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震える天秤
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震える天秤の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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最後まで面白く読みました しかし賛否両論ありそうな結末は主人公の人間性のぬるさ或いは中途半端さが出たようでスッキリしませんでした この結末ならもっと早い段階で結論を出し当事者達が苦しむ時間を短くすることもできたのではないかと感じました またどうでもいいことですが元夫婦の電話でのやり取りはわざとらしくて好きになれませんでした | ||||
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ストーリはよく練られており、意外な展開には手に汗を握り引き込まれた。 ただ自分にマスコミ嫌いのバイアスがかかっている点もあるかもしれないが 主人公の記者が自分の良心というあいまいなものに従って我を通し、 他人を振り回したり、時には不正な行為さえ及ぶなどの言動に共感できずイライラさせられた。 | ||||
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なんとなく、こういった田舎では有りそうな話。 元妻とのやり取りが、とてつもなく寒い。 結末は、納得いった。 もうひとつの答えを選んでいたら星1つにした。 『正体』でも感じたけど、自分からしたら大分若い作家さんが創った物語は、なんだか少し合わない気がした。 現実感が乏しい?そもそも小説はそういうものだし、この違和感は何だろう? 登場人物が全て、テレビドラマのキャラクターみたいに思えてくる所為だからか? 物凄く簡単に言うと重厚感が足りない のだと思った。 | ||||
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「警察には何も言わない」 最後の言葉は虚しい。 被害者は、無茶な運転で死亡事故を起こし、狂言強盗をする反社会的不良。 加害者は、小さな村の生真面目な元杜氏。 店に激突した時、被害者に当たるかどうかは運次第で、動機があったにしても、蓋然性の殺人。 計画的殺人と立件するのは困難な上に、その社会的利益も少ない。 こうした背景から、警察は、最初から急増する老人の事故として処理したかったのでは,と思う。 | ||||
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この作家さん、嫌いではないのですが 本作はノリが軽い感じかな 元奥さんとの会話とか もっと村の陰鬱さにフォーカスして欲しかったなあ | ||||
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はじめて拝読する著者である。結構話題作を生み出している模様。 こちらの作品は、社会はミステリーという感じである。 犯罪にはそこに至る経緯によって、同情を買うものもある。 老老介護殺人などはその最たるものである。 罪は罪として重いが、そこに至るまで誰かがサポートしていれば、みたいなものである。 こちらのストーリーもそのような類のものであったような…。 テーマはハラハラさせるものだったが、イマイチずっと中だるみしたまま 終わった感がある。 小さい集落が、コミュニティーのメンバーを守る。簡単にいえばそんなことだが、 そこにひねりがもう少しなかった感がある。 フィクションはフィクションなんで、大げさなダイナミズムが欲しい。 自分はそう思ってしまうので、ちまちました展開は好みに合わなかったといえる。 | ||||
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福井弁がリアルすぎて物語がフィクションとして入ってこない | ||||
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主人公の元妻が司法関係者という設定になっており、その元妻が職務上知りえた情報を主人公に提供することでストーリーが展開してゆく。守秘義務違反は当然違法であり、そこにひとつめの違和感を感じる。 そこまでなら作劇上仕方なかったのかなと思えなくもないが、ふたつめの違和感として、その守秘義務違反をしている人物に「あたしはね、この仕事に就いてから法は犯さないと誓ったの(p.249)」と語らせている描写があり鼻白んだ。 守秘義務違反をさせるのであれば、せめて元妻を、「法曹界に身を置く割には遵法意識の低い人物」として描くなど、整合性をとるやりようはあったのではないだろうか。 そのことが気になり、あまり楽しめなかった。 あと、細かいことではあるが、作中の七海さんに対する「弱冠17歳」という表現は誤用のように思う。作者の方に、弱冠という言葉をググってみていただけたらと思う。 テーマやストーリーの骨組み自体は面白かったので、この作者の別の作品も読んでみようと思う。 | ||||
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サンマの塩焼食べさせたりお風呂入れたりする妻から早くヌコ丸を救出してほしい。私の正義はそっちだ。 ストーリーは引き込まれるけど終盤の失速が残念。 そもそも文章が軽くて情緒がないので、こうしたテーマに向いてないのかも。 「正義の申し子」だとその軽さがよくあっていて良作だったので、文体や登場人物のキャラクターを変えるとよいのかもしれない。 全体的に悪くはないけどよくもない、他人に勧めはしないけど時間の無駄とも思わない、程度。 | ||||
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もう少し躍動感があるかと思ったが期待外れでした。 | ||||
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ミステリとして、おもしろさはまずまずなのですが、主人公のキャラクタが問題だと感じました。 フリージャーナリストが主人公で、探偵役です。 非常に執念深く、ねちっこく、強引に調査を進めます。 ほとんど犯罪者なみのことをしつつ、真相に迫ります。 個人的には、こういう人は嫌いです。 嫌いな分、評価を一つ下げて星3つとしました。 キャラクタが気にならない人であれば、星4つぐらいとして読めるかもしれません。 | ||||
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サスペンス作品です。 個人的には、あらすじの『「この村はおかしい。必死で何かを隠している」。取材に乗り出した律は、目撃者の少女をきっかけに、続々と予想外の事実を知ることに……。』 という箇所から、村の恐ろしい秘密がメインの人の怖さサスペンスと早合点して読みましたが、 人の怖さとは対極の真相で拍子抜けしました(>_<) 描かれる悪も、他のサスペンスやミステリーに比べると、小悪党レベルでガッカリ。 終盤までワクワクさせて読ませる力があっただけに残念でしたが、 村の秘密は怖さではないと知った上で読むと、楽しめるかとは思います。 | ||||
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