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白い城



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【この小説が収録されている参考書籍】
白い城

白い城の評価: 3.86/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ドン・キホーテとの比較

古文書から物語を発見するところや、冒頭にセンバンテスを思わせる人物が出てくるところなどドン・キホーテを意識しているようだ。最後はこの小説自身に言及するというメタ小説になっているのもドン・キホーテの手法と共通する。ただ、ドン・キホーテが「滑稽」なのに対し白い城は「自意識の檻」をテーマにしている。素朴なキリスト教徒を無理矢理自分の悪事を告白させようとする場面は凄まじい。ただ大傑作の「私の名は紅」と比べると2人の主人公の精神状態を追うのに疲れて今ひとつ没頭出来なかったのが残念。
白い城Amazon書評・レビュー:白い城より
4894347180

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