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流浪の月
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流浪の月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全453件 341~360 18/23ページ
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題材が少々胸糞悪いため嫌悪感がある人もいるかもしれませんが、とても綺麗な文章で表現されているため読めると思いました。美しいものの表現がとっても幻想的でキラキラしているのが目に見えるような言葉選びがとても印象的でした | ||||
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一気に読んでしまいました。読みやすい文章で、頭の中で映画を見ている気分でした! どっぷりと本の世界に入り込めるように、飲み物と軽食を用意してから読み始めることをおすすめします。 | ||||
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流浪とは「各地をさまよい歩くこと」。これは主な登場人物である佐伯文と家内更沙の取った行動のことと思われる。 小児性愛者の大学生佐伯文と住む家を出たい小学生家内更沙が結びついたことは必然であった。 親の離婚により別の家に預けられたが、うまくいかず家を出る。こんな時に優しい言葉をかけてくれる人がいたらついて行ってしまう人はいるのではないか。完全なフィクションとして読むことはできなかった。現に最近Twitterで知り合った男性についていく少女が保護されたニュースがあった。世間一般では男性が悪いように思われるが、なぜ少女はついていったのか、ここが解決されなくてはこういった事例は続くのではないか。 佐伯文と家内更沙は世間に見放されながらも結ばれ場所を変え暮らしていく。こういった愛の形もあるのだと気づかされた作品だった。 | ||||
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ひさしぶりに一気読みした。 喉越しのよい文体。クセがなくするすると身体に入ってくる。 が、強烈な毒を持っていてそれがジワジワ効いてくる。 ネタバレになるから詳細は書かないけど、この小説を読んで人のつながりについて改めて考えた。 タイトルにある流浪という言葉は、ワシが中学のときに当時住んでいた廃屋の観光ホテルの裏山の木に彫刻刀で刻んだ文字だ。 この文字を刻んで、観光ホテルを後にして一人で暮らし始めた。 といっても観光ホテルでも一人で暮らしていたんだが、そこには野良犬の軍団やホテルに集まる幽霊たちが一緒にいてワシには家族みたいなものだった。 野良犬はともかく、幽霊が家族なんていうと頭がオカシイと思われそうなのであまり人に話したことも書いたこともないんだが(昔あるメーリングリストで書いた記憶はある。その1回だけだ)幽霊といえど慣れてしまえば家族になる。 裏山の木に刻んだ文字は、ワシにとって決意表明みたいなものだった。もうここから出ていくんだという決意表明。ガキっぽい発想だ。 この本を手にしたのもタイトルがあの時木に彫った文字と同じだったから。放浪とかの文字はよく見るけど流浪という文字はあまり見ない。 文字が「読め読め」とうるさく言ってくるような気がして作者の他の作品も知らないのに買ってしまった。 本屋は出会い系みたいなものだし、多種多様なやつが出入りしてるパーティ会場や宴会場みたいなもんだ。 本を読み進めながら、野良犬や幽霊たちをなぜワシは家族だと思ったんだろうということを考えていた。 世の中には多くの変えられない事実というのがあって、たとえば血のつながりであったり、やむおえず同じ屋根の下にくらしている関係であったり、職場の人や近隣の人やそういので溢れている。 それらは物理的なもので事実としてつながっているわけだが、この本のでてくる主人公たちはそういった物理的な事実ではつながっていなくて、本人たちの意志によって、つながっている。 それは野良犬や幽霊と同じなのだ。 このつながりは物理的な事実はないが、受け入れるというただひとつのことだけでつながる関係だ。 受け入れるには、自分に凹んだ部分がないと受け入れることができない。 これはジグソーパズルみたいなもんだ。互いに凹んだ部分をおぎなうことで一体となる。 四角いピースだといとも簡単に置き換えが効く。 が、しかしこの本の主人公たちは奇妙なことに互いに凹んだところでつながっている。どういうことかはネタバレ的になるので書かないが、それがこの本のテーマ、作者が描きたかったことなのだろう。 どうやらこの作者は長いことボーイズラブの小説を書いてきたらしい。 本を読んだあと、作者の略歴を読んでなるほどとおもった。 禁断の愛、社会に容認されない関係、物理的つながりを排除したかんけい、そんな中に主人公をほうりこむことで、作者はレリーフのようにつながりを浮き上がらせようとしているのだ。 | ||||
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主人公の更紗と文のひとことでは言い表せない関係性に胸の奥が苦しくなった。文が抱えているコンプレックスと更紗の中の闇。それはどうあっても当人たちにしかわからないもので、でもそれを〝理解したつもり〟になって、いつまでも過去に縛り付けようとする他人。 ただ一面からだけ物事を見ることは危険なことであり、悪意のない攻撃性が人を傷付けることもあるんだと思いました。 | ||||
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作者の世界に引き込まれ一気に読み切りました。 お互いに傷を持っている男女の心の動きが相手の立場から表現されていて流石という気持ちです。 最後がハッピーエンドで良かったです。 真実と事実は違うという言葉は同感しました。 | ||||
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いきなり本の世界観に引き込まれ、そこから一気に読んでしましました。読み終わるのが寂しくなりました。素晴らしい内容でした。こんな素晴らしい作品を世に生み出してくれて、ありがとうございました。 | ||||
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人には言えない悩み、目に見えないふつうに縛られている事に気づく瞬間、親の存在。なんで理解してもらえないと決めてしまうんでしょうね。親である私たちが、理解して貰えないとはなから諦めてしまう子どもたちと、どうしたら向き合えるのか、考えながら拝読しました。普段小説はあまり読まないので、ほかの書籍との比較はできませんが、各章が時間と空間と視点が変わるのに、読者は置いて行かれなくて、とても楽しかった。本当のことは、きっと本人にしかわからない。周りでとやかく言うのはやめようと思います。 | ||||
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ストーリー展開が早くて飽きずにあっという間に読んでしまった。真実と共にその時感じた感情は本人にしか分からない。誰かに分かって欲しいと思う反面100%分かってもらう事なんて絶対にありえない。だからこそ側にいるだけでいいんだ、と感じた一冊。 | ||||
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衝撃的な内容に関わらず 全体的に爽やかさが漂う作品でした。 | ||||
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意図せず、読了ご飯あたたかい涙を流してしまう作品です。 2人の愛の形をたくさんの方に読んで欲しいです。 | ||||
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本屋大賞の本は必ず読みます。それぞれに納得しています。 今回も色々と考えさせられるものでした。常識ってなんなのだろう!人とかかわるということは どういうことなのか?など考えてしまいました。 | ||||
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読み出したらとまらなくなった。 「事実と真実はちがう」という言葉がとても印象的でした。まわりと自分との隔たりは、共感できるところもあり、共感できないところもあったが、とても吸い込まれる物語だった。 | ||||
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私は男性で普段こんな小説に興味ないのに、この小説に感動されました。生きるのは辛いことだね。 | ||||
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非常に良かった。 自分の気持ちと周囲の人の気持ちが 一致しない事の葛藤、面白かった。 | ||||
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毎年本屋大賞の本を読んでいるわけじゃないし、読書家とは全然言えないけど読書が好きな私ですが、とても好きな作品です。 再会シーンやアンティークショップなど、どこか少女漫画のように感じましたが、そこからの葛藤や、追い回し続ける過去から2人が築く関係性。 主人公にイライラする…お膳立てされた…とゆうコメントもありますが、私は2人の、2人にしか分からない気持ちや関係性を読んで欲しいです。 恋人ではないし、友達と表現するには簡単すぎる。言葉では説明できない、周りからはあまり理解をしてもらえない関係ってあります。 でもそれは、周りに理解してもらう必要なくて、2人だけが分かっていればいいんですよね。 この話は男女のでしたが、これがいろんな形でも同じなんだと思いました。 そうゆう時代になれているんだと思いました。 | ||||
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内容の面白さと文章の読みやすさで、一気に読めました。 | ||||
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毎年本屋大賞作品は購入をしておりますが、今回受賞作品も楽しく読めました。著者の作品は初めてでしたが、読みやすく、自作にも期待できるような内容でした。 | ||||
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人の繋がり、関係とかを越えて面白い作品でした! | ||||
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本の中の世界とは言え、人との触れ合いの時は一方的な見方ではなく、多面的多方的に物事を見ることが大切だと思った。 | ||||
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