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流浪の月
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流浪の月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全453件 221~240 12/23ページ
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世間から受け入れてもらえない二人の存在。加害者と被害者という形で出会う。 しかし、真の加害者は、優しく手を伸ばす人であり、「心配」する世間である。 本人が本当はどう感じているのか、言う隙を与えず、世間の常識で断罪していく。 そんなふうに、世間から隠れながらそれぞれ生きる、「被害者」と「加害者」。 孤独がどんなことか、よく書けていて、胸に沁みました。 | ||||
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冒頭の一章と最後の終章で印象ががらりと変わる作品。最後まで読み切った後もう一度一章を読んでみてほしい。最初に登場人物へ抱いた印象がどのようなものだったのか、そしてその認識に誘導される事こそがこの作品のカラクリになっていると気付かされる。 | ||||
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神 | ||||
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とても面白い作品でした。 ドキドキしました | ||||
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必ずしも『大人の男女が一緒にいる=付き合う』ではないのだと頭ではわかっているけれど、なかなか世間的にはそう見られないのが現実だなと思う。初めてアセクシュアルの本を読んだが、マイノリティーの人々はまだまだ生き辛い世界だと思った。 世間から性犯罪の被害者だと言われ、真実と異なるレッテルを貼られ、可哀想という名のフィルターをかけられる。 そして、何も悪いことをしてないのに、まるで犯罪者のように扱われる。今の日本もそんなんなのだろうか。 第二次性徴が来ない病気ということを隠したくて、自分をロリコンだと自ら思い込み、自分の病気を特定したいがために、自ら警察に捕まる道を選ぶ。言葉にできないほどに苦しいのだと思う。 わかってもらえない辛さというのはどれほどのものなのだろうか。 人の優しさが時に人を苦しめるのだと痛感した。わかっているように思っていても本当のことは本人にしかわからないのだと。良かれと思ってしたことが相手を傷つけてしまっている。 ネットは誰もが見ることができるし、匿名の怖さを改めて知った。 欲を言えば文がさらさと再開してからの心の描写ももう少し見たかったなと思う。 | ||||
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低評価を付けた人は常識人。 常識に囚われてしまっては楽しめない内容です。 真っ当な人は感情移入が難しい。 ただ、もう少し深く見れば世界は広がります。 ある意味、村上春樹的かもしれません。 荒削りの小説ですが、茂木桂樹の「おかえり」を読んでみても面白いかもしれません。 | ||||
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綺麗で良かったです。ありがとうございました。 | ||||
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どこまで行っても当事者の思いには至れない、という実感。 | ||||
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少しどんよりとさせられるような話であるが、ストーリーがほどよく展開し続けていくので退屈はしないし、少しミステリーの要素もある。 その中には現代社会を生きていく上で考えさせられることが散りばめられている。 事実なんてなくて、それぞれの解釈による真実があるだけである。 亮くんの立場に立って全てを考えたら、そこにもまた違った真実があると思う。 どのように呼んでいいのかわからない2人の関係のお話。 | ||||
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この小説はどんでん返しのようなものはなかったが、人生について考えさせられる、とても深い内容だと思った。 また、作者の比喩表現がとても美しく、共感出来た。 | ||||
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予想がつかない展開に引き込まれドキドキしながら久し振りに楽しめました。 | ||||
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美しく強烈に綴られた文章 切なく抗えない物語 最高でした | ||||
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話の展開のテンポが良く引き込まれて一気に読んでしまいました。 | ||||
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小説というのは作家の思うように世界を構築できる。ありえない話でも、ストーリーに引き込まれていく。それが小説の醍醐味ですね。自分はDVのシーンから引き込まれていった。天涯孤独な人間として誰かの庇護をあてにしなければならない。夜中にセクハラをされる家には帰りたくない。そういったさまざまな虚構のプロットの組み合わせで作品はどんどんとスピードを増していく。 自分が掲げた理想の旗に包まれ巻かれ苦しんでいる、という母親の表現はよかった。誰もがよくありそうなことですね。生きがい、生きる意味。死ねない、死なない意味。人には絶望しつつも人よりほかに頼るものはないという結末でした。 | ||||
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面白くてあっという間に読んでしまいました。 内容はシリアスなのですが、色彩感覚、描写に優れています。 | ||||
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とにかく苦しい内容でした。 しかし、冒頭に繋がるラストシーンで苦しさが和らぎました。 作中に登場する第三者に、御自身を重ねてしまった読者もいると思います。 誤解と偏見を優しさとして向けていた第三者たちの存在は、向けられた人間でないと多分分からないし気づかない。 本当の優しさってなんだろうと、読み終えたあとから考えていますが答えが見つからない。 また、「事実」と「真実」が違うという文章が、ズシンと心にのしかかった。 | ||||
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朝読み始めて、夕方には読み終わってました。こんな本は初めてです。 | ||||
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必要にされることが、生きていくための原動力になるのですね。 | ||||
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どうやら万人受けする物語ではなさそうですが、私は色々と感じるところがある作品だと思いました。 ネットでの内容なんて真実を書いていないことも多いけど、その内容が出回ってしまうとそれが事実となってしまう。自分が優しさだと思ってやっていることが、実は相手を苦しめているかもしれない。男と女であっても性愛ではない別の感情があるのに、その感情に名前がないから誰にも伝わらない。 良い意味で、もやもや、グレーな、そんな感情にしてくれる作品です。 気持ちの表現が丁寧で、たまに胸が痛くなります。 | ||||
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不思議な読後感。最後まで読んで題名の意味が分かったような気がしたが、読む前は? 重い内容なのに妙な爽やかさが残る。諦観? 達観? 従来の価値観・役割分担に縛られない新しい家族の形? 様々な社会問題を含め、デジタルタトゥーという概念をしっかり盛り込み、 一気に読ませるストーリー展開がありながら、 人を引き込む無理やり感が無く、すんなり自然に読み込める。 子供にとって両親の影響がいかに大きいか、親族と言えど当てにならないか、 世間の在りようが如何に残酷か、主人公たちの無防備さが痛々しかった。 | ||||
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