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そして誰も死ななかった
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そして誰も死ななかったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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全編通してとにかく『遊星からの物体X』ばりに気色悪かった(本当に吐きそうになる)のと、 生き残った?奴はこれからどうすんだよ感が半端ないのと、 あの民族がどうなったのか、アレは結局何だったのか描き切って欲しかったなというのと、 舌がなくなったら「ラ行」は発音出来ねぇだろとどうしてもツッコミたくなってしまったので トータルで星3ですが、 前半の展開のミステリー具合、 見事にタイトル回収される手際、 主人公がとにかくいけ好かなくてジェイソンがいたら真っ先に殺しそうなタイプであることもちゃんと回収される点(そして読んでいるうちにこの性格の悪い主人公に徐々に親しみを覚えて来る)、 バカミスっぽい中で推理作家たちのキャラが立っていてそれぞれ魅力的である点など とても面白く一気に読めました。 そして表紙の絵。怖くて、ゾッとするほど美しい…… この作者の洗礼を受けた感じですね。 恐ろしく気持ち悪いのに他も読んでみたくなる、不思議な魅力。 でもやっぱり虫嫌いさんは一生、絶対、絶対に読まないでください。必ず後悔しますよ。 | ||||
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読みやすく一気読みだったが、グロが苦手な身としてはところどころ辛い部分があった。 〜以下、ネタバレを含む〜 誰も死ななかったとあるが、あの状態は生きているうちに入るのだろうか? まあ、確かに死んではいないようだが…。 鯨の部分の推理がバカミスでかなり良かった。また、真相の動機は面白いものの、犯行後の犯人の行動にいまいち納得がいかなかった。真相のトリックがあまりに複雑すぎて、謎が解けた爽快感が半減してしまったところも残念。 | ||||
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前半はとてもおもしろいです。少数民族の謎の大量死、死んだはずの女子が1週間後に別の場所で事故死する…。どうやって説明するんだろうと、わくわくしました。まあ、原因を知ると、そんなことがまかり通るなら、なんだってできるわな…との感想ですが。ただ、これは、「被害者が探偵になる」という稀有なシチュエーションをつくり出すためには仕方のない仕掛けなのだと、納得はしました。 後半、『そして誰もいなくなった』ばりの孤島連続殺人が起きます。これがつまらない。5人のミステリ作家が探偵役になるのですが、どいつもこいつも細かいだけで、どうでもいい推理ばかり。せめて彼らの推理に個性を持たせていれば、読み応えもあったのでしょうが。 ポイントとなるのは犯人の動機。ワイダニットですね。動機がわかると、タイトルの意味もわかります。これはあざやかです。この瞬間のためだけに読むのもありかもしれません。 最後の章はかなりのやっつけ仕事です。推理小説を読んだこともないヤツが、なぜこれほど冴えた推理を連発できるのか。キャラがブレすぎ。おまけにそいつはやたらと「違うね」を連発。同じ言葉をこれほど使うなんて、新人賞の応募原稿かよ! 作品の雰囲気は、ヤンマガのヤンキー漫画みたい。下品で粗野。また、グロい描写がとても多いです。ゲロも多い。エロは少ない。 表紙はすばらしいです。画家も装丁師も天才。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 不安で不気味なプロローグから一転,よくある民俗学ミステリかと思ったのもつかの間, すぐにヌルリでベチョリとなり,以降も常識や倫理の通じないクセの強い流れが続きます. 一方,孤島の館での殺人というお約束を踏みつつ,タイトルの回収を含む特殊設定や, 集められた五人の状況を交えながら,それぞれが推理をし,覆されていく様子が面白く, 前半での出来事をはじめ,ふんだんな伏線とその回収によるロジックは読ませてくれます. その反面,強引な解釈もチラホラと見られ,伏線や情報も少し露骨だったように映りました. また,バカミスと思わせられた決着から,全てがひっくり返る真相は悪くはないものの, 設定ありきの説明にかなり割かれてしまった印象で,ダレてしまったのは否めないところ. このほか,発端となるいくつかが,本当に発端で終わったことには物足りなさが残りました. | ||||
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孤島に集められた5人の推理作家が次々に死んでいくのですが…その後の展開からが事件の幕開けという感じで、普通の本格ミステリかと思っていたら、ジャンルが全然違いました。結局はSF?ホラー?だったのか…。二転三転する展開も何度目かになるともう理解するのにも疲れてくるし、なにより全体的にグロテスクで気持ち悪かったです。 | ||||
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