■スポンサードリンク


欺す衆生



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
欺す衆生
欺す衆生 (新潮文庫)

欺す衆生の評価: 4.50/5点 レビュー 32件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
<<12
No.7:
(5pt)

なんか経済に詳しくなった気になった

ありきたりな文言ですが、寝る間を惜しんで読みました。
昔から、悪な主人公が好きでこの作品も詐欺師が主人公ということで購入しました。

以下ネタバレあり

元詐欺師という枷を背負いながら、真っ当に生きようとする主人公が再び詐欺師の道に落ちていくのは、最初は心苦しいところがあったのですが、読んでいくうちにもっとやれもっとやれと応援してしまいました。
最後も、もう少し見たかった・・・
まだ続く!みたいな終わり方は先が気になってしまって、スッキリ読了した感覚が味わえないですね。
続編もないような気がします。
話の流れ的に、海外ドラマの「ブレイキングバッド」に少し似ているかなと思いました。

月村さんの作品を読むのは初めてでしたが、文章はすごく読みやすかったです。ただ、登場人物の名前が覚えにくく何回かページを戻ってしまいました。

次は同作者の機龍警察を読んでみたいと思います。
欺す衆生おすすめです、ぜひ読んでみてください〜
欺す衆生 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:欺す衆生 (新潮文庫)より
4101212724
No.6:
(4pt)

時代の流れを感じる

最初は豊田商事事件のノンフィクションに近い小説かと思い読み始めましたが違いました。
作中では横田商事となっているその会社の末端だった元社員が、原野や和牛商法、更には投資ファンド詐欺等で、暴力団すら利用しながらのし上がっていく物語。

欺すことに拘りがあるやや複雑な倫理観を持った家族を愛する男が、人を会社を国を欺き続けた末に、何処に行き着くのかが醍醐味な社会派エンタメ小説。
欺す衆生 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:欺す衆生 (新潮文庫)より
4101212724
No.5:
(5pt)

恐るべき月村了衛

主要人物が前半で退場。因果応報の展開を想像していたが、さらにその上をいく結末。圧倒的ななリーダビリティ。恐るべき月村了衛。
欺す衆生 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:欺す衆生 (新潮文庫)より
4101212724
No.4:
(5pt)

あっぱれ。

欺す対象が弱者ではなく、欲まみれの富豪層。
なので、気分が悪くなることがなく、痛快なのが救い。
コメディタッチでコミカルに、軽快なテンポで描かれていく。
家庭を背負って、凡庸な外回り仕事から一転。
和やかな家庭を夢見て、脅されて始めた欺すビジネスは、よりダイナミックに邁進していく。
あれよあれよという間に、成功を積み重ねていく。
然しながら、仕事一辺倒は、いつもまにか家庭が置き去りになっていく。
アンダーグラウンドでうごめく衆生たち。
利権の奪いあい。
欺しのプロをそれ以上の欺しテクニックで圧倒していく。
欺す衆生 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:欺す衆生 (新潮文庫)より
4101212724
No.3:
(5pt)

人間の業の闇

分厚い本ですが

どんどん引き込まれて直ぐに読破してしまいます。
欺す衆生 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:欺す衆生 (新潮文庫)より
4101212724
No.2:
(4pt)

詐欺師の大河ドラマ

帯に豊田商事と書いてあるのでノンフィクションかと思って手にとったら、横田商事という架空の会社にまつわるフィクションでした

元横田商事の下っ端だった隠岐の視点から描かれる昭和〜平成〜令和の世の中の動き、そして移りゆく時代の中で消えない人の欲望や欺瞞が描かれている

人の欲望も、仕事に闘志を燃やす男性も、どの時代も業種でも変わらないんだなー
欺す衆生 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:欺す衆生 (新潮文庫)より
4101212724
No.1:
(4pt)

結末が淡白

週刊誌連載と結末部分の流れが大きく異なります。何か事情があったのでしょうか?
欺す衆生 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:欺す衆生 (新潮文庫)より
4101212724

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!