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水車館の殺人
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水車館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全63件 21~40 2/4ページ
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十角館との違いは、読者が推理ができるようにヒントが散りばめられていることですね。 犯人と大まかなトリックは比較的わかりやすいと思いますが、それを論理的に細かいところまで説明しようと思うとかなり難しいです。 なので、じっくりと推理しながら読んだら面白いと思います! 星をひとつ減らした理由は、物語の構成上仕方ないんですが最初から事件の概要がわかっているので、次は誰が殺されるのか、何が起こるのかわからないという緊張感が無かったことです・・・ | ||||
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面白かったけど、謎解きに迄に全てのjijituha表現されていたのでしょうか? 乱読ゆえに読み落としが合ったかもしれませんが。 | ||||
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島田さんの鋭い目線がこのストーリー中盤からどんどんスピード感がでてきて読めました。 前説じゃないけどストーリーにスピードが出るまでがすごく長い。 まあそれも館シリーズではおなじみですが、、、 そうやったんや?感を味わってみてわ! | ||||
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面白かったです。 先も気になってどんどん読めるし。 犯人やトリックを予想して読み、それが当たったときの面白さ。 それが分かりやすいだとかフェアだとか、人による感想はさておき。 理解しがたい事柄がいくつかあっても、面白さが読後に上回ってて満足です。 | ||||
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十角館を読み、更にこの本も読もうと思い購入しました。 十角館よりは個人的には面白いと思いました。 | ||||
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いつの間にか現在と過去が緻密に重っていく構成は見事です。 比較的シンプルな謎解きに好みが分かれるのかもしれませんが、気付けば一気読みしていました。 館シリーズの一作として存在感はあります。 | ||||
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個人的に十角館より楽しめた。その理由の一つとして、水車館の方が十角館よりも建物のスケールが大きく、回廊式であったことにある。平面図の中で人の動きをイメージし、トリックの可能性を探るのは読み応えがあった。1つ希望をいえば、平面図に縮尺が欲しかった。 | ||||
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【ネタバレ】してるかも 先を急ぐあまり深く考えずに文字を追うだけになってしまった。 例えば根岸が塔から落ちた時、落下させる事が出来た人間は・・・? 簡単な消去法でわかるのに、その辺考慮しないで突っ走ってしまいました。 駄目な読者だなぁ、俺。 過去編があるのに、”現在”においても序盤では過去話をほじくってばかりで 現在の話が一向に進展しないなぁ~展開おせぇ~~とやきもきしました。 が、これ再読してみるとなかなか味のある構成と言いますか・・・ 過去と現在で、館の主人が語る時の人称が違うんだなぁ。 その辺ヒントでもあるのに、ほんとに不覚です。 ラストシーンは現実味ありませんが、人によってはインパクト受けるのでは? 私は嫌いじゃないですし、他の様々な点を考慮しても 本作が”失敗作”とは思わ(え)ないです。 3つ程疑問 ・プロローグで犯人分かった方 冒頭の「およそ不可能と見える状況で姿を消した1人の男」、 これが古川のことではないって点も、いきなり看破されているのでしょうか? ・ラストシーン:かのアレを見る彼 灰色は”灰色”と知覚するのでしょうか? 元々の色は?と少し疑問に思ったもので。 ・そもそも最初の・・・ ”親愛なるF・S・P”とは誰のこと?? | ||||
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犯人は誰か?どういったトリックかは、比較的序盤で見えてきますが、人間模様や細部に関しては、読み終えて流石と言えるでしょう。 個人的には十角館の方が衝撃でした。 何を読むか悩まなくて良いように、シリーズ物に手をだしましたが、正解ですね しばらくは館シリーズで楽しめそうです。 | ||||
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「十角館の殺人」を読んでからすぐこの本を買いました。 十角館のような衝撃的なトリックは無かったですが私はこっちの方が論理的に推理出来て面白かったです。 今まで推理小説を読んだことが無かったのと、犯人といくつかのトリックを当てれたことが大きいかと思います。 緻密に考えられていて、伏線も上手い具合に張ってあり伏線回収の時に「おぉ!」と思う程でした。 雰囲気もすごく惹きこまれて良かったです。 他の方も書いていますが確かに最後のオチが良かったです。 | ||||
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犯人は何となくだけど、途中で分かってしまった。 ただ、細かい伏線など見逃してしまっていたところも多いので、 何度も読み返しながらじっくり楽しめる。 過去と現在の出来事が並行して進んで行く構成も面白かった。 特に、幻の遺作の秘密は想像も及びませんでした。 | ||||
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館シリーズ2作目。 1作目よりメルヘンな登場人物が出てきたりと、よりミステリな雰囲気になってきています。 登場する人物の心情や建物の描写がミステリの【謎】の怖さと、暗闇やグロテスクな意味合いでの怖さの両方を引き出すようになっており、前作よりダークな印象を受けました。 内容は現在と過去の描写が同時に進んでいき、最後にクロスするようになっています。 この作品の素晴らしい点は2点。 一つは、最後の探偵のセリフで全ての謎がさっと解ける素晴らしい構成。 説明があるわけでもなく、でも1度目で読んでいる段階では簡単にわかるトリックではない(実際のトリックは簡単なものだが、それがわかりにくいように描写されている。読者をコントロールやミスリードしている点がすごい!)のだが、探偵の一言で全てがハッと分かるように繋げているテクニックは信じれらないぐらいです。明らかに一線を超えた小説家の力量です。複雑なトリックはわざわざ説明を付けていかないと理解しがたい場合もあるが、それでは凡才の作といえるかと。 【一言で理解させる】この優れた点は是非読んで感じていただきたい。 二つめは、現在と過去が同時に進んでいく描写も、トリックを理解させるため(もしくは暗示させるため)作者がわざわざ組んだテクニックであること。面白い小説は読み終わって2日目ぐらいまでは思い返したりすると思うが、その作業をしている中で、この書き方すら作者の複線なのか!と気付きました。 (理解の早いひとはすんなりわかるのでしょうが、、、) 【キーワードを文の体裁で表現する】この点が二つ目の素晴らしい点です。 文句なし5点。読み終わって感動し、2日目にしびれます。 | ||||
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やっぱり十角館に比べると真実を知った時の、あのような衝撃はなかったです。 他の方も言っておられますが、犯人やトリックなどはある一点さえ気付けば面白いほどスイスイと解けてしまいます。 十角館よりもヒントが散らばっているので、余計に見破りやすいとは思います。 ただし。そこはやっぱり綾辻氏。読ませ方が上手い。 中盤くらいから、犯人は誰であるかは解りましたが、それでもグイグイと引き込んでくれる吸引力は衰えず。 やっぱり読んだ後の爽快感は素晴らしかったです。犯人が分かっていても、です。 個人的に、十角館、迷路館の間に水車館を読み、そしてこのレビューを書いているので、どうしてもこの前後作品に比べると…… という意味で1つ星を削りましたが、作品自体はかなり楽しめるものでした。 | ||||
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デビュー作の「十角館の殺人」が衝撃的過ぎて、今作は比較するとあまり驚きはありません。 深窓の令嬢なども出てきて、なんだか古風な雰囲気が漂う作品です。 探偵役の島田潔も、シリーズ物にするつもりではなく前作に登場させたせいもあってか、 今作でもまだキャラが立ってないように感じます。 文体や内容が読みやすく軽い読書感が味わえるので、 良い風に言うと気楽に読めます。 「十角館」「迷路館」「時計館」と館シリーズは飛び飛びで良作があるので、 その間に挟まれた谷の部分の作品ですね。 | ||||
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「水車館〜」はレビュー等では賛否両論がありますが私は好きな方です。 推理小説としてはトリックや犯人に衝撃があるわけでもないのであまり大したことないのかもしれませんが、なんというかあの水車館独特の孤独な雰囲気がいつまでも尾をひくというか…印象深い作品です。 | ||||
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館シリーズに共通する点ですが、現実にはありえないような舞台を背景に物語が構築されるので、道具立てを見ていくと物語の仕掛けが大体予想できてしまいます。 とはいえ、幻想味の強い語りと、おおよその予想はつくものの細部は見破らせない騙りのテクニック、さくさくと進むストーリーに支えられて、十分に楽しめるミステリーになっていると思います。 犯人当ての楽しみを重視される場合は、館シリーズの後続の作品で本作の犯人を示唆しているコメントが出てくるので、順番に読まれたほうが良いと思います。 | ||||
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迫力をもった推理小説だと思いました。 何が”本格”か分かりませんが、引っ張って行ってくれた、という意味で楽しませて頂きました。 しかし、問題は、どうやら、私は”本格”推理小説が好みではないらしいこと。 由理絵さんの気持ちが分かりません。 殺人犯の殺人理由に納得いきません。 そういった心理面での掘り下げが足りないと思ってしまったのが残念です。 | ||||
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仮面をかぶる男… 可憐な乙女… 妙な屋敷… 推理物の基本的基本です。 一年前と今年の同じ日を交互に挿入して 怪しげな、そして恐怖感と謎をふっかける! 半ばで仮面の男の正体が推測できたのがちょっと 残念だけど… 館シリーズ好きです! 次も読みます。 | ||||
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十角館で登場する、建築家:中村青司が、設計した、水車館で事件が起きます。 画家:藤沼一成の残した作品を見に客人たちが水車館にやってきた日に事件が起きます。 その館の主人は、いつも白い仮面をかぶり素顔を出さず、焼却炉からバラバラ死体が出てくるというショッキングな出だし、引っ張られます。 その事件後の現在、事件が起きるまで過去、を交互に繰り返し事件の真相に迫っていきます。 家政婦が墜落死し、バラバラ死体が焼却炉から出てきて、その直後から1人の人物が行方不明になる。 その行方不明になった人物:古川恒仁は、密室と言える状況から姿を消している・・・。 なぜ?どうやって?事件が起きたのかが全くわかない。 読んでいくにつれ、登場人物達の関係がわかるのだけど、動機がわからない。。。 どんなトリックなのかも。 中村青司が設計した水車館ならば、十角館であったような隠し通路のようなものがあるのかと思ったが、それらしきものが出てこない。 館の主人が仮面をかぶっているのは、事故の傷跡を人に見せないためだが、もしや・・・・。 最後まで読んで犯人の動機、事件のトリックなどが明かされたが、手が込みすぎというくらい手が込んでいたように感じました。 | ||||
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綾辻作品「館シリーズ」の2作目を、十角館に続き読んでみました。 この人の文章は推理小説っぽくて本当にワクワクしてしまいます。 しかも、その期待にそぐうだけの仕掛けが施されているところが凄い。 現在と過去が平行して話が進んでいくというまどろっこしい手法が使われていますが 最後まで読むと納得です。再読してみたくなります。 ミステリーの構築美を確かに感じます。 ただ、十角館程の驚きはなかったです。犯人は途中で気付きました。 トリックまでは気付けませんでしたが種を明かしてみると どこかで似たようなものがあったかな、って感じのものでした。 でもこの人の書く「雰囲気」は非常に好きです。 次は迷路館ですわ。 | ||||
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