね。
登場人物一人一人が、現代に生きているにも係わらず、昭和の臭いがしてくる。
昔からある出来事が、現代風に描かれているのも、面白かったです。
エグいのか?甘酸っぱい香りなのか?
不思議な気持ちになりました。
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No.43:
(5pt)

人生いろいろ

「2020/04/12 NHK-R1 マイあさ!著者からの手紙・凪良ゆう」を聞いて購入。

作品全体の構成がゲームのAirとよく似ていて、ラストシーンの解釈が読者に委ねられているという点で読み終わった後の余韻が良かった。
作中の歯がゆい所は、作者が悲劇のヒロインにならないよう意図して書いているとの事で、非常に憎い演出になっている。
作中の個別の事象を論じるよりかは、物語全体として読んで損はしないと思います。
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No.42:
(5pt)

読んで損なし

さすが!でした!
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No.41:
(5pt)

分かり合えなくても間違いじゃない

低評価のレビューの方が村上春樹作品に似てるとおっしゃってますが、私もそう感じました
人の世のままならなさが大変良く表現された作品だと思います
痛快な成功劇を期待される方にはオススメできません
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No.40:
(5pt)

SDGsを理解するために最高の一冊

この本に救われる人は、絶対に大勢いるはず。
こんな人生のパートナーに出会えれば、お金も地位も他人からの理解すらも必要なくなり、幸せになれる。
けど、それはそれで過酷な人生。

「これ以上なく切実に必要としていても、わたしはキスをしたいとも思わないし、ましてや寝たくなど絶対にない。ただ一緒にいたいだけだ。」

なんでこんな関係が成り立つのかは、読んでからのお楽しみ♫
世間的には絶対に認められないし、
理解もされない、
けど、2人の幸せを願わずにはいられない。

文章の運びも構成も非常に読みやすく、
ワクワク感、ドキドキ感、読了後のスッキリ感、夜食べるアイスクリームのように、どれも味わえて、お薦めです。

p.s.
家庭にいる場所なくて困ってる子って結構多いんじゃないかな。自分とはかけ離れすぎた世界なのに、親としては自分のことにもなり得る、今風に言えばSDGsを理解するためには最高の教科書だった!
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
4488028020

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