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アロワナを愛した容疑者 警視庁いきもの係
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アロワナを愛した容疑者 警視庁いきもの係の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 二作目の『 蜂に魅かれた容疑者 』の因縁で,いきもの係に命の危険が迫ったり, 連作形式の三篇の中に,シリーズで初めてとなる,植物が大罪となる篇があるなど, 物語としての幅や,この先への広がりのようなものが感じられる,シリーズの五作目. また,相変わらず,主人公の言動にはイラつきますが,興味を引く知識の数々や, 不自由な日本語とは裏腹に,鋭い洞察力と論理によって導かれる推理には唸らされ, 文字通り,人を人とは思わない,一個師団級とも怖れられる破壊力には今回もあ然…. 一方,『動物篇』の二つは,入り組んだ構造や,定番の逆を着いた流れが面白く, 因縁の相手との攻防にも含みを持たせるなど,新たな動きと,決着が気になります. ただ,『 福家警部シリーズ 』で,その続きが描かれているそうなのですが, 単行本時(19年06月) の情報で,さらに件の物語は 18年10月の文芸誌 に掲載と, 文庫の21年03月では入手も困難,書籍化もまだされておらず,モヤモヤが残ります. このほか,『植物篇』となる最後の篇は,動物篇の二篇に比べると少し雑に感じ, 二篇続いた因縁の相手も登場せずと,どうせなら一冊を通して見てみたかったです. | ||||
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