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ぼくは漫画大王
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ぼくは漫画大王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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台湾旅行をするにあたって、機内で読もうと手に取った1冊。中国語で書かれた長編ミステリに対して与えられる「島田荘司推理小説賞」の第3回受賞作品だ。2013年に本作並びに『逆向誘拐』という作品が同時受賞している。 台湾人の作者による、台湾を舞台にした、叙述トリックのミステリである。2人が向き合っている絵かと思ったら、あれれ壺だったの? といったような、そんなだまし絵的な構図を持った小説といえばいいだろうか。日本なら『弁護側の証人』や『葉桜の季節に君を想うということ』などの作例がすぐに浮かぶ。 しかし、そういう仕掛けはあるものの、ミステリとしてのこしらえがいかにも薄いのは残念。ミステリとして鑑賞されるより、ちょっとユニークな風俗小説として消費される方が、作品にとっては幸せなんじゃないかという気もした。珍しい台湾ミステリということで★4つとしたが、実際には★3つぐらいが妥当なところだと思う。 | ||||
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