■スポンサードリンク
(短編集)
あなたは、誰かの大切な人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
あなたは、誰かの大切な人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ほかの3冊と、微妙に重なってる点がある。あいかわらず読みやすい。 人生順風満帆とはいいがたい。挫折しかかってるとき、いままで気づかなかった人の存在に気づかされる。フッと心が楽になる。 はたして自分の人生で、そんな人がいたのだろうか。気づかなかっただけなのだろうか。人生終盤になった私にとって、考えさせられる本だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
★3.2/2022年129冊目/10月10冊目/『あなたは、誰かの大切な人』(講談社文庫/講談社)/原田 マハ/P.224/2017年/580円+税 #読書 #読書2022 #読了 #読了2022 全6編からなる短編小説集。表紙がマークロスコだったので期待して読んだが、ロスコ自体の出番は一瞬だったのが残念。今回は芸術の話はほぼない。全体的に軽妙なトーンで、あまり私の原田氏に期待するトーンでもなかった。中でも『月夜のアボカド』が好みでした。私の最後の晩餐は、家族で食べる水炊きにしたいと考えているからだ。ーー「大好きな人と、食卓で向かい合って、美味しい食事を共にする。笑ってしまうほど単純で、かけがえのない、ささやかなこと。それこそが、本当は、何にも勝る幸福なんだって思わない?」(p77) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
原田マハさんの作品が大好きで、ほぼ全部読んでおります。今回、飛行機の中で読める小説をと思い、手に取りました。 短編が6作品。サクッと読むには持ってこいの作品でした。 タイトルだけ見ると、読者を励ましてくれるような作品なのか…?と思いましたが、そうではありません。優しく、そっと寄り添ってくれるような物語が詰め込んであります。それが心地よかったです。この小説を読んで、誰かを思うのもあり、前に進んでみようかなと考えるのもあり、ただ読んで満足、それだけでもいい。心穏やかに読むことのできる小説です。 ただ、原田マハさんといえば"絵画""美術"とあわせた作品が有名ですが、こちらの小説には求めない方が良いでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
教科書載ってた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三十代後半から五十代までのシングル女性が主役の短編集。 彼女らは、自身のやりたい事を成し遂げた方々だが、老いとか死とかちらついているので、どうにも寂しさがつきまとう。 イケメンの父に苦労されっぱなしの老齢の母の死「最後の伝言」、LAに住む老婦人との交流「月夜のアボガド」、50歳をむかえた女性が振り帰る亡き父のこと「無用の人」、イスタンブール取材旅行での出会い「緑陰のマナ」、年下のビジネスパートナとの再会「皿の上の孤独」、いくつかの作品の旅友お二人(ハグ&ナガラ)がお年を召して再登場「波打ち際のふたり」。 「無用の人」のしっとりした寂寥感が好み。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さらさらと軽めに楽しみました。 いちいち細かく揚げ足取りたい人種から言わせれば「葬儀に沢山焼香に来て貰うには『懇意の人が沢山生きている』」のが絶対条件なんだよな、とか思いながら。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一か月前に他界した父から届いた宅配便。 確かに差出人は父の名だが、住所は知らないところだ。 そして中身は、誕生日の贈り物。 「そうだ、今日はわたしの誕生日。」聡美は父からの贈り物を捜しに その住所を尋ねてみることにした。(無用の人) 家族の確執、老いてゆく両親、周囲だけではない。 自分も変わってゆく アラフィフの心の揺れと未来への希望をつづる掌編6編。 高度成長期からバブル、そしてデフレの時代を突っ走ってきた世代にも やっと落ち着いて自分を振り返る時期がやってきたらしい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!