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震える天秤



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【この小説が収録されている参考書籍】
震える天秤
震える天秤 (角川文庫)

震える天秤の評価: 3.26/5点 レビュー 46件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.26pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 21~21 2/2ページ
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No.1:
(4pt)

認知症ドライバーの事故が思わぬ展開になり引き込まれた

認知症が疑われる高齢ドライバーがコンビニに突っ込んで死亡事故が発生。フリーライターの俊藤は「高齢者の運転問題」についての記事を書くために様々な情報収集を行っていく中で、予想外の事実が判明していく。

最初は保険に入っていない加害者に対して被害者家族がどんな要求をするのか、認知症の高齢ドライバーの事故はどうやって対処するのか、というありきたりな展開になるのかと思いきや、俊藤の地道な取材で意外な事実が判明してきて、中盤から一気に引き込まれた。

俊藤の相手に話をさせる駆け引きやしつこさ、埜ヶ谷村の村民たちの繋がりの深さ、離婚した元妻の裁判官の毒舌など、読み応えが満載で楽しめた。

事故の真相は何なのか、様々な事実に憶測を交えながら考えて、自分の良心に従ってどのような決断をするのか、最後まで楽しめた。
震える天秤Amazon書評・レビュー:震える天秤より
4041085497

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