ぼくは漫画大王
- 密室 (311)
- 島田荘司推理小説賞受賞 (5)
- 本格ミステリ (563)
- 華文ミステリ (7)
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台湾のミステリで、島田荘司賞受賞作だ。 いきなり十二章から始まり、殺人事件が起こる。次からは過去に遡ってストーリーが進むので、叙述トリックを狙っていることは丸わかりだ。無駄な記述が多くて下手くそなので、騙されてあげることもできない。おまけに不自然で無茶だ。世界が転倒するようなショックがあったら、普通は唖然として何もできなくなるだろ。怒りが込みあがるのは、何日も経ってからだと思うが。 日本の海賊版漫画に過剰な思い入れをする描写にはニヤついたけど、思い出エッセイじゃなくて小説なんだから、高評価ポイントにはならない。結局漫画が人生にとってマイナスにしかならなかったという記述もどうかと思う。駄目なのは単にこいつが駄目なのだ。漫画好きでなくても、博打か女か宗教でいずれは人生が破綻していたと思う。他人のせいにするんじゃないよ。 香港の陳浩基が好きなのでついでに読んでみたが、他はあまり大したことないな。 | ||||
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台湾旅行をするにあたって、機内で読もうと手に取った1冊。中国語で書かれた長編ミステリに対して与えられる「島田荘司推理小説賞」の第3回受賞作品だ。2013年に本作並びに『逆向誘拐』という作品が同時受賞している。 台湾人の作者による、台湾を舞台にした、叙述トリックのミステリである。2人が向き合っている絵かと思ったら、あれれ壺だったの? といったような、そんなだまし絵的な構図を持った小説といえばいいだろうか。日本なら『弁護側の証人』や『葉桜の季節に君を想うということ』などの作例がすぐに浮かぶ。 しかし、そういう仕掛けはあるものの、ミステリとしてのこしらえがいかにも薄いのは残念。ミステリとして鑑賞されるより、ちょっとユニークな風俗小説として消費される方が、作品にとっては幸せなんじゃないかという気もした。珍しい台湾ミステリということで★4つとしたが、実際には★3つぐらいが妥当なところだと思う。 | ||||
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台湾のミステリー小説というのが珍しく、島田賞作品という事で期待しすぎました。設定に無理が目立ちます。でも台湾で日本の漫画が愛されているのはうれしいですね。今後に期待ですね。 | ||||
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