レクイエム



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    初公開日(参考)1996年03月
    分類

    長編小説

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    レクイエム (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

    1999年06月30日 レクイエム (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

    七月は灼熱の昼下がり、幻覚にも似た静寂な光の中、一人の男がリスボンの街を彷徨い歩く。この日、彼は死んだ友人や恋人、若き日の父親と出会い、過ぎ去った日々に舞い戻る。生者と死者の対話、交錯する現実と幻の世界。(「BOOK」データベースより)




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    レクイエムの総合評価:8.73/10点レビュー 11件。Bランク


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    No.11:
    (5pt)

    面白い!

    "ただ、声に出してそう言いたかった。みんな、さよなら。そして、おやすみ。もう一度、そう繰り返した。そして、わたしは頭をうしろに反らせ、月を見上げた"1991年発刊の本書はリスボンを舞台に繰り広げられる正者と死者の対話、交差する世界。良書。

    個人的に『インド夜想曲』が面白かったので、本書も手に取りました。

    さて、そんな本書はイタリアの作家にして、学生時代にリスボンを訪れた際に同国の国民的詩人、詩人フェルナンド・ペソアの作品に触れたことがきっかけで、ポルトガルに愛着を持ち、現在は学者としてもシエナ大学でポルトガル語および文学を教えている著者がポルトガル語で書いた一冊で。『インド夜想曲』と同じく、主人公の『わたし』が生死の別もさだかではない行方不明の友を尋ね、あるときはなりゆきまかせ、あるときには衝動にかられるままにリスボンの町を夏の日の正午から真夜中すぎまで移動しながら、様々な生者と死者との再会、そして表題の『レクイエム』通りに別れを告げていく姿が幻想的に描かれているのですが。

    いやあ!面白い!カフカ的不条理さというか、特にエンタメ的な盛り上がりがなくても、こうした対話の場面が繰り返されるだけでも、ここまで引き込まれるのか!と心地よくポルトガルの地に没入させていただきました。

    また、美術史好きとしては。作中の模写画家の披露するルネサンス期の奇想の画家、ヒエロニムス・ボスの作品が病院の霊的治療の用途を持っていたというエピソードにええ!と驚いたり。

    素晴らしい翻訳の幻想小説として、またポルトガルはリスボンの地、料理に思いを馳せたい方にもオススメ。
    レクイエムAmazon書評・レビュー:レクイエムより
    4560045917
    No.10:
    (5pt)

    ラコステのポロシャツ

    インド夜想曲と似ている幻想的な物語でした。

    訳のせいなのか元々の文体のせいなのかはわかりませんが、
    自分はこのレクイエムのほうがインド夜想曲よりも読みやすく、
    食べ物や建物の描写、それに人びとの会話文もよく、とてもおもしろく感じました。

    うだるような暑さのなか、ポルトガルの首都リスボンを
    汗みずくになってさまよう主人公の姿が目に浮かびます。
    レクイエムAmazon書評・レビュー:レクイエムより
    4560045917
    No.9:
    (5pt)

    うまくレビューがまとまらないが・・

    ・・若き日の父と対面する場面が一番印象に残ったかな。もちろん父親というのはすでに他界しているわけではあるが。主人公の年齢は五十歳前後かと思う。それに対して父は二十歳そこそこ。年下の父親と対話するなんて不思議な光景ではある。まそういう夢のような場面が連続するのがこの物語の特徴。主人公の出会う人たちの一覧が冒頭のページにある。その数23人。ジプシーの婆さんやら墓守やら、実際に現実の世界に生きている人たちもいれば、昔の恋人や恋敵など、すでに亡くなった人たちもいる(若き日の父というのもここに含まれる)。そういった人たちが主人公の意識の中でまったく同じ存在感をもって立ち現れてくる。それがタブッキ的世界の在り方。しかし読者は戸惑う。煙に巻かれるというか、狐につままれるというか、そんな気持ちにさせられる。それが心地よいと感じられればすでにタブッキ的世界の虜となっているのかも。今回この物語を読んで、おれ(五十代)も若き日の父(20歳くらい)に会ってきた。といってもおれの場合はアルバムでの話。それでもおれがまだ生まれる前の父の写真を眺めているといろいろな感情がこみ上げてきた。不覚にも涙が出そうになった。レクイエムとは本来死者のためのミサを言うのだそうだが、ああこの想いこそがまさしくそうなのだと思った(とはいえおれの父はまだ存命だが・・)。
    レクイエムAmazon書評・レビュー:レクイエムより
    4560045917
    No.8:
    (4pt)

    ポルトガルの白昼夢

    現実と向こうの世界との間にある何かを本当に掴むのが上手な人だなあ。ああ、夏に読んでよかった。ポルトガルに行きたい。
    レクイエムAmazon書評・レビュー:レクイエムより
    4560045917
    No.7:
    (3pt)

    さっさと買うのは躊躇しません。

    それは素晴らしい価格のための私の期待、素晴らしい品質と製品の機能を満たしています。私は満足しているアイテムです。私のガールフレンドのために別のものを買った 私はそれが非常に満足見つける 迅速な購入と配信。 十分にうまくいく。 販売と評価は非常に良いされている 一週間ほど使った後、私は優秀と言わなければなりません。
    レクイエム (白水Uブックス―海外小説の誘惑)Amazon書評・レビュー:レクイエム (白水Uブックス―海外小説の誘惑)より
    4560071306



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