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(短編集)
約束の地で
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約束の地での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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捨てたはずの故郷に戻り、父が大金を持っているとの噂に踊らされた男。呆けて我がまま放題の母と猫の世話に煮詰まっていく女。売りつけられたスクーターに乗り、愛犬と骨を掘り出してばらまく少年。好きな女の先輩を安物の車に乗せて旅立ったプー太郎。夫のDVに苦しめられ、死んだチワワの骨を抱え岬に立つ女。北海道の風土に閉ざされた人間の闇をえぐる全5話。 | ||||
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情景描写が繊細というか、 丁寧に描きこまれていているというか。 著者の故郷が物語りの舞台だからかもしれませんが、 その世界観がモノクロで、 それでいて細部まで作りこまれていて、 登場人物の生きる閉塞的でやりきれない世界観が、 読んでいると目の前に広がります。 そして読み進めると、 「もしかしたら救われるのかも」 「誰かが手を差し伸べてくれるんじゃ」 そんな期待を持っている自分がいました。 特に、家庭内暴力に苦しむ女性の話は、 その女性の心理に大変踏み込んで書かれていて、 完全な創作なのか取材されての作品か分りませんが、 ハラハラしながらページをめくりました。 ひきつけられた。 非常に個人的な感想ですが、 著者は人間のマイナス面の感情を、 とても丁寧に描いている印象を持ちました。 その真摯さみなものの影響かもしれませんが、 息苦しいテーマのワリに後読感は悪くなかったです。 隠れた名作と思います。 偏った読書傾向の無い方。 読書ヘビーユーザー(最低週一冊)。 純文学が得意でない方には、一読をオススメします。 個人的には買って良かったと思うので星は4つ。 ただ、万人ウケはしないと思うので、 僭越ながら総合評価は星3つとさせて頂きました。 | ||||
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どんな作品を書くのも作家の自由だと思います。 しかし、ハードボイルドで売ってきた作者が、なぜこのような作品を書いたのか? ダメとは言わないけど、しっくりこない。 話も大して面白くない。 | ||||
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