■スポンサードリンク
ツナグ 想い人の心得
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ツナグ 想い人の心得の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 41~56 3/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初のツナグもよかったのですが 今回はさらに泣けました。 辻村深月を好きな人は 絶対読むべき本です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作「ツナグ」にとても惹き込まれたので、本作も迷わず購入。没入し、一晩で読破しました。 素晴らしい作品です。それは最後の最後まで。本当にすごい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前巻ほどではないですが、よかったです。 次巻に続くのを期待して待ってます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ツナグのあと長い時間が流れて、また読めて良かったです。 1章読んで、ツナグを読み返して、また続きを読みました。 早く続きが読みたくなります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やぱり話がつながっていた。前の「ツナグ」を読んでからこれを読んだ方がいいと思う。 (この人の作品は、こんなのばっかりだけど、、) 前のやつよりこっちの方が、いいと思う。 面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
悪者もいないし悪意も出て来ないから、どんな時でもストレスなく読めると思う 「優しく、ほっこりできる」感じ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ツナグの続編が出たということで。前作を改めて読み直してから今作に臨みました。 仲介役が主人公ということ、短編であるということなどからシリーズが続くと単調になりやすくなってしまう側面があると思います。 ただそこはさすがの辻村先生ですね。多様な登場人物に、一筋縄ではいかない展開で楽しませて頂きました。 あと個人的には歩美を筆頭に前作からの登場人物の成長を見ることができて嬉しかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とんとんとんと、読み進めちゃうくらい読みやすく、物語も優しさがある内容でした。次も早く読みたい | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ツナグの続編であり、5つの短編集として構成されている。 辻村さんの本は、単なるエンターテイメントだけではなくて、何か底に流れる想いを感じるのだけれども、軽いタッチで書かれている作品が多いように思う。この「ツナグ 想い人の心得」もそんな作品の一つだ。辻村さんの作品が読みやすい一つの要因は、1つ1つのセンテンスが短くて、テンポよくリズミカルに読めることにあるのかもしれない。 5つの短編の中で、私が一番好きなのは、「母の心得」だ。辻村さんは結婚をしてから、家族や子を扱う作品が増えているが、今の小説家の中で、家族、特に母親の心境をすくい取って描くことに最も秀でているのは彼女ではないだろうか? そして、辻村作品のほとんどで体現されているのが、土壇場でのどんでん返しだ。この作品もその流れを継承している。 1つ目の短編の中に、社会人になった主人公の使者のリアルな日常が描かれていることが前作との大きな違いで、実はそれが最後2つの短編に大きく関わる伏線となっているのだ。今回のどんでん返し(辻村トリック)に、またしてもやられてしまった! 仕掛けはこれだけかと思っていたところに、もう一つの伏線が張られていて、それだ最終編の大団円へと繋がっていく。いくつかの伏線が、ストーリーが織りをなし繋がっていて、まさに「ツナグ」なのだ。 短編集のようでいて、全体感を出している名作で、まるで昔の上質な音楽アルバム、たとえばビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」全編を聞いたあとのような、壮大さを感じる作品に仕上がっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気に、多分5時間くらいかかりましたが読み切りました。一作目が映画化されている事もあり、主人公はどうしても松坂桃李さんのイメージで読み進めてラストまで到達し、やはり彼が適役だと断定されてしまう内容でした。途中何度も込み上げてくる涙を抑えられず、電車内など公共の場でなくて良かったと思いました。いたたまれなくなる気持ちもありますが、読後は清々しい感じで、精一杯これからも生きようと思える一冊です。人が自然としてしまう思考や動作など細かな描写がされている点は、辻村深月さんの書く力のすごい所だと感服しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
辻村深月さんの代表作でもある『ツナグ』の続編で7年後の世界です。 死者ともう一度会える機会を与えてくれる『ツナグ』。 ただし、会えるのは依頼者も死者も1度限り。 前作もとても感動したのですが、今作はそれを上回る仕上がりでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
使者(ツナグ)歩美と”ご縁”があり繋がった5組の依頼人の物語です。生きている人もなくなった人も会えるの は一度だけ。本当にこの人でいいんですか?と問いかけてきます。 娘を亡くした母親の想いというのはこんなにも深いのか?それ程までに自分を責めているんだろうか?・・・ と残された人の苦悩だけでなく、亡くなった人の想い(果たして自分の人生は意味のあるものだったのか)も強 烈に心に響いてきます。会えた人達は幸せだったでしょう、読者もそうかもしれません。しかし、ご縁のなかっ たその他の多くの人たちの想いはどうなのでしょう。 (蛇足)2年前に無くなった妻に会いたくて二人で通っていたブティックに行く時があります。ブティックの前 に立ち店員さんや飾られている洋服を見ると、亡くなった妻に会っている様な気持ちになります。私は必死に なって妻の面影を探していたのでしょうね。そんな私にとってこの作品は少なからず残酷なものでした。今だ 私は使者には繋がっていません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作から引き続き読破しました(笑) とても、面白かったですね! 一気に読みました。 この作品も映画化して欲しいですね! 勿論、メインキャストは前作と一緒で。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
辻村さんの新刊です(^-^*)/ 前作も読んでますが、ほとんど細かな内容は忘れており、覚えていた方が良かったと感じる『前作との繋がり』があったので、 前作を細かく覚えている方以外は、前作を読んでから読む事をオススメします。 死者との再会を望む……という点では、僕も婚約者を亡くしてから10年少しは心から望んでましたが、婚約者のためにやれる事は全てやりきったと感じてからは、現世では特に会いたいという想いは持たなくなった点と、 テーマの深さとは反比例した、連作短編集という構成から、1つ1つの話の深さは感じられにくい点があり、 前作は、良いとは思うけど名作とまでは感じないという感想でした。 ただ今作は、前作にはなかったパターンもあったり、主人公自身の未来に踏み出す展開もあったり、 加えて主人公に人間味を感じやすくなった事もあり、 前作よりも、より良いレベルに昇華されてるように感じました(^-^*)/ 量も少な目で、構成も読みやすいので、気軽に読んでも楽しめる作品かと思います! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
9年ぶりとなる名作「ツナグ」の続編、全6編の連作短編集。 辻村深月さんは作品間の繋がりに積極的な作家だけど、今作ほど明確な「続編」は実は初めて。 (「ロードムービー」、「光待つ場所で」はスピンオフ) なので、前作を見なくても楽しめる丁寧な作りにはなっているが、前作からの登場人物がいきなり第一章で登場するため、やはり前作を読んでいる方が良い。 一生に一度だけ、死者との再会を叶える能力者「ツナグ」その能力を引き継いだ主人公・歩美の7年後を描く。 高校生だった歩美も今作では社会人になり、働きながらツナグの役目を全うする。 歩美の成長とともに、作者である辻村さんもこの9年という間にお子さんが産まれ、その過程で上梓された「かがみの孤城」や「青空と逃げる」は明らかにその意識を強く感じて、この作品には死生観として活かされているように感じた。 「死者」ゆえに、依頼人たちがツナグに依頼する過程は非情な悲しみや受けきれない重さがあることがほとんど。 だけれども、人は強い。どの話もみんなが前を向いてまた歩き出す。 優しさに満ちたストーリーに、心から拍手を送りたい。 「あの人ならどうしただろうと、叱られることさえ望みながら、日々を続ける」 もう一度話したい、怒られたくても、もう会えない人って居るよなあ… そういう人がまた現れるなら、「ツナグ」が居ない世界で生きている自分は、後悔する前に会えるなら会わないとなあ。 思い浮かぶ大切な人の顔、顔、顔。優しい気持ちになって、大切な人たちと今一度ゆっくり話したいと思った。 名作の続編は、難しい。 でもこの作品は前作の良さや雰囲気を壊すことなく、さらなる続編も描ける締め方で気持ちよく読了出来た。 心からお見事、本当に素晴らしい一冊でした。 蛇足。 冒頭記載の通り、辻村作品は作品の繋がりが強い。 ある短編で「女優」「舞台俳優」と言葉が頻出するので、「あの人」が登場しないかとワクワクしていましたが、前作に続き「ツナグ」は現時点では独立した作品のようです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
死者ともう一度会えるチャンスをくれる「ツナグ」。会えるのは一人で、一度だけ。 大好きな作品の続編が遂に…高校生だった歩美も大人になってます(笑)。読みながら前のストーリーが気になってKindleで買い直して読み返しちゃいました。 『いま』を生きているうちに周りを大切にしようと再認識、やっぱり良い作品です。 追記 この読後感何だったかなぁと、Kindleのライブラリーを見てたら思い出しました、西川美和さんの『永い言い訳』だ。 こっちも一気に読み返してしまいました。 『何にせよ、生きてるうちの努力が肝心だ。時間には限りがあるということ、人は後悔する生き物だということを、頭の芯から理解してるはずなのに、最も身近な人間に、誠意を欠いてしまうのは、どういうわけなのだろう。 愛するべき日々に愛することを怠ったことの、代償は小さくはない。』 こちらも本当に大切なことを思い出させてくれる本です。 うん、小説っていいですね。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!