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水車館の殺人
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水車館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全63件 1~20 1/4ページ
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白い仮面、布手袋の主人のいる館というだけで、どんなストーリーが展開するのか、横溝正史っぽいが期待して読み進みました。館の見取り図のページは、何度も戻って見ました。冒頭にあれば良いのに。しかし、綾辻行人作品、ハマりました。次の作品買いました。 | ||||
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十角館の殺人に続き読ませていただきましたた。 1作目とは若干毛色の違いを感じましたが、あとがきで綾辻先生がどのような意図で書かれたかを教えてくれてスッキリしました。 登場人物は多くない事から早い段階で、犯人像やトリックと思しきものは見えてきますが、今作も謎解きでは、あっと驚く展開があり読了後の爽快感は、「名作とはこういうものなのか」とミステリ初心者ながら感じる事が出来ました。 謎解きでは、少し無理あるのではないかと感じる部分が無いわけでは無いですが、読み手の印象次第かなと感じます。 今作は「絵」がテーマとなりますが、登場人物の価値観や個性が魅力的に感じました。 終局でとある絵が語られるシーンで、一成氏は何を思い考えてあの「絵」を描き上げたのかはわかりませんが、最後の最後にゾクリとする展開は素晴らしいと感じました。 | ||||
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面白かったー!ミステリ小説で犯人とかトリックとか当てられたことないけど、今回部分的に当てられて超嬉しかった!でも、まだまだなので、さらに「まじかー!」ともなり、それがまた良かった。結局、「えー!」となるのがミステリの醍醐味だものね。当てたいけど、当たらないことが楽しい(笑) | ||||
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「マスク」をかぶった登場人物などあやしい雰囲気たっぷりで、横溝作品へのオマージュとも思える本格ミズテリ。謎解きの部分については、ミステリに慣れている人ならある程度読める部分があるのではないか。その意味ではフェアともいえる。加えて、何といってもそのあやしい雰囲気がよい。謎解きの部分だけでなく、読んでいて楽しい作品である。 | ||||
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十角館に続いて、面白かった。 三作目も読みます。 シリーズ制覇まで先は長い | ||||
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これは、なんと言うか、非常に微妙な作品でしたね。〝異形の〟という形容を冠したい、そんなミステリでした。 まず、気に入らなかった点としては、大きく二つあります。 気に入らなかった第一点目。 事件が起きた一年前の【過去】と、事件の真相を探ってゆく【現在】とが交互に置かれているのですが、この二つのパートが似通っているため、同じような描写を二度見ている(見させられている?)みたいに感じられたところ。今読んでいる地点が【過去】なのか【現在】なのか迷うこと、何度かありました。頁をめくる手がなかなか進まない、そんなもどかしさがありました。 気に入らなかった第二点目。 話の半ばから「犯人の正体。もしや、こういうことなんじゃあ‥‥。いや、でも、それだと、さすがにばれてしまうんじゃないか」と思いながら読んでいったのですが‥‥。えーと、ネタバレなしではうまいこと言えないのですが、犯人、よくばれなかったなと。不自然な気がして仕方なかったです。 その一方で、妙味を感じて印象に残ったところも、大きく二つありました。 妙味を感じた第一点目。 【過去】の事件での人間消失のからくりが、意外と気が利いていたところ。犯人の(著者の)その発想は盲点だったんで、「あっ!」となりました。 妙味を感じた第二点目。 あるアイテムの生かし方が、〝マジック〟とも言うべき絶妙さに満ちていたところ。ラスト三頁の仕掛けには、正直、唖然とさせられましたね。本作品の幻想的な風貌が、鮮やかに脳内に立ち上がってきましたから。 あと、綾辻氏の〈館シリーズ〉全般について言えるかもですが、文庫本表紙カバーのイラストが、いい雰囲気出してんなあと。装画の喜国雅彦さんに、拍手。 | ||||
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謎の館『水車館』には、仮面をつけた不気味な主人と美しく物静かな妻、そして敬虔な執事が住んでいる。 有名な画家であった主人の父が残した莫大な遺産と彼の絵画をめぐって物好きな人らが集まる。 そして、その館で殺人が起きる… 30年以上前の作品ですが、まさに王道ミステリー。 登場人物のキャラクター、不可能犯罪、嵐で館から出られないという設定など、古臭いと感じる人もいるかもしれないが、王道を楽しめる。 前作『十角館の殺人』がどんでん返しが凄かったので、期待はずれ感が少しあったが、世界観に夢中になれて読めて楽しめた。 ラストの絵画の秘密が怖かった… | ||||
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面白い | ||||
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大変面白かったと思います。 また館シリーズを読んで楽しみたいです。 | ||||
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綾辻行人の館シリーズはどれも面白く今回の水車館の殺人も期待しています。 じっくり読んでみようと思います。 | ||||
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読みやすい。 | ||||
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いやそれは無理があるだろうと否定した考察と残された謎に対して、見落としていたより大きな伏線により説かれていく状況とその理由は、まるで本文中に散りばめられたピース | ||||
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かつて天知茂主演の「江戸川乱歩・美女シリーズ」が放映されていた時代、道化役は浪越警部(私的には荒井注)がストーリー全体に日常性とコミカルさを添えて、陰惨な事件も娯楽を求める視聴者目線の鑑賞に耐えた稀有なドラマであった…。 本書『水車館の殺人』でも身近で明らかな“道化役”が設定されている。その人物の言動に我々読者は日常を感じ、イレギュラーな事態であっても保守的に自らの主張やルーティーンな行動を通して、凄惨な事件現場を客観視し、読者目線に立った「影の狂言回し」として、読後その人物の存在や言動、発想、人物描写や他の登場人物の評価を読み返すことで「館シリーズ第2作」の本書が俯瞰でき、その人物に感情移入することによって本作品の訴える「芸術作品と過去と殺人の動機」という狂気を帯びて屈折した小説的事実にいささかの精神的救いを読み取れ、読後の後味も“道化役“の存在によって、読者諸氏の小市民としての受け止めで終わっている点が救いといえる。 設定の奇抜さや来訪目的が大時代的であると言えなくもないが、クリスティへのオマージュおよび期待値の高い『十角館の殺人』の後の作品でかることも参酌して、星4つとさせていただく。 「-1点」の理由は、描写が凝っているわりに館の図面が大雑把すぎること、現在と過去との読み比べが煩瑣なことである。 ただし最後に、舞台の水車館が岡山県の山間部にあることなど旅情性も感じ取れる楽しみから、総合「星4つ」とした次第である。 | ||||
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読んでとても面白かった。 | ||||
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王道ミステリー。誰にでも推薦できる。非常に面白かった。 | ||||
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面白く読んだが、水車館の「水車」である必然性が無いのが残念だった。その意味でもやはり「時計館」は素晴らしいと思う。 | ||||
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謎解きをしたい人ならだんだんとわかるような比較的に優しい内容です。謎解きが苦手な私でも犯人の検討がつきましたが、最後までよんでみないとわからない特殊な謎もありました。十角館と比較するから全体的なレビューは低めにかんじますが、単体でみるとそこまで低くなくてもいいんじゃないかな?と思います。 | ||||
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レビューでは前作より衝撃は少ないとか、すぐわかったみたいな意見が多いですが、私は充分驚きました。犯人は大方の予想通りでしたが、それ以外の細かい伏線やトリックにはあまり気づけなかったので悔しいです。もう一回、読み直したくなりました。 | ||||
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久し振りに本格ミステリを読んだと言う感じです。文章も練られていて、プロットとしては、目新しくないが、論理的にはしっかりしていると思います。 | ||||
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これを読んでくれている ” あなた ” へ。 ある山間の地に、古城を思わせる巨大な三連水車が回る館、 「水車館」 が建つ。 そこには仮面をかぶった当主と、美しすぎる幼妻が住んでいた。 一年前の嵐の夜に起きた惨劇。 搭上から墜落した一人の女。 消失した一枚の絵。 密室から姿を消した一人の男。 今年もまた一年前の惨劇が繰り返されるのか? そして、幻想画家、藤沼一成の遺作 「幻影群像」 に隠された衝撃の結末とは・・・・!? 言わずと知れた、” 館シリーズ ” の第2作目。水車館の殺人です。拍手 (^^♪ でね、読後の感想は、凄く、凄く、凄く面白かった。 館と云うモチーフと、” 館シリーズ ” が醸し出す特有の怪しい雰囲気と 本の表紙の絵が大好きで、もっか綾辻ワールドにハマっています。 (笑) 最終章の最後の場面がね、美しくも悲しく切なく、運命に翻弄され抗うことが出来なかった。 衝撃的な結末とそこに漂う神秘的で神々しいまでの 「幻影群像」 の絵画世界・・・・芸術なのです。 私も昔、絵描きでしたので、この不世出の天才画家の 藤沼一成画伯 に強く共感しました。 綾辻氏ご本人も、この場面にたいして、新装改訂版のあとがきで、こんなことを書かれてます。 以下、一部抜粋。 「最終章の最終場面―正直なところ、書いていた本人もこれには驚いた。 構想段階ではまったく思ってもみなかったラストシーンが立ち現われたからである。 執筆途中のどの時点でこのような着地を思いついたか、もはや記憶は定かではないのだが―。 面白いものでしかし、本作における ” これ” がのちのちまで尾を引き、シリーズ第七作の 『暗黒館の殺人』にも多大な影響を及ぼすことになったわけである。 こうして改めて振り返るにつけ、われながらやはり興味深いものを感じる」 ラスト・シーンにおいてその時、執筆中の綾辻氏に天から何か ” 奇跡のような光、力 ” が降って来たきたんでしょうか・・・・!? 綾辻 行人氏は文章の世界の画家で 幻想的な芸術家 です。 本当に、ラスト・シーンはお見事と云うほか表現が見当たらないです、脱帽しました。 感無量でしばらく放心状態が続き、本を読み終わってこんな気持ちになったのは 生まれて初めての経験でした。本って凄いんだ、綾辻行人 って天賦の才があるんだな、と。 この ” ラスト・シーン ” にしばし浸り、余韻を五感で楽しんでから、次作の読書に 入りたいと思います。 お恥ずかしい話しで恐縮なんですが、 つい最近 綾辻行人 を ” 館シリーズ ” で初めて知りました。 (もっと早く出会いたかった恥ずかしいですね) それでですね、手に入れたくて自分を抑えられなくなり、このお盆休みに ” 館シリーズ ” の講談社文庫版の新装改訂版と旧版とを合わせて、 約二十冊をいっぺんにオークションとAmazonで大人買いして揃えてしまいました。(嬉しい) 新旧の ” 館シリーズ ” を本棚に並べて、にやにや大満足しています。(読まんのかいって?) 読みますよもちろん。全部先に揃えてからでないと、落ち着かない性分なんです。 衝撃的なデビュー作の第一作目 十角館の殺人 と今作第二作目の 水車館の殺人 は読みました。 ” 館シリーズ ” は刊行順に読むべしってのが、わりとセオリーだと云われてますので、私もそうしてます。 次は、 迷路館の殺人 です。 (わくわく、ドキドキ感がたまらない) 余談で話が館からそれますが、綾辻氏も子供の頃、少年探偵団シリーズを読んだそうです。 もちろん私も読みふけりました。 これを読んでくれた ” あなた ” に ”館シリーズ ” おすすめです。 | ||||
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